No.5ベストアンサー
- 回答日時:
その工務店が勉強家であり、熱心であれば初めてでも問題はないでしょう。
物自体と施工方法、必要部材調達などはIAUの指導の下で行われますので免震機構についてはOKです。
あと事前に講習会なども行われて勉強させられます。
ただ現実に作り始めると...結構問題も出てきます。
IAUのタイプは地震時に上物が動き、それが50cmはずれたりするので、ガス・上下水道の配管取り回しをどうするのかとか、バスをどうしようとか、玄関ポーチとの接続をどうしようかとか、色々問題を抱えるわけです。
あとプロパンとかエコキュート・電気温水器、エアコン室外機なども、地震で動作したときに、家がそれらをなぎ倒すということになるので、動くほうの本体側の鉄骨土台にプラットフォームを設けてその上に乗せるなど、結構面倒です。
もちろん隣地との境界があまり取れない場合には採用自体が困難ですし。
某工務店が初挑戦して、戸建住宅に導入した現物を見たことがありますが、、、、そこまでするか?というのが正直な感想です。
IAUの基準で作る基礎コンクリートがこれまたすごくて、それだけの基礎を作るのであればなにもその上免震にしなくても...というのが正直な感想です。
まあIAU免震の目的は家を守るためではなく、家の中の家財道具の倒壊を防ぐためなんでしょうけど。
回答ありがとうございます。家につながっている全ての設備と配管について考えなくてはいけないとは、かなり面倒そうですね。でも、基礎コンクリートがすごいというのは、うれしい情報だと思います。親戚が喜びそうです。
No.6
- 回答日時:
既にご存じのことかもしれませんが、戸建て免震住宅の施工実績、工法の種類等について書かせていただきます。
戸建て免震住宅を建てようとする場合には~
1.免震住宅を商品として持っているハウスメーカーに依頼する。
2.免震装置・工法メーカー等から装置供給・工法指導を受けたビルダー・工務店等に依頼する。
という方法があります。
また、細かく言えば、2.のうちでも、ビルダー・工務店等がFC的枠組みへの加盟が必要なものと必要でないものという施工体制があります。IAUさんは加盟要の体制です(オイレス工業さんなどが加盟不要)。
戸建て免震住宅の施工実績については、圧倒的、ダントツに一条工務店さんが多く、現在1500棟は超えています。次はオイレス工業さんの装置を採用しているグループで2桁中頃、次がIAUさんで2桁前半でしょう。
戸建て免震は、大きく二つの装置システム派に分かれています。転がり支承派とすべり支承派です。
転がりには、IAUさん、テクノウェーブさんなど、すべりにはブリヂストンさん、オイレス工業さんなどがあります(一条さんはブリヂストンの装置を採用しています)。
2派それぞれに”理屈”があり、相手への優位を主張します。
とりとめもなく書きましたが、一般の工務店さんでもFC的組織に属したり、メーカーから装置供給・施工指導等を受けながら、ちゃんと過程を踏めば、免震住宅の建設は十分可能です。
IAUさん以外のすべり派のお話を聞くのも良いと思います(免震住宅そのものへの理解が深まるという意味で)。
私個人的には、経験の浅い工務店さんには、施工性の良いオイレス工業さんの装置・工法が取り組みやすいと思いますが・・・
(私は、一条、オイレスと利益関係にはありません・・念のため・・ご参考まで、長文乱文失礼しました。)
回答ありがとうございます。検討中の工務店はIAUに加盟しており、社員の中で研修を受けた人がいるようです。IAUの実際の免震住宅の施工数はずいぶん少ないようですね。オイレス工業さんはよく知りませんでした。これから調べてみようと思います。
No.4
- 回答日時:
恐らく、構造設計と施工監理はIAUが行なうと思いますので、それほど心配することは無いと思います。
要するにIAUが直接現場指導を行ないますので、施工業者のノウハウの有る無しの差は出ないはずです。心配することは無いと思いますが念のため、契約前にチェックしておくべきと思われる項目を挙げておきます
まず、IAU型免震装置は、免震装置と工法(施工方法)の大臣認定を取得しているはずですので、その認定書+評定資料に示されている工事方法・施工管理方法がきっちっと行なわれるかどうかを事前に確認しておくことが肝要です。
具体的には、工事監理項目(躯体の精度、鉄筋かぶり厚、コンクリート強度、免震装置の性能検査などなど)は評定資料と合致しているかどうか、項目の抜けはないか。これら監理項目を誰がいつどのような書類でチェックするのか、などです。
評定資料に定められているとおりの施工と監理が行なわれれば、計算上の性能を発揮することが出来る免震建物だということが保証されます。
また、建物が竣工した後に免震装置を定期的に点検する必要がありますが、その点検を誰がやるのか、その費用は?、なども確認しておくべきです。
