A 回答 (15件中1~10件)
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No.4
- 回答日時:
一般的には知識と経験の差です。
多くの事例を知る人は、それ等を活用して未経験者にも解り易い説明を心掛けようとします。知らない人には、それが出来ません。別の見方をすれば、例え話が多いのは「頭が固い証拠」とも言えます。発想力の乏しい人ほど物事に定義を求めます。そして、一旦定義を獲得してしまうとそれを絶対視してしまい、「これに反するものは偽なり!」となる傾向があります。
うーん、そうでしたか。私は博士課程を終えているので知識はまああるほうで
海外に出てバツ2なので経験も豊富です。それでなのかもしれませんね。
No.5
- 回答日時:
比喩をよく使う人:人にわかりやすく説明しようとする親切心のある人。
その物事について何もかもよく知っている人。比喩を使わない人:人にわからせたいという親切心のない人。その物事について、字引に書いているくらいのことしか知らない人。
このサイトの回答者は後者のタイプが多く、意地悪な人が多い(ワッハッハ)。
No.6
- 回答日時:
おっと、話が中途で終わってしまっていました ( ^^;
> 別の見方をすれば、例え話が多いのは「頭が固い証拠」とも言えます。
の続きです。
頭が固い人は柔軟な発想が苦手なので、とかく物事を型にはめたがります。他の例を引き合いに出して、「だから、これについてもこうなんだよ!」と強引に相手を説得しようと試みるわけです。特に先入観が強い人によくある傾向です。
もちろん、例え話を好む人が必ずしも頭が固いとか先入観が強いというわけではありませんが、その手の人が理論武装の道具として、例え話を多用する傾向にあるのは否定できません。
tareteruさんのご回答とても参考になりました。
やはり40代と歳を重ねて経験も豊富になってきたことが関係していると思います。またどちらかというと一般化してしまうほうで、自分の考えが絶対正しい、と思ってしまうこともあります。ただ、発想はいつも parukiaは発想がおもしろいね、とか人と違う発想はどこから出てくるの?といわれることがあります。
でも経験+知識+先入観が強いというのは本当だと思います。やっぱり人に聞いてみるもんですね。ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
ANo.5です。
たとえ話をして、相手にわかってもらおうとする人は、教養の高い人です。
相手の思考回路を想像して、それに合った説明の仕方ができる柔らかい頭の持ち主ですね。
外国へ行って、その国の人にある物事について説明を求めたとします。
教養の高い人だと、こちらに合わせてわかり易く説明してくれます、比喩もまじえて。
教養のない人だと、相手がわかろうとわかるまいと、同じことばっかり繰り返して言います。まるで猪武者に突っつき回されているような感じになります。
たとえ話になっちゃったかな? わっはっは。
>たとえ話をして、相手にわかってもらおうとする人は、教養の高い人です。
うーん、教養はあまりないと思いますが、専攻が言語学だったので、国語関係に強いのかもしれません。
>柔らかい頭の持ち主ですね。
これはtareteruさんの「頭が固い」というのと反対意見ですね?
