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大学の授業で1コマ90分しか授業をしないのに、2時間として計算をする根拠が知りたいのですが・・・
大学設置基準(またはその基となる規則)を制定する際、東大が80分または100分を1コマとしていたため、1コマを2時間計算することを文部省が黙認した・・・。という話を以前に聞いたことがあるのですが、それは正しいのでしょうか?

A 回答 (2件)

大学教員です。



文科省の解釈を簡単に言うと、以前は100分の授業が多かったのですが、1時間を50分とみなして100分は2時間である。それが、1時間を45分として2時間の90分授業を黙認するということ担っているようです。

また、1時間を15回やって15時間、それに予習15時間、復習15時間で、半期45時間で1単位とすることになっています。つまり、90分授業、90分予習、90分復習を15週(半期)続けて2単位ということです。

日に4コマ授業を受けるということは、予習復習あわせて、自宅学習8コマ分やるということですので、720分(12時間)の自宅学習が必要ということで、現実には不可能でしょう。3こまでも540分(9時間)、2コマで360分(6時間)ですから、本当は、毎日2コマでもたいへんということになります(2コマなら半ドンも可能ですから十分可能ですか、そう解釈すれば、3コマが限度)ということになりますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大学外(自宅等)での学習時間も、90分=2時間計算してよろしいのですね!
1単位について、丸々30時間を大学外(自宅等)で学習しなければならないと勘違いしていました。

ちなみに、来年度から施行される「教員免許更新制」の30時間の講習時間は、90分=2時間に換算されないらしいです。

お礼日時:2007/11/28 10:12

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/daigaku/g …
これによれば
ーー
「(1)授業の設計と教員の教育責任」の「(ア)授業の準備学習等の現状」の(b)「大学設置基準における (1)1単位は45時間,(2)授業時間はおよそ年30週,(3)卒業要件は4年で124単位,1年間でおよそ30単位という制度設計からすれば,授業期間中における学生の1週間の学習時間はおよそ45時間となる」という記述で1単位を修得するために1週間45時間の学習量が必要となるという趣旨が伝わるか,また,「(3)履修科目登録の上限設定と指導」の「(ア)単位制度の趣旨」の「この1単位45時間の学修の考え方は,学生が1週間に行う学習量(1日約8時間)を標準とする考えが基礎となっている」という記述で1日約8時間の学習量が1単位45時間の学修という考え方の基礎となっているという趣旨が伝わるかどうか懸念がある。
===
原文があればいいのですが、審議会での引用です。
これに補足するに
あ)年中勉強している建前
い)一日8時間勉強する建前
う)年間30単位を取得する建前
これらから逆に授業時間が決まります。
さらに、大学の場合、「教室での授業と授業の事前・事後の準備学習・復習を合わせて単位を授与することを前提」としているので
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/daigaku/0405 …
実際には、一日8時間授業を受けて無くても、単位が取得できる。
となっています。

補足するに、在学中
文系は事前・事後の準備・復習がカウントされるが、理系の実験は実験時間のみカウントされるので、理系の方が大学での拘束時間が長くなるのだ。と、言われた。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/27 17:08

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