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お世話様です。
本日の夜中 BBCプロムスで下記の演奏がありました。
そのコンサートで、ピアノ協奏曲と交響曲の各曲の始まる前に、5分ほどの無伴奏のコーラスがあり、間も置くことなく、下記のピアノ協奏曲3番と交響曲2番が奏されました。
これらの曲の前に合唱が演奏されるのは、初めて聞きました。
それって、何か意味でもあるのですか?お分かりになる方ご教示ください。
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1.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
2.同:交響曲第2番 ホ短調 op.27

アレクサンドル・ガヴリリュク(ピアノ)
ラトビア放送合唱団
トーマス・ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ交響楽団
2017年8月13日 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継

A 回答 (2件)

合唱曲名が書いてなかったので調べてみましたが、


ラトヴィア放送合唱団によるロシア正教歌ということで、
ラフマニノフの音楽のルーツの一つとして重要な要素です。
このコンサートと同じ日の夜、
やはりラフマニノフの合唱曲『晩禱』作品37が、
同じラトヴィア放送合唱団によって上演されていますが、
ラフマニノフはこの合唱曲の作曲に際して、
ロシア正教の聖歌の伝統的唱法などを研究し、
全15曲中10曲は、古くからの聖歌をそのまま使っています。
特にその第1曲目は、ピアノ協奏曲第3番の冒頭のテーマと
やや類似していることが指摘されています。
(作曲者が意識しているか偶然かは明らかではありません。)
テンポが違うので、類似性は少し分かりづらいかもしれませんが、調性も同じ二短調です。
ただし、協奏曲第3番の前に演奏されているのは、この聖歌ではありません。
(類似のものを置いてしまうと、説明としてはわかりやすくても、
コンサート・プログラムとしてはわざとらしくなると思います。)

『晩禱』

ピアノ協奏曲第3番(作曲者自演)
https://www.youtube.com/watch?v=2uqZhnqHMAg

ロシア正教歌の、人を催眠にかけるようなサウンドを前に置くことで、
二つのオーケストラ作品に光を当てる、という意図と、
そのあとに行われた『晩禱』のコンサートとの
一貫した流れでプログラムを組んだ、ということでしょう。

BBCのサイトにも、そうとれる説明が見受けられます。

https://www.bbc.co.uk/events/er9whn

https://www.bbc.co.uk/events/exfmbp
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。また、詳細なるご回答ありがとうございました。そうゆうことだったのですね。氷解しました。

お礼日時:2017/08/19 10:26

BBCシンフォニー・コーラスは、BBC交響楽団に属していて、初日と最終日に演奏するのだそうです。



基本的には、団員はアマチュアで、厳しいテストを受けて入団して活動しているようですが、実力もあり人気もあるそうです。

他の交響楽団とも共演しているとのことですが、BBCプロムスの専任でもあり、地元のロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールでの演奏会でもありで、共演したのではないですか。
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この回答へのお礼

返事遅くなりました。早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/08/19 10:25

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