マイナースケールに関連する質問です。
マイナースケールが3種類ある経緯はよく説明があるので理解出来たのですが、使い分けがよくわかりません。まずⅤ7の時はどれを使えるのですか?全部使えると言う意味ですか?
その他も全部共通して使えるという事ですか?
そうではなくナチュラル上にあるコードならナチュラル、ハーモニック上にあるコードならハーモニック、メロディック上にあるコードならメロディック、ダブってるなら両方。
と、なるとⅤ7ならハーモニックとメロディック(下行はナチュラル)だと思うんですけど。
その考えならⅠm7はナチュラル、ⅠmM7ならハーモニックとメロディック、Ⅱm7(♭5)ならナチュラルとハーモニック、Ⅱm7ならメロディック、Ⅲならナチュラル、ⅢM7(#5)ならメロディックという事でしょうか?
宜しくお願い致します。
A 回答 (4件)
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No.1
- 回答日時:
コードの話をするなら「ハーモニック」に決まっています。
3種類あるのは、単なる「説明のため」です。
「臨時記号が付かないナチュラル」というのがベースで、それに対して実際の曲の中で「臨時記号」が付くことの理論的裏付けをしているのです。
「コード」を付ければ必然的に「臨時記号」が必要になります。
自然な「メロディ」にも「臨時記号」が付きます。付かないことも、上行時と下降時で違うこともあるし。
理論よりも、実際の自然な音楽が先です。理論は、その後追いの理由付け。
ご回答ありがとうございます。
と、言う事は質問の本文の条件(ナチュラル上のコードならナチュラルスケール)等は完全無視して考えて、全てごっちゃ交ぜ(メロディック上のコードにナチュラルスケール)や(ハーモニック上のコードにメロディック)という事でしょうか?
No.2
- 回答日時:
No.1です。
何か、全然理解していないような・・・。「スケール」とは単なる「音の並び」です。それだけです。
そのスケール上の個々の音にどんなハーモニーを付けるかは、スケールとは何の関係もありません。
「スケール」と「コード」を混同してはいけません。
No.3
- 回答日時:
質問と回答が完全に食い違ってしまっています。
ただ、ポピュラーやジャズで行われている「コードスケール」という理論の体系は非常に煩雑で、
趣味でやっている人や独習者にはかなりつまづきの元になっているように感じます。
>ナチュラル上にあるコードならナチュラル、ハーモニック上にあるコードならハーモニック、メロディック上にあるコードならメロディック、ダブってるなら両方。
基本的にはこれでいいですよ。ただ、そのあとに書いてあることがちょっと矛盾しています。
>Ⅴ7ならハーモニックとメロディック(下行はナチュラル)だと思うんですけど。
最初に書いている考えを元に考えるなら、「下行はナチュラル」は該当しないはずです。
Aマイナーで説明しますが、V7にはG#が含まれますよね。
ナチュラル・マイナーのスケール上の第7音は、G#ではなくG♮なので、衝突します。
しかし結果から言うと、下行形に限ってはこのナチュラル・マイナーの使用は可能です。
ただし、これは音楽のスタイルによります。
古典的なクラシック音楽なら、上行はメロディックが多く、下行はハーモニックです。
ナチュラル・マイナーはまず使いません。
しかし、近代的なクラシックからポピュラー、ジャズの範囲なら、
V7が鳴っているときには、ハーモニック、メロディック、下行時のナチュラルはいずれも可能です。
どれを使うかは、曲の雰囲気やスタイル、実際に書かれるメロディーやスケールの音型によるので、
「調性に基づくと」という考え方はおかしいです。
基本的には、ハーモニックに表れるF-G#の増2度は、旋律的に滑らかではないので、
上行ではメロディックが多くなる傾向はあります。
しかし、ハーモニックを使う場合でも、G#から弾き始めて、
Fに達したところで折り返して下行するなら、何ら問題がないことはわかりますよね。
下行時にナチュラルを使うかどうかは、その第7音とV7の第3音の衝突を緊張感として使うかどうかによります。
ジャズではかなりの頻度で使うはずです。
また、下のようなパッセージにするなら、ナチュラルからハーモニックへの移行ということになります。
(E7) E-F-G♮-F-E-D-C-B-A-G# →(Am7) A
>その考えならⅠm7はナチュラル、ⅠmM7ならハーモニックとメロディック、Ⅱm7(♭5)ならナチュラルとハーモニック、Ⅱm7ならメロディック、Ⅲならナチュラル、ⅢM7(#5)ならメロディックという事でしょうか?
