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ある文法書で、
Look at the swimming boy.
という表現は誤りである、と書いてありました。
その理由は、
「現在分詞+名詞」という形は,その名詞を細分化してそのタイプを述べる役目するためで、
例えば、a flying fish なら「今、飛んでいる最中の魚」ではなく「飛ぶタイプの魚」=「飛び魚」になる、からだそうです。
だから、これをthe swimming boy に当てはめると,「水泳するタイプの少年」とか「水泳少年」という意味(不明)の表現になり、「泳いでいる少年」とは訳せないそうです。

一方で、とある文法書にrunning dogという表現が載っており、「走っている犬」という訳で使われていました。

それぞれの文法書でまったく別のことを言っているので混乱しております。

どちらが正しいのか、わかる方よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

書き込みが続いてしまい、失礼します。



単に文法の説明をする場合の例文と、実際の生きた会話の差のようなものを感じます。

>Look at the swimming boy.
という表現は、必ずしも間違いというわけではなく、
例えば、目の前に泳いでいる少年がいるときに
このフレーズを使えば、それは文法的にも成立するというふうに捉えてよろしいでしょうか?
逆に手紙や小説などの文章では、
このフレーズを使うと誤解が生じるから、
「あの泳いでいる少年を見てみな」
といいたいときは、
Look at the boy who is swimming.
といったほうが良いということでよろしいしょうか?

については、「目の前にいる」のならば、
Look at the boy. が一番自然であるように思います。
小説でも、なんでも、「目の前にいる」と言う前提なら、Look at the boy. で行くはずです。

前置にしろ、後置にしろ、修飾語がつくのは、その名詞だけでは限定が不十分で、他のものとの区別がつかないからです。その意味で、目の前にそういう状況があるのなら、わざわざ、区別のために「泳いでいる」という限定詞をつける必要はないと思います。もし、目の前のプールに「浮いている少年」、「立っている少年」などがいて、その中で、「泳いでいる少年」をさすならば、Look at the swimming boy. は、自然な表現でしょう。

日本語でも同じで、単に「泳いでいる少年」と言う表現は原則しないわけです。「泳ぐ」という動作は多くの場合、その場所、プールとか海とかとともにイメージされるので、a boy swimming there のような表現が自然です。

それに対し、「笑う」、「泣く」のような場合は、場所と結びつきが弱いので、単に a smiling/crying baby のように前置が普通のはずです。

これは、過去分詞でも同じだと思います。
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この回答へのお礼

度重なるご返答ありがとうございました。

自分の中でも整理してみましたが、
やはり結局は使い方の問題なのかなぁと思いました。

Look at the swimming boy.
で(この表現が必要かどうかは別として)言いたいことが通じるならば、そういう使われ方もあるでしょうし、
誤解を招く恐れがあるのであれば使われないのでしょう。
ただ、それを一まとめにして「この表現は誤りである」とくくってしまうのはどうかとも思います。
もちろん厳密に言ったら誤りなのかもしれませんが、
言葉とは生きているもので、表現というのは自由で日々進化しているわけですから。
私たちが使っている日本語でも、厳密に言えば私用しない表現も、使い方によっては生きた表現になりえるものもあると思います。


こういった内容は実際の教育現場では教えられないんですよね。
実際私は中高の英語の授業で習った記憶はないですし、
こういった余計な知識を教えるよりも、
受験に必要な表現を教えたほうがより効率的という考えもわからないでもないです。

ただ、そういう事情があっても、やはり言葉というものの本質を教える意味では
私自身はこういった内容こそ教えていければいいなと思います。

お礼日時:2006/01/16 17:07

えとぉ、専門家の方の意見が続く中、書き込んで良いものかと一瞬小さくなりつつお礼文を頂いてもいましたし、「みんなで意見を出し合って解決のお手伝いをしましょう」というのがサイトの趣旨だと思いますのでまた書き込むわけですが…。