>たとえ話になっちゃったかな? わっはっは。
いえ、おもしろいですね、ワッハッハ ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
#2の回答者です。
私は理系卒なのですが、ひとつ思い浮かびました。
比喩ができる能力は、算数や数学の文章題を作成するのに必要です。
まったく違う話のようで、本質的には同じ話になることがあります。
物理などを学んでいても、時々似たような局面に出会います。
sanori さんのご回答とても参考になりました。
私は完璧な文系で理系はまったくだめなのですが、小学校の頃 文章題が得意でした。それから代数は大の苦手だったのですが、「これがこうなのでこれはこうなる、したがってこう導きだすことができる」というふうに解答する幾何学が得意でした。また大学の時とったロジックのクラスではとても成績がよかったです。
こう考えてみると 比喩を使う能力 = 豊富な知識と、それを自身の経験に照らし合わせて*論理的に*導く能力 という感じですね。
ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
> ただ、発想はいつも parukiaは発想がおもしろいね、とか人と
> 違う発想はどこから出てくるの?といわれることがあります。
なるほど。
ごく当たり前の話をする場合には、比喩というものはほとんど修辞の域を出ず、ある意味蛇足です(何かに例える必要がありませんから)。しかし、いわゆる「極論」や「画期的な意見」を展開する場合においては、その説得材料として比喩は実質的な意味を帯びて来ます。
「一見“奇なる考え”だ。が、視点を変えれば、実はよく理に適っている」
それを世間一般に納得させるには、類似ケースの集大成とも言える諺・故事等の中から適宜選択・引用して説明することが非常に効果的です。そういう場合に用いる比喩は、「常識の壁を破る起爆剤」と見ることも出来ると思います。
ただし、使い方によっては、本来不合理な考え方をあたかも理に適っているかのように錯覚させることも可能です。一歩間違うと反対意見の封じ込めや、大衆煽動の道具にもなりかねません。その意味で、比喩というものは一種の麻薬と言えそうですね。ある意味、使う人の良識が問われる文章テクニックだと思います ( ^^
No.10
- 回答日時:
比喩で物事を説明出来るためには、その方に抽象化の能力が必要です。
この世の中に同じことは決して起こりません。必ずどこかが違っている物です。ですから、ある事象と他の事象の違いを指摘することは、誰にでも出来ることです。それに対して、全然違った物の間に共通点、それも、本質的な共通点を見出すことが出来るためには、かなり高度の知的経験がいるものです。今様に言えば、かなり高度のソフトウエアーがいると言うことです。このような抽象化の能力は、既に与えられ、かつ良く定義され た情報を如何に早く効率的に処理するかと言った、優れた官僚になるために必要な、所謂受験勉強で試されているハードウエアーの能力とは全く違った能力です。もう一つ側面は、認識とは単に時系列として甲が乙を導き、乙が丙を導き、、、と局所的な整合性を認識することばかりだけが合理的な認識法ではありません。それも一つの合理的認識法には違いありませんが、この他に、全体を一望に眺め、個々の間の位置関係,あるいは相関関係を捉えて、はたして収まるべき所に収まっているのかということにこだわる絵画的認識法も、また重要な合理的な認識法です。
時系列的認識法では,どちらかと言うと前後関係の近距離的相関関係の認識に重きを置くので、経験はなくとも頭の回転の速いハードウエアーの良い方の得意とする所です。それに対して、絵画的な認識法は長距離相関を見抜く能力(あるいは、高度な抽象化能力)が要求されますので、ハードウエアーよりも、経験を思考し咀嚼してのみ得られる良いソフトウエアーを持った方が得意とする把握法でしょう。
私は理科系の専門家ですが、研究の創造的営みにはこの絵画的な抽象化能力、すなわち、いろいろ異なった事象の中ら本質的な共通項を認める能力、それゆえ必然的に、比喩的に表現出来る能力が不可欠です。
この回答への補足
なるほど。既に組み込まれているハードと後から足していくソフトの違いですね。こんなに専門的な視点から分析された回答をいただけるとは思ってませんでした。とても興味深いです。
ただ、chototuさんの
>創造的営みにはこの絵画的な抽象化能力
は tareteruさんの
>柔軟な発想が苦手なので、
と相反するような気がしますが、そのへんはどうなのでしょうか。
ちなみに私がよく使う比喩は、そんな高尚なものでもなくかなりバカらしいものなのですが、、例えば、
1)「繊細な人」VS 「鈍感な人」が衝突する時の比喩
⇒ 袋の中に「ゆで卵」と「ウニ」を一緒に入れて振った時、ゆで卵は
表面が傷つきやすくウニのイガイガでボロボロになるが、「ウニ」は相手が思っているほど悪気はない。ただ、元々体についているイガイガが周辺のものを傷つけるだけ。
2)新興宗教にハマっている人について
体の中に良性ガンを持っているようなもの。「ガン持ち」という自覚で普段から普通の人より健康に気をつかうため、健常者より自分へのケアがよくなるが、いつ悪性に変化するか不明 ⇒ しっかりした信仰のみを奨励される場合は生きる糧となりえるが、その宗教団体がいつ悪い方向に走るかは定かではない。
2)の比喩は少し欠陥があります。こんなアホな比喩でも「高度な抽象化能力」なんて使っているのでしょうか(^^;)
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