アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

木造軸組で20坪程の平屋を建築中です。現在は柱に杉板の横打ちをしています。最近初めてホールダウン金物が入っていないことに気がつき、工務店の現場監督に尋ねました。N値、構造計算はしていなく、軸組計算表で数値は求めていて、筋交(×は1つも入っていない、\のみ)がまんべんなく入っており、平屋で布基礎でもいいようなところを、ベタ基礎にしているので問題ないといわれました。「でも、HD金物を入れればより安心できますよね。」と問うと「どこまでやればいいかという問題ですよね。」と流されました。建築確認申請の大分後に、屋根材をスレートからガルバリウムに変更したり、元々、スリット窓が多い設計ですので壁は比較的多い分、耐震性は高いのかとは思います。
確認申請書を改めてじっくり見ましたところ、「金物図」には、HD金物は計算上は必要ないが、隅柱に4箇所以上バランス良く施工する事と有りました。軸組計算表は46条に基づく筋交計算、46条に基づくバランス計算というものが2枚有ります。N値計算の表もついてますが、監督は施工は軸組計算に基づいているようなことを言ってました。
本物件は住宅瑕疵担保責任保険の対象物件で、第1回検査に基礎は通ったということで、第2回検査はまだ入っておりません。
このような物件では通常HD金物は入れないものなのでしょうか。この先大地震がきた時に、HD金物がないことが原因で家が傾いたりすることがあるのではと思ってしまいます(それのみが原因になるとは思っておりませんが、それも原因の1つを占めるという意味で)。そのように考えますと家の保証にもかかわってくる問題なので、工務店側にHD金物を入れなかった判別の経緯などを書類にしてもらうようお願いした方がいいのではと考えたりします(実際そのような書類を書いてくれるのかは疑問ですが)。
又は、工務店がどちらかというとHD金物を入れるべきところを省略したということでしたら、土台の補強を更にしてもらうべきでしょうか。
夫は重度障害者で、妻である私が工務店との交渉全てにあたっておりますので、かなり不安になりながら家作りを進めております。
色々教えていただけると大変助かります。宜しくお願い申し上げます。
長文を読んでくださってありがとうございます。

A 回答 (5件)

NO.3です。


>どちらかといえば、木造軸組工法住宅の許容応力度設計で計算されていたら、素人考えですがより安心出来たのかと思いました。

木構造は、
許容応力度計算が安心と言うことが、
確約出来ない木の特性があります。
その論理は、あくまで机上であって
そこに構造設計者の深い思慮がなければいかされない論理です。

今回 N値計算されていてHDが必要ないと言うことですよね。
N値計算というものは、
一般的に安全側になる様に設定されていますから
(許容応力度計算の場合より安全側の金物となる)
あまり心配なさらなくても良いと思います。

又、HDが無いと言うことは、
剛性が小さい耐力壁により構成されていると言うことになりますので
引き抜き耐力の大きなHDを使用した建物よりも
(剛性の大きな耐力壁を用いた建物)
倒壊に至る経緯が安全側にあるとも言えます。

更に平家と言うことで
壁量の多少を除いて
まず問題ないかと感じます。

参考まで
    • good
    • 2
この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。当初は色々不安を抱いていましたが、ご意見を頂き殆ど安心できました。お礼申し上げます。

お礼日時:2009/11/04 16:13

回答番号:No.3様のご回答通りです。


*************************
1.N値計算の出来ない人の仕様
2.N値計算
3.構造計算(許容応力度計算)
の内どれかを選択すればよいことになっています。
************************
ですから、ホールダウン金物が、必要か?不要か?の真実は、許容応力度計算を実施しなければ、判りません。


>我家は\筋交については外壁部に21箇所、建物内部に10箇所、計31箇所、大体交互に配置されています。

通常、建物は、四角形ですネ、外壁面が、4面あり、圧縮・引張の2方向で、地震力の応力を負担すれば、1面当たり、2 or 4 or 6か所、4面で、8 or 16 or 24か所。
21か所という奇数は、不経済か?耐力壁の意味をなしていないか?
或いは、平面不整系なプランか?

>工務店は耐震、制震、免震工法で施工を請け負っている会社ですので、耐震構造は充分理解しているはずです。

耐震構造を充分理解しているのなら、平屋の許容応力度計算ぐらい、簡単に出来るハズですが?
施工は専門でも、耐震構造の実務は、別の会社が請け負っていませんか?