やっぱり現在分詞の前置修飾が「~している○○」というような一時的状態じゃなくて、目的・用途やタイプの指定だからと決めつけてる解説は言い過ぎだと思います。
それは、あとに来る名詞との間での"常識的な関係"から我々は判断しているのではないでしょうか?
a flying fishが「飛ぶタイプの魚=トビウオ」だと理解するのはそれは一般的に、「魚とは水中にいて空中を飛ぶモノじゃない」という概念があるからこそ、にもかかわらず"flying"と指定してきているからこそ、「あぁ、そう言う特殊なタイプ(習性とも言えるでしょうか)の魚なんだぁ」と一時的な行為・状態じゃなく属性を述べてるんだと理解しているだけなんだと思います。

swimming poolと言えば常識的に誰だって普通は水泳用のプールをイメージしますよねぇ?
poolがswimしているとは思わないはずです。
名詞との関係性を無意識に、そして即座に理解します。
確かにboyと言われれば世の中には色んなboyがいますが、swimmingとboyの間には"属性"だという解釈はおきにくいと思いますので、他に語句を伴わず1単語で修飾するのなら前置しても構わないと僕は思います。

それより僕は、もしかしたら動詞がlookだからじゃないのかなぁ?、という気がしてなりません。
ご存じの通り、lookはlook me in the eyeのように他動詞としても使いますが、atなどの前置詞を伴って自動詞として使われることが多いと思います。
しかしながら、look atに関してはこれで1つの他動詞のようにして受身形さえも認められていますよねぇ。
つまり何が言いたいかというと他の知覚動詞と同じようにlook at + O + doing(時にdo)として「Oが…するのを見る」いう表現ができるということです。

因みにLook at the boy who is swimming. は文法的には間違っていませんが個人的にはあまり言ったり聞いたりしないです。(単に、めんどくさいだけだからかもしれませんがw)
分詞を前置して紛らわしく感じるくらいなら、このようにして"属性"じゃなくOの動作だと明示できるならその方が良いということを暗に言いたかったのかなぁ、というのは深読みなのでしょうか?

船に乗って海釣りに行ってた時にトビウオが飛んでいるのを見たとします。
でも、それが初めてでトビウオという英語も知らなかったら「あの飛んでる魚、見て!」という意味で、Look at the flying fish! とだって言うかも知れません。
でも単に、「トビウオを見て!」とも理解されそうなので知覚動詞の構文で言った方が誤解がない、ということなのかと思ったのですが…。

同様なことでは、swimming capと言えば普通は水泳用の帽子だと理解されるでしょう。
しかし、swimと言う動詞には泳ぐから発展して「(泳ぐように)滑らかに動く」とか「(水などに)浸かる、漂う」と言う意味があります。
用途・属性じゃなくて動作・状態として、例えば風にさらわれて水面に漂っている帽子を見て「あの漂っている帽子を見て!」と言いたい時には前置しない方が意味がハッキリして良いのでそのような記述になっていたのかなぁ、なんて思いましたがいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

>えとぉ、専門家の方の意見が続く中、書き込んで良いものかと一瞬小さくなりつつ

とんでもございません。
あっているあっていないにかかわらず、皆さんの意見を広く聞いた方が、
より違った視点で問題を捉えられると思います。
むしろデジタル的に割り切れない内容の問題のほうが多いと思いますので、
どんどん意見はいただければと思います(誹謗、中傷は嫌ですが…)

taked4700様の返答で書いたように、やはり使い方なのかなと思います。

もちろんそれはkerozirusi様のおっしゃるとおり、
大前提として誰もがわかる状況ならばということがあります。

誰もがわかる状況ならば、
前置でも後置でもいいんだと思います。

言葉とは生きた表現であり、その使われ方によっては
普段使われない表現も使われ、
「一くくりにこの表現は間違い」としてしまうのは
ちょっと言いすぎですよね。

文法を教えるという意味では、一くくりにしてしまったほうが都合がいいといえばそれまでですが。



今回皆様の意見を聞いて、
納得しづらいことが解決できました。
もう少し意見は募集しますが、
しばらくしたら締め切らせていただきます。

皆様ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/16 17:17

教えていただいたURL読ませていただきました。



実際に使われる生きた言語としては

○ Look at the boy swimming over there.
○ Look at that boy, swimming (over there).