ⅢM7(#5)というのは、オーギュメントのことですか? 構成音から言えば、
メロディックだけでなく、ハーモニックも理論的には適合します。
それ以外はあっています。
それから、最初の補足コメントに書いてあることですが、
これはセカンダリー・ドミナントのことですね。
セカンダリー・ドミナントを使う進行は、言い換えれば短い転調なので、
そこで基本的に従うスケールは、セカンダリー・ドミナントの落ち着き先のコードをトニックに持つキーです。
このとき、曲の主調であるCの調性感がどうこうというのはおかしいですよ。
なので、「Ⅲ7→Ⅵm7」の場合と「Ⅵ7→Ⅱm7」の場合とで判断基準を変えるというのもおかしいのです。
「調性に基づく」というのであれば、前者はAマイナー、後者はDマイナーのスケールが基本になるわけで、
その場合、HMP5もミクソ♭6も理論的には可能です。
最初のコメント中の「調性感に基づく」という表現が何を意味しているのかよくわからないのです。
そこで書いている内容と、あとの方のコメントにある、
「調性に基づく考えなら表れたコードが属するスケールがバッチリ合う」というのがかみ合わないのです。
「コードが属するスケール」ということなら、HMP5もミクソ♭6も適合していますが・・・
基礎的なところをもう少し押さえ直したほうがよいかもしれません。
ご回答ありがとうございます。
色々とホッとしました。
セカンダリードミナントについてですが、「Ⅲ7→Ⅵm7」の進行のスケールはHMP5でもミクソ♭6でもミクソでも使えて「Ⅲ7→ⅥmM7」ならミクソ♭6、「Ⅲ7→Ⅵ」ならミクソ、「Ⅲ7→Ⅵm7」ならHMP5が「1番しっくりはまる」という解釈でよろしいでしょうか?
ちなみに「Ⅲ7→Ⅵ」でHMP5、「Ⅲ7→ⅥmM7」でミクソなどを使うと裏切った感という意外性が出るという解釈でよろしいでしょうか?
要するにⅢ7の時に一瞬転調してますよね、そこでミクソを弾くと「さーⅥが来るぞー」ってなってⅥm7が来たら「え?あーなんだ」ってなりますよね、こんな感じの解釈であってますか?
No.4
- 回答日時:
何か根本的に間違った思い込みがあるように思います。
考えすぎなのでしょう。先に理論的に公式化してから音楽を作ろうとしても、うまくいきませんよ。
理論の知識は必要ですが、そこで扱うのは最低限のことで、いわば文法のようなものです。
文法がわかっていても小説が書けないのと同じで、
音楽も、実際の楽曲に数多く触れ、たくさん書いてみることでしか本当の理解には至りません。
大ざっぱに言ってしまえば、コードの構成音をカバーできるスケールなら何でもいいといえます。
どのスケールが多く使われるかは、ポップ、ロック、ジャズなど、ジャンルによっても違うでしょう。
自由度の高いジャズなら、ほかにも使えるスケールはあります。
Ⅲ7に当てるスケールを、そのあとに接続されるコードの種類によって、
HMP5かミクソリディアン♭6に分けようとしているようですが、
なぜそういう考えに到ったのか、根拠がわかりません。
この二つは、一般的な名称で言えば、和声的短音階と上行形の旋律的短音階です。
その違いは、F♮が使われているか、F#が使われているかということです。
しかし、今ここに挙げられているコード進行だと、
Ⅲ7のあとのコードにはF♮やF#を含むものが無いので、
HMP5とミクソリディアン♭6を使い分けようとするその理由がわかりません。
どちらを使うと「調性感がある」か「意外性がある」かということにはなりません。なので、
>「Ⅲ7→ⅥmM7」ならミクソ♭6、「Ⅲ7→Ⅵ」ならミクソ、「Ⅲ7→Ⅵm7」ならHMP5が「1番しっくりはまる」
ということにはなりません。いずれの場合も両方のスケール、もしくはナチュラルも使えるので、
使い分けは、調性感とか意外性とかではなく、
メロディーの流れとしてどれが自然かで判断されます。
Ⅲ7が鳴っている間に、二つ、あるいは三つのスケールを混用したってよいのです。
同じ理由で、下の二つの解釈もあり得ません。
>ちなみに「Ⅲ7→Ⅵ」でHMP5、「Ⅲ7→ⅥmM7」でミクソなどを使うと裏切った感という意外性が出るという解釈でよろしいでしょうか?
>要するにⅢ7の時に一瞬転調してますよね、そこでミクソを弾くと「さーⅥが来るぞー」ってなってⅥm7が来たら「え?あーなんだ」ってなりますよね、こんな感じの解釈であってますか?
もし、Ⅲ7のあとでⅥm7が来て「あーなんだ」と感じるのだとすれば、
それは、Ⅲ7でG#を聞いたあとにⅥm7中のG♮を聞くからで、スケールには関係ないでしょう。
楽譜を作る手間は省きたかったのですが、文章だけでは伝わらなそうなので、いくつか例を作ります。
Ⅲ7→Ⅵm7で書いてありますが、あとのコードがⅥでもⅥmM7でも同じです。
ただし、3段目の例の2小節目は、Ⅵm7かⅥで、ⅥmM7には置き換えられません。
最後の例は少し難しいと思いますが、理論的な根拠の詳述は、今は避けます。
これは経験を積んでもらうしかありません。
ご回答ありがとうございます。
申し訳ありません「Ⅲ7→Ⅵm7」でわなく「Ⅵ7→Ⅱm7」でした…
恐らく間違った解釈だと思うのですが、キーCでお話すると「A7→Dm7」の時ミクソ♭6を弾くと次のコードはDマイナーを予感させミクソを退くとDメジャーを予感させるという解釈をしてしまっているのですが、やはり違うのでしょうか?
そしてそれぞれで逆のコー ドが来た場合意外性が出ると解釈してしまっているのですが…
ちなみに別件で新たにドミナントセブンスコードについての私なりの解釈を質問しようと思ってるので、もし宜しければそちらでご指導頂けませんか?
根本的な間違いを正す事が理解への近道と考えています。
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