建物の形状や間取りが判りませんので、正確な回答は、出ないでしょう。

どうしても不安であれば、工事監理者に、ホールダウン金物が無くても大丈夫な理由を、問い合わせて見ればどうでしょう?
(許容応力度計算無しでは、正確な回答は出来ないと思いますが)
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳有りませんでした。我家も床下地がはられている途中で、そろそろ基礎も見えなくなる段階です。建物は四角ではなく、少し出っ張りがあるので6面です。工務店では耐震構造の実務は社内の1級建築士の方がされています。

お礼日時:2009/11/02 14:05

ホールダウンがないからと言って


直ちに耐震性が劣る建物であるとは、思わないで下さい。

建築基準法では、最低限の安全を確保するために
1.N値計算の出来ない人の仕様
2.N値計算
3.構造計算(許容応力度計算)
の内どれかを選択すればよいことになっています。
当然のことながら、構造計算を選択されれば
より実際の引き抜き力に近い金物の設定が可能とされています。

耐力壁の量には、耐震等級並びに外壁の仕上げ等により
設計者の判断によるものです。
又、設置する位置は、小屋組や間取り等によりますので
これも設計者の判断によるものです。
(文章では、説明しきれません。ごめんなさい)

>どのような壁を耐力壁とみるのでしょうか。

準耐力壁とし内部の壁等をみる場合もあります。
見方によっては、危険側になる場合もあります。

>「旧青本の構造基準」というものがあるのなら、設計士さんは「新」に値するものとどちらかを選択して設計に入るのですか。

質問の内容が今ひとつなのですが・・・
青本は、2008年木造軸組工法住宅の許容応力度設計より古いものです。
どちらがよいか とすれば 新しい物の方がよいのでは?
少なくとも 水平構面に関しては、違いますね。

参考まで
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりやすいご回答ありがとうございました。お礼をつけるのが遅くなってしまったのは忘れていたとか放っておいたとかではありません。工務店に質問をしたのですが、回答が来るまでに10日間ほどかかったものですから。結果工務店の答えは、N値計算をしてHD金物は不用と確認が取れた、青本の構造基準で計算している。又、第47条に定められている接合金具算定表は建築申請書の「金物図」です、と言われました。どちらかといえば、木造軸組工法住宅の許容応力度設計で計算されていたら、素人考えですがより安心出来たのかと思いました。
お礼が遅くなり申し訳有りませんでした。

お礼日時:2009/11/02 13:50

>軸組計算表で数値は求めていて、筋交(×は1つも入っていない、\のみ)がまんべんなく入っており、



HD金物が不要とする根拠が不足してますネ。

>監督は施工は軸組計算に基づいているようなことを言ってました。

もし、【木造軸組工法住宅の許容応力度設計】をしているなら、建物の四隅に、15t程度のHD金物が必要と思います。

水平力の大きさと耐力壁の配置が、影響してきますので、構造計算を実施した建築士さんに聞いてみるベキと思いますが?
もし、旧青本の構造基準で計算しているなら、HD金物不要かもしれません。

ただ少し心配な点、
1、筋交×(タスキ掛)は1つも入っていない、\(片筋交)のみという事ですが、片筋交いのデメリットを理解して耐力壁を配置しているか?

2、>布基礎でもいいようなところを、ベタ基礎にしているので問題ないといわれました。
柱脚の引抜力が大きければ、ベタ基礎であっても、土台から柱が引き抜かれる恐れがあり、ベタ基礎だから問題無いというのは、施工者は耐震構造を理解していないのでは?


>土台の補強を更にしてもらうべきでしょうか?

柱脚と土台を固定する金物(VP,CP-L)を多めに付けてもらうしか無いのでは?

いずれにしても、実際の引き抜き力を見ないと、判断出来ないと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」というものがあるのですね。
我家は構造計算はしていません。お聞きしたいのですが、「旧青本の構造基準」というものがあるのなら、設計士さんは「新」に値するものとどちらかを選択して設計に入るのですか。
後、素人の質問で済みませんが、どのような壁を耐力壁とみるのでしょうか。
我家は\筋交については外壁部に21箇所、建物内部に10箇所、計31箇所、大体交互に配置されています。
工務店は耐震、制震、免震工法で施工を請け負っている会社ですので、耐震構造は充分理解しているはずです。
宜しくお願いいたします。

補足日時:2009/10/19 12:06
    • good
    • 0

木造平屋建ての場合、筋違いの方向や耐力壁配置位置次第でN値計算してもホールダウン金物が必ず入るわけではありません。


全く必要としない建物もあります。
木造二階建てであっても筋違いの方向や耐力壁配置位置次第でホールダウン金物を2~3ヶ所に収める事も可能です。
ホールダウン金物が多く入っているほど建物が丈夫であるという考えはあり得ませんね。
建築基準法施行令第47条にN値計算によらない柱柱脚柱頭の接合金具算定基準がありますので、工務店さんに第47条に定められている方法での接合金具算定表を出させては如何ですか?
第47条に定められている規定は、最低おこなわなくてはならない事となっています。
N値計算や構造計算をやっていないのなら尚更です。
ご参考まで
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
木造二階建てでも、場合によってはHD金物を2~3ヶ所に収める事も可能なのですね。
教えていただいた、第47条に定められている方法での接合金具算定表について工務店に聞いてみようと思います(果たしてそれを見て私がどこまで理解できるかなとの心配がありますが)。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/19 11:22

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A