が自然であり、Look at the swimming boy. は不自然ですよね。

ただ、やはり「一般に,「現在分詞+名詞」という形は,その名詞を細分化してそのタイプを述べる役目をします。」と言うのは言いすぎでしょう。

前置、後置の両方の修飾方法がヨーロッパの言語では一般的に認められているようです。自分自身はフランス語をまったく知らないのですが、フランス語では、主観的な形容詞は前置とされるようです。

英語では、主観的という分類ではなく、単に、見て分かるかと言う分類だと思います。たとえば、路上で男女が踊っているとします。
その場面を見ていて、つまり、路上に居合わせて、Look at that/the dancing girl. は、問題なく自然な表現だと感じます。この点については、他の回答者の方の感覚をうかがいたいと思います。

googleで引いても、

"crying baby" の検索結果 約 385,000 件
"baby crying " の検索結果 約 258,000 件
のような結果が出ます。

前置修飾と言うのは、原則、a book のa と同じで、究極的には、そのものずばりを表すときに前置になるのではと思います。
後置は、主語+述語形式と同じで、ものを定義しているわけなので、お互いの間に了解がない場合、または、お互いの間で確認の作業が必要だと言う場合に使われるのではないでしょうか。

たとえば、「ギターを弾いているXXX」と言う場合は、

"guitar playing boy" の検索結果 約 417 件
のように、ある程度確立した表現と言うことで、前置が認められています。

>厳密にダメというわけではないのですね。
そういった傾向があるが、使い方によっては使われる場合もあるという感じでしょうか?

よって、どちらかと言うと、普通に使う表現であり、視覚的に見て、一目で分かるのなら、前置が自然と自分は感じます。
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初めの方の文法書は拡大解釈のし過ぎでしょう。

次のような文を考えてみます。
Look at that dancing girl.
The used car was my father's.
これらは「踊子」「中古車」と解せるのです。「踊っている少女」「使った車」としたいのなら分詞を名詞の後ろに回します。たとえ分詞が一語であってもです。このように分詞が(ingの場合は動名詞かも知れません)がもはや形容詞として動詞だけではないプラスアルファの意味(職業としての踊り、使ったあと別の所有者のものになったなど)をもつ場合は最初の文法書の言う通りですがそれが全ての動詞に言えるわけではありません。
二つ目の文法書はあまりに学校文法的です。学校では「分詞が1語なら前置、副詞などを伴う場合は後置」ときちんと分けた方が都合がいいのです。上で述べたようなことは考えないのです。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。

>二つ目の文法書はあまりに学校文法的です。
>学校では「分詞が1語なら前置、副詞などを伴う場合は後置」
>ときちんと分けた方が都合がいいのです。
>上で述べたようなことは考えないのです。

まさにそのとおりです!
その文法書では

「単体で形容詞になっている場合は名詞の前、
2語以上で一つの形容詞の固まりを作っている場合は
まとめて名詞の後ろに置かれる。」
と書かれていました。
つまり、
・running dog(走っている犬/1語の場合)
・dog running down the street(通りを走っている犬/2語以上)
という感じです。
文法問題の解説の部分に書かれていたので
スペースがなくてこう書かざるを得なかったのかな?と勝手に思ってしまいました。


ちなみにですが、この問題は現在分詞だけでなく、
過去分詞も同じことが言えますよね?

お礼日時:2006/01/15 01:38

>ある文法書で、


Look at the swimming boy.
という表現は誤りである、と書いてありました。

それは明確な誤りと言うか、言いすぎでしょう。

>その理由は、
「現在分詞+名詞」という形は,その名詞を細分化してそのタイプを述べる役目するためで、
例えば、a flying fish なら「今、飛んでいる最中の魚」ではなく「飛ぶタイプの魚」=「飛び魚」になる、からだそうです。

これも、ある意味誤解です。その文法書の著者が、前置修飾は、後置修飾と違い、時制表現が出来ないため、どちらかと言うと、永久的な属性について述べると言う規則がある、と言うことをあまりに機械的に適用して書いているのだと思います。

