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ある問題集での比較の構文がわかりません。

Yoshi is better off than she used to be.
Yoshi does better than she used to.

この二つの違いがよくわかりません。下の文ではbeを書いてはいけないと書いていましたが、なぜなのかが書いてありません。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

than 以下には省略があります。



Yoshi is better off than she used to be well off.
Yoshi does better than she used to do well.

比較は同じ条件で行うものなので be well off「暮らし向きがいい」do well「うまくやっている」は自明のため省略されています。比較の上で重要なのは今の状態を表す現在形と ”現在と対比の過去” を表す used to です。

一般に be 動詞を含むものは be だけ残し、一般動詞は to だけ残します。他に助動詞を使うときは助動詞だけ残します。

He is stronger than you think him to be.
彼はあなたが考えているより強い。
Do to them what you want them to
彼らにしてほしいと思うことをあなたが彼らにしてあげなさい。
Try if you can.
できるものならやってみろ。

Yoshi does better than she used to be. では比べるものが違ってしまう、というより be の後ろに略されているものがこれだけでは想像できない、省略されたものはなく be だけで事足りている(いわゆる完全自動詞の be「存在する、生きる」)とすると意味が分からない、などの理由で避けられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2009/02/07 09:57

比較の構文がわからないのではなく、比較の元になる文の意味をきちんと捉えていないのではないでしょうか?



(1)Yoshi is better off than she used to be.

ここのbetter offの元になる表現は、well off[裕福で]という熟語です。
まずこの知識を確認した上で、もとになる2つの文を考えます。

(A)Yoshi is well off.
(B)She (=Yoshi) used to be well off.

現在(A)と過去(B)のwell off[裕福]ぶりを比べると、現在(A)の方がよりwell offなのですよね? これを元に、次のように変形していきます。

ステップ1:(A)のwell offを比較級のbetter offに変える
  (A)Yoshi is better off.
  (B)She used to be well off.

ステップ2:(A)と(B)をthanでつなげる
  (A+B)Yoshi is better off than she used to be well off.

ステップ3:前半と後半で重複する部分について、後半を省略する
  このとき、正確に言えば、be well offが重複しているのですが、
  be動詞は残します。
  Yoshi is better off than she used to be. ←well offを省略

(2)Yoshi does better than she used to.

ここのbetterは、do well[うまくいく、よくやる]という表現のwellが比較級になったものです。
元になる2つの文を考えます。

(A)Yoshi does well.
(B)She (=Yoshi) used to do well.

現在(A)と過去(B)では、現在の方がうまくいっているのですから、次のように変形していきます。

ステップ1:(A)のwellを比較級のbetterに変える
  (A)Yoshi does better.
  (B)She used to do well.

ステップ2:(A)と(B)をthanでつなげる
  (A+B)Yoshi does better than she used to do well.

ステップ3:前半と後半で重複する部分について、後半を省略する
  この場合、重複するのはdo wellです。1問目のbe動詞と違って、
  一般動詞の場合は、省略可です。
  Yoshi does better than she used to. ←do wellを省略

*********************

以上、2つの文で異なるのは、ステップ3において、be動詞は省略できないが、一般動詞は省略できる(ふつう省略する)という点です。
しかし、一般動詞を省略しなかったとしても、間違いではないと思います。
[○?]Yoshi does better than she used to do.
このように、「もし残すなら、doであってbeではない」ことがおわかりいただけると思います。「beを書いてはいけない」という説明は、あまりにもはしょりすぎで、学習者を混乱させるものですね。
ただ、この場合は、do wellでひとかたまりの表現ですから、やはり一括して省略するのがふつうでしょう。

たとえば、「彼は私より英語を上手に話す」という場合は、
[○]He speaks English better than I.
[○]He speaks English better than I do.
これはどちらでもOKのはずです。

以上、ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2009/02/07 09:57

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