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シライトイソギンチャクを大きく育成するにはまずどうしたらよろしいでしょうか??

A 回答 (1件)

海水魚やサンゴ等の無脊椎動物の輸入や卸業をしていたことがあります。



先ずは大きく育成させる前に、死なない個体を入手することが重要です。

シライトイソギンチャクは本来非常に丈夫なイソギンチャクですが、ネット等で検索をすると弱くてデリケートな無脊椎動物として説明されているものが多く見受けられます。

これには理由があって、そもそも浅い海底の岩に付いているイソギンチャクは岩に固着していますので、人の手ではちょっとやそっとでは容易に剥がすことが不可能です。

そのためにどうやって引き剥がすかと言うと、イソギンチャクの根元に水を入れた注射器を使って「真水注射」を行います。

これによる浸透圧の急激な変化で弱った状態にしてから岩から剥がして採取をしているので、そのショックで数日から数ヶ月後にその多くが死んでしまうのです。

また、マニラ便やセブ便、ジャカルタ便、スリランカ便などの東南アジアから輸入される個体の殆どは採取をする際にこの方法がとられています。

ですので、死なない丈夫な個体を入手するには値段は高くなりますが、沖縄便などの国産の物を購入した方が無難です。

エサについてはあげなくても光合成だけで大丈夫という情報もネット上に見られますが、触手や口がありますので本来であればエサも与えた方が良いです。

エサの種類については個人的にお薦めなのは生の「サバ(鯖)」を捌いて2cm角くらいに切って、冷凍保存しておく方法で1日おきくらいに与えます。

それが面倒であれば、スーパーなどで売っている食用のむき身になっている冷凍のアサリなどでも大丈夫です。

また、吐き出してしまう場合はエサが多すぎることが主な原因ですので、回数を減らす(週に1~2回程度にする)と良いです。
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