今どきの声優さんは“声質”のバリエーションが少ない？

Question

先日、甥っ子とDVDでHUNTER×HUNTERを見たのですが、
登場人物 (特にゴンとキルア) の声の質に、
ハッキリとした違いがないなぁと感じてしまいました。
要はみんな似たような声だな……と。特に女性声優さんですね。

私も昔はアニメを良く見ていましたし、
「最近のアニメより昔のアニメのほうがよかったのぅ」と
年寄りじみたことを言いたくは無いのですが、
同じように感じた方はおられますでしょうか？
(歳をとると若い子が聞こえるはずのモスキート音が聞こえなくなるように、
単に私の感性が古くなったのではとも感じてます)

ちなみ最後に熱心に見てたのは少女革命ウテナ(古っ！)ですが、
キャラごとに、もっと声質のバリエーションがあったように思います。

tapa · Accepted Answer

私も似たように感じることが多いですが、それは大雑把に二つの理由があると思います。
私はただのアニメオタクですが、参考になれば。

理由１：大人・中高生向けアニメが増えてきた
昔のアニメは子供向けやギャグアニメが多かったので、とにかくキャラもユニークになり、自然と声もユニークさを求められました。特に子供向けは、ユニークな声質でないと子供がキャラを認識できない恐れがあるので、特にユニークな声質が求められました。するとアニメ業界で有名になるのもユニークな声質の声優さんが当然となります。ところが近年の人気アニメは大人や中高生向け作品です。となれば、例えば大山のぶ代のような超ユニークな声質は求められず、場合によっては洋画の吹き替えのような落ち着いた声質が求められることもあります。また、映画のようなシリアスな作品ではなく、中高生に人気のあるポップなアニメの場合は、アイドル的な人気を博す声優さんがキャスティングされやすいですが、そういう声優さんに求められる声質は、男性ならば「カッコイイ」、女性ならば「カワイイ」が一番です。無理にユニークさを入れれば、その「カッコイイ」「カワイイ」が薄れてしまう危険性があります。すると、仮に声優さんの地声がユニークだったとしても、そのユニークさを消して演技している可能性もあります（実際、そんな人がいたんですよ。ラジオではけっこう特徴的な声を出したりする人が）。なので、自然とユニークな声質の声優さんも減ってきたのでしょう。

理由２：声優という職業が人気になってきた
声優という職業が人気になると、新人声優は苛烈な競争に挑むことになります。しかし競争に挑むにしても、声質は生まれ持ったものなので努力しようもありません。そこで多くの新人声優がどうするかと言えば、演技力を磨く努力をします。まあ当然ですね。ですがしかし、その演技力の磨き方というのは人気声優さんのマネをするか、同じ専門学校で同じ指導を受けることになり、結局はみんな共通になり、みんな同じような演技になるでしょう。すると、ひょっとしたら元々はユニークな声質だったかもしれない声優も、どんどん似たような声質になっていくかもしれません。なので、自然とみんな似たような声質の声優さんに聞こえてくるのでしょう。

CardBoy · Answer

私が映画でも吹き替えが嫌いなのは
声優の声が、いかにも声優でございますという
発音、発声ですね

映画と声が別物だということです

アニメは、声優の声が嫌いで
見たことはありません

ジブリのアニメが素人を使うというのは
理解できますね

声優学校では
今でもこのように発声しなさいと
指導しているのでしょうね

声優の第一人者と言われる人でも
相変わらずアニメ声で喋っています

画期的な声のアニメというのは
ないものでしょうか

AVENGER · Answer

＞同じように感じた方はおられますでしょうか？

(｡･ω･)ﾉﾞ　今の若い声優には個性がない！

今どきの声優さんは“声質”のバリエーションが少ない？

私も似たように感じることが多いですが、それは大雑把に二つの理由があると思います。

私が映画でも吹き替えが嫌いなのは

＞同じように感じた方はおられますでしょうか？

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