たとえば、google で検索すると、
"look at the smiling " の検索結果 約 939 件
となります。

"look at the smiling boy" の検索結果 約 24 件
"look at the smiling girl" の検索結果 約 12 件

後置修飾は、たとえば関係代名詞を使えば、
the boy who is/was smiling のように、時制が表現できるので、はっきりと永久的な属性でなく、一時的な属性であると表現できるわけです。
しかし、反面、一目見てすぐに分かることは前置修飾で示すほうがコミュニケーション上便利なわけです。

実際上は、その時々のどのくらいお互いに分かっているかと言う判断で使い分けがされるものと思います。

できれば、その文法書のタイトルと著者を教えてください。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。

なるほど。
厳密にダメというわけではないのですね。
そういった傾向があるが、使い方によっては使われる場合もあるという感じでしょうか?

ただ、学校で生徒に教える機会があるのですが、
その場合生徒には「そういった規則があるが厳密にはそうとは言えない。時と場合によって使い分けてね」
と言ったほうがいいみたいですね。

この内容は文法書というか、文法書を紹介しているサイトのQ&Aにあった内容です。
以下のサイトの上から2番目のQuestionで見ることができます。
http://www.linkage-club.co.jp/Q&A/Grammar&Usage/ …

お礼日時:2006/01/15 01:30

まず、文法の解釈というのは必ずしもバシッと1通りに決まる訳ではありません。


ですから、どちらが正しいというのはちょっと答えにくいです。というよりどちらもそれぞれある意味正しいことを言っているからです。

例えば、It's hard to capture a flying bird.と言えば、「飛んでいる鳥を捕まえるのは難しい」となり、ちゃんと飛んでいる"最中"という「一時的な動作・状態」を表しています。
しかし、鳥の中には鶏やペンギンやダチョウのように飛ばないor飛べない鳥もいます。
そう言う解釈だと鳥類の中でも"飛ぶタイプの鳥"は、空中に逃げることができるので人間は簡単に追跡できないですし、鶏のように追いかけてればそのうち捕まえられそうなのに対して捕獲は難しいと言っている、とも解釈できそうです。
このように、「現在分詞=細分化だ!」とか「いや、進行中の動作だ!」とは一概に言えないのです。
ましてや、runningだから走っている○○というように進行中で、flyingだから飛ぶタイプのという細分化というように単語ごとに決まっている訳でもありません。

running waterと言えば「流れる水」というように進行ですが、running trackと言えば「陸上競技のトラック」のことでタイプの細分化をしています。
こういった後者のように目的や用途を表すような場合、もう独立して形容詞だと見なす解説もあります。
また、コレは現在分詞ではなくて形は同じing形でも実は動名詞であって、「名詞の並列による複合名詞を作っているのだ」とする解説もあります。
こういう場合は前の方の単語(running)にアクセントが置かれることが多いです。

そうじゃなくて、前者のように動作や状態の進行、能動的ニュアンスを表している時は関係詞を使ってwater which is running (toward the ocean)みたいに言えますので現在分詞と見なせて、アクセントは後ろの単語(water)に置かれることが多いです。
これらの区別はちょうど、English teacherというフレーズが「英語教師」なのか「イギリス人の教師」なのかの区別に通じるところがあります。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。

解釈によって受け取り方が異なるということはわかりました。

では、実際のところ
Look at the swimming boy.
という表現は、必ずしも間違いというわけではなく、
例えば、目の前に泳いでいる少年がいるときに
このフレーズを使えば、それは文法的にも成立するというふうに捉えてよろしいでしょうか?
逆に手紙や小説などの文章では、
このフレーズを使うと誤解が生じるから、
「あの泳いでいる少年を見てみな」
といいたいときは、
Look at the boy who is swimming.
といったほうが良いということでよろしいしょうか?

また、学校で生徒に教えるときは、
「泳いでいる少年」という表現は
「the swimming boy」というふうに教えないほうが良いのでしょうか?

質問を重ねてしまってすみません。
よろしくお願いします。

お礼日時:2006/01/15 01:22

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