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現在、大学2年で化学を専攻しているものです。
研究室の就職先でふと疑問に思ったのですが、量子化学ってどんな就職先があるんでしょう?(修士、博士卒を前提として。)

有機化学は化粧品、繊維などの開発、研究。
生化学は化粧品、医療品などの開発、研究。
とかイメージしやすいんですけど、無機化学や量子化学とかの研究室の就職先ってどんなのがあるんですか?イメージしにくくて^^;
ぜひ、教えてください!

また、大学を修士で卒業して、一般企業の開発、研究に携わる(就職する)のって難いことですか?(大学のレベルにもよりけりとは、思いますが。)
地方国立(一期)大学程度で可能でしょうか?

A 回答 (5件)

現在の状況では「創薬」関連は量子力学関連(分子運動を含む)は非常に活発ですが、keita1221様が学位をお取りになる頃にどうなっているかは良く分かりません。


基礎知識として「絶対必要」な事は確かなのですが、あまりよく知らなくても巨大分子をうまく計算してくれる、ハード(計算機自体)やそれに特化したソフトの発達が非常に速く、またそれは「お金になるから」です。
#2のお答えにもありますが、現在の「米国式学位」というものは「自分一人で研究を企画立案できる能力」つまり「免許証」でしかないので。
「何処へ走っていくか」は個人の才覚です。また、院在学中に新発見、新発想から「学生起業」への道もありますし、特にお薦めしたいのは、米国などの大学で「雰囲気を知る」事です。
最近は国内でもポスドクの口が沢山ありますが、米国などで「専門そのもの」ではなく「専門家に助けて欲しい」様な条件で教室を探し、キツイけどしっかり仕事をし、人脈も作ってくると、何かと便利です。
そのためには院時代「自分の担当教授」だけでなく、討論会などで知り合う「若手のやり手の先生」との交流も作っておいた方が良いです。
やることは沢山ありますが、初めは「基礎をしっかり、大きな変化が起きても取り込めるだけの柔軟な理解」が必要でしょう。
院に入れば先端部分が次第に見えてきますから、そこを目指して「悪戦苦闘」して下さい。
「悪戦苦闘」した人ほど良い仕事が出来ます。
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論より証拠と言うことで、某大学の卒業者名簿を開いてみますと、量子力学関係はアカデミックポジションが際だって多いですね。


それ以外では、コンピューター(ソフト?)関係、大手企業の研究所(研究内容は不明)・・・
いわゆる化学会社は見あたりませんね。
大学によるでしょうし、量子化学と言っても、研究内容にもよるでしょうから、他大学では全く違うと言うこともあるかもしれません。

一方で無機、物理化学系は化学会社が多いですね。有機化学とかとあまり変わりませんね。化学会社では無機化合物も作りますもんね。物性とかを研究することもあるでしょうしね。

・・・参考になりますかね?
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帝大で博士をとり、現在は某電機メーカーで基礎研究に携わっています。



> 量子化学ってどんな就職先があるんでしょう?

量子化学だけに限らず、有機化学、生化学、無機化学、物理化学、これらはすべて「ツール」だと思ってください。企業で開発や研究がしたいのなら、あらゆるツールが使いこなせなければNGです。

もし量子化学が分からなければ、量子化学的な議論には全く参加できない、量子化学的な発想を持つことができない、ということになります。視野の狭い研究員になってしまいます。これは絶対的に不利です。

同様にして、将来的にモノづくりがしたいのならば、固体物理や物性物理の勉強も怠ってはなりません。数式アレルギーも不可です。そういう総合力が、研究員には求められます。

企業での研究テーマは、時代とともにどんどん変化します。もし一つの専門性しかなければ、テーマ変更とともに切られてしまいます。その様な変革から自分の身を守るのも、上記に挙げたような総合力です。


> 大学を修士で卒業して、一般企業の開発、研究に携わる(就職する)のって難いことですか?

うちの会社の基礎研究部門は、約半分が博士卒、残りが修士卒です。このような現状を見る限り、決して難しいこととは思いません。

ただ、厳しい選別があるのも確かです。「研究職という職に憧れるから」などという理由で志望しても、研究職には就けないでしょう。もっと強いモチベーション、夢をアピールすることが大事だと思います。
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化学の関係する企業の研究開発で周辺を見回しても大学や大学院での専攻を続けている者は見当たりませんでした。

基礎研究が大学と同じように期限なしに続けれるようなハッピーな企業を探すのは容易ならないでしょう!狭い分野にこだわり、固執する人は厄介者にもなりかねません。大事なのは専攻した研究を通じて広い基礎知識を高め、先端部分で競うことによって問題を見つけ、新しい解決する手法や能力をつけることです。何を専攻したかなど一つの窓口であって大したことではありません。
化学だけで通用し続けないし、対象によっては機械、電気、品質や信頼性などの工学や医学・・・だって必要になるでしょう。心配なら教授に直接先輩の就職先を尋ねるのが早道です。

どうしても専攻を続けたいなら研究室に残るか、同じ研究している公立の研究機関以外にはないでしょう。それとて独立行政法人化の進む状況では保障にはならないかも知れません。
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他にも、



電気化学:電気系メーカー (特に燃料電池など)
無機化学:機械系メーカー、セラミック関係 (窯業)

などがあります。量子化学をあまりやっているところはないと思いますが、専門を生かすことにこだわらなければ求人はあると思います。
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