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ミックスボイスについて勉強中なのですが、このサイトで調べたところ色々なことがわかりました。前に教えて!gooで質問したのですが、質問して色々な知識を得たつもりです。
けど実際にしてみると色々疑問点が出てきます。
ミックスボイスを練習するときは、裏声から地声に変えていくとミックスボイスの感覚をつかめるのが早いらしいのですが、自分は裏声と地声の中間の声っていうのがない気がします。
裏声なら裏声、地声なら地声という感じでどうしてもはっきりわかれてしまいます。
中間の声(ミックスボイス)が絶対に出ない人っているのでしょうか?
後、裏声から地声にするときにどうしても音程が変わってしまいます。
これは自分の音感がないだけ(笑)かもしれないですが、なにかアドバイスをいただけるとうれしいです。
後もう1つあるのですが、ミックスボイスを出しているときのどは地声を出しているような感覚でしょうか?裏声を出している感覚でしょうか?
文章がややこしく、質問が多いですが教えていただけるとうれしいです^^

A 回答 (3件)

ミックスボイスは、結構言葉の意味が広いのですが、私の考える


ミックスボイスを説明します。

まずミックスボイスを出すためには裏声を鍛えなければなりません。
これは前のドリームビジョンという番組でやっていた弓場メソッドというのが良いです。またこの人の本を買ってやっても良いと思います(実は私ももってます。)

裏声は普段男性はあまり出さないので非常に弱々しいのですが、そのため鍛えるとすぐに効果がでてきます。しばらくやっていると実声にも負けないくらいの大きな裏声が出せるようになります。これをヘッドボイス(頭声)とよんでいます。なんとなく頭が共鳴するような感じがするから名付けられたそうです。この声も歌で使う(たとえば森山直太郎の桜の高音部分)重要な声です。
ですがこの声で換声点付近を出そうとすると低すぎて響きが無く、音量も弱くなってしまいます。つまりこのヘッドボイスはごく高音で使う発声法です。
低音の発声である実声と高音の発声である頭声がでるようになったら中間をつなぐいよいよミックスボイスですね。

質問にありますが、ミックスボイスは実声を出している感覚で出します。というか本人はミックスボイスを出しているというよりも実声でそのまま歌っている感覚です。で、段々と高くなりミックスボイスでもきつくなってくる高音では裏声成分を意図的に混ぜることでヘッドボイスに近い発声をしていくのです。

そして出し方ですが、のどを閉めて肺から空気を出そうとしても声帯でせきとめられるような感じにしてみて下さい。段々と息を出そうと力をいれると声帯が負けて声(裏声)が出ます。なんとなくザラザラとして、決してきれいとは言えない声ですね。しばらくこの声を出す
練習をしてください。

段々慣れてきたら、同じ感覚で音量は小さめに換声点より少ししたの
音を実声で出してみてください。そしてちょっとずつ上がっていきましょう。すると今まで出なかったような高音が実声の感覚で出るようになります。これがミックスボイスです。
うまくでるようになってきたら音量を大きくしてもできよう練習してみてください。きっとできるようになりますよ。

参考URL:http://www.ntv.co.jp/dreamvision/02_broad/0911/m …
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この回答へのお礼

練習法や詳しい回答、参考URLまでありがとうございます。
ミックスボイスを出している本人は実声を出している感覚ということは、ミックスボイスができても出していることには気づかないのでしょうか??
こちらの練習法もやってみます。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2007/09/24 10:57

 No.1です。

前回の回答では具体的な話がいまいちだったので、補足します。男声で実声と裏声(ファルセット)の転換が起きるのは「ミ」あたりですが、わたしは小さな声で高音域を楽に出す練習をしていたらいつも間にか転換点が消滅していました。その時のことを思い出すと、最初は高い音を懸命に出そうとして喉に力が入り、いわゆる喉を詰めた状態になっていたのだと思います。それが下腹部の腹斜筋に力を入れて喉(声帯)を楽にする意識をもつように心掛けているうちに、ひっくり返ることもなく比較的楽に「ラ」あたりまでの高音が出るようになりました(いまでは「ド」まで出るようになりました)。 
 いまコーネリウス・リード著の「ベル・カント唱法(その原理と実践)」という20年前に発刊された古い本を読んでいるところですが、その中で<声区の融合>という副題でまさに転換点(ブレイクと称しています)の存在とそれを克服する方法を述べているので抜粋します。
 『両方の声区(胸声と頭声)の結合はほとんどの場合、ファルセットの下方部分を指している「弱いほうの声区の末端」を鍛えることから始められます。ヴォーチェ・ディ・テスタ(頭声)とヴォーチェ・ディ・ペット(胸声)の一体化を保証するために考案された方策が、<メッサ・ディ・ヴォーチェ>つまり、声を膨らませていくという方策だったのです。』
 声を膨らますという表現は、私が経験した「下腹部の腹斜筋に力を入れて腹圧をあげ」、「呼気の量を多くする」ことだと理解しています。
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この回答へのお礼

かなり詳しく、わかりやすい説明ありがとうございます。
高い音になると声が大きくなりミックスボイスが出ないのかもしれません。
高い音でも小さな声で、声帯を楽にする、この2点を心がけて頑張ってみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/09/24 10:50

 ミックスボイスということばには色々な意味合いがあるようですが、敢えて単純化すると「高音域でファルセットに移行する際の換声点における声の裏返りによる音質の違いを抑えるために呼気を多くすること、又は、本来虚声であるファルセットを胸声と同じような力強い実声とするために、ファルセットで得られた声を胸に響かせる(例えばファルセット・イン・ペット)発声技法」と言えます。

この観点から言えばミックスボイスは、頭声区のファルセットと胸声区(地声とは違います)の実声の間にある音質のギャップをなくす技法です。
 ですから、<<(虚声の)裏声から地声(実声)にするときにどうしても音程(あるいは音質)が変わる>>のを防ぐのがミックスボイスという発声技法といえます。極言すればミックスボイスの実態は、実声とファルセットのつなぎ目(換声点)の音質の差をなくすための実声化されたファルセットであり、従ってミックスボイスを出している時の感覚はまさに「芯のある裏声を出している」といえると思います。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。
とても参考になりました^^
ミドルボイス習得がんばります^^

お礼日時:2007/09/19 00:14

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