さらに付け加えれば、設計クライテリア(計算上目標としている耐震性能)についても確認しておくべきです。具体的には、「稀に発生する地震」ではどの程度の変形がでるのか、「極めて稀に発生する地震」ではどの程度変形して、建物にどのくらいの損傷がでるのか、どのくらいの加速度が出てタンスなどは倒れるか倒れないか、などです。まぁ免震建物なら無被害だと思いますが。
「稀に発生する地震」「極めて稀に発生する地震」は法律用語ですのでそのままIAU担当者に伝えれば通じると思います。
回答ありがとうございます。大丈夫そうなのでほっとしました。工事方法・施工管理方法についてしっかり確認するよう、親戚に伝えようと思います。
No.3
- 回答日時:
■もちろんIAU型免震装置を設置できる「敷地条件」や「地盤条件」をクリアしていますよね。
■液状化現象はもちろんのこと、不同沈下の可能性のある地域は免震構造が役に立ちませんし、耐震構造より被害を大きくします。また、免震を行うために家本体が数メートル(例えば2.5m)の横すべりを生じますので、隣家などの構造物との間をその分あけなくてはなりません。隣家の壁からではなく、敷地境界からあけないと許可が下りません。家が横滑りして隣の家に当たってしまえば当然損害賠償責任は免震側にあります。
■実際には都市部の住宅地でそんなに隣家とに距離をあけて建てることはまず無理ですので免震住宅の需要は極めて少ないのです。
回答ありがとうございました。確かに都市部では無理な話ですね。親戚の敷地はずいぶん広いので、その点は問題ないと思います。地盤については、調査しないとはっきりとはわからないので、ハウスメーカーでは50万円、工務店では30万円で調査してもらうことになるそうです。調査結果がダメなら、免震はあきらめるそうです。
No.2
- 回答日時:
IAUシステムのサイトでは採用実績社数NO1とありますが、実際の施工実績(戸建住宅)での実績は少ないとされています。
(競合メーカー発表資料より。参考URL参照)この資料によればセ○スイ、ダ○ワ、等の大手でも年1棟あるかないかの状態です
参考になれば幸いです
参考URL:http://www.ichijo.co.jp/menshin/outline/index.html
回答ありがとうございます。参考URL見てみました。もっとハウスメーカーでの施工数が多いと思っていたので、意外でした。早速、親戚におしえたいと思います。
No.1
- 回答日時:
IAUシステムをはじめとする住宅用免震はあまり詳しくないのです見当違いかもしれませんが、ビルの免震についてはある程度知識があるので、参考までに
免震は特殊な建築物であるため、施工もそれなりの注意が必要です。
IAU免震はホームページを見た範囲では、実績のある物と思われますので(あくまでホームページの内容から判断ですので自信なし)、IAUのメーカー自体の技術力はあるという前提であくまで施工会社の技術力という観点から話をします(メーカーが技術力がないと、施工会社に指導できませんので)。
IAU自体はあまり詳しくないのですが、滑り型免震装置であることから、装置の性能を発揮するためには水平性を確保する必要があると思います。その精度がどれくらい必要で、施工会社がどれほどの基礎の製作に対して施工精度を確保できるかがキーポイントになると思います。
また、免震装置は地震があると施工中にも働くことがあります。そのため、足場などにぶつかる危険性もあります。
逆に施工中は装置が働かないように固定しておくと、免震効果が出ないため、上屋に普通の建物同様の地震力が働き損傷する可能性もあります。
以上のように施工中に発生する地震に対しての検討が必要だと思います。
このように、私の経験上では免震建物を施工する際に一般の建物よりも注意しなくてはならない点がありますので、免震の施工は簡単とはいえないと思います。
ただし、実績がないからといって技術力がないということではなく、逆に初めての物に対しては手慣れた物よりも慎重に施工してくれることもあります。
以上のように、施工会社は慎重に選ぶ必要がありますし、免震装置メーカーや設計者がどれほど施工指導や監理をしてくれるかというのも重要な点だと思います。
選択する前には見積もり・工期の他、施工計画や施工中の点検項目などのチェックシートなどもきちんと作成・提出するような業者を選ぶとよいのではないかと思います。
参考URL:http://www.iau.jp/m_index.htm
回答ありがとうございます。免震装置自体の設置に関しては、IAUの方でしてくれるそうなので、大丈夫だと考えているようです。「初めての物に対しては手慣れた物よりも慎重に施工してくれることもある」というのは、うれしいご意見でした。確かにそうかもしれません。工務店にとっても、いい宣伝になるでしょうし、手は抜かないような気がします。しかし、念のため、慎重に工務店を選ぶように伝えたいと思います。
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