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ミツバチはローヤルゼリーを分泌して、それを餌にして育てられたミツバチがローヤルゼリーの中に含まれる成分によって女王蜂になると記事で読んだんですが、他の種の蜂ではどのように女王蜂が生まれるんでしょうか?
遺伝的なことでしょうか?

回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんばんは、



その話の元ネタはこの論文ですよね。
Nutritional Control of Reproductive Status in Honeybees via DNA Methylation
http://www.sciencemag.org/content/319/5871/1827. …

これを引用している論文をざっと見てみましたが、別種のハチの話はないっぽいです。
まあ、見落としてなければですが。
ようするに、まだ研究されてないからわからない、ということだと思います。
私が見落としてなければですが(大切なことなので2回いいます)。

そもそも女王蜂が生まれるハチといいますと、社会性のハチですよね。
するとミツバチ科の一部とスズメバチ科(アシナガバチ含む)の仲間くらいですよね。
これらは割と近縁ですし、仕組みも似たようなものなのではないでしょうか?
女王を作る仕組みが独立して何回も進化したと考えるより、一回起こってそれから種分化したと考えるほうが自然な気がします。
専門でないので詳しくわかりませんが……。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
他の種のことは分かっていないとは予想外でした。

お礼日時:2011/04/27 21:20

No.2です。



>>他の種のことは分かっていないとは予想外でした。
"女王"という制度があるのは、社会性のハチである、ミツバチ、マルハナバチ、スズメバチ、アシナガバチと名のつくハチだけです。
これらのハチは、雌の幼虫はすべて女王になる可能性があるけど、食べ物などによって女王になるか否かが決まる、という点では一致していたはずです。
私がわからない、といったのは、他の種のハチでローヤルゼリーによる脱メチル化によって女王が作られると確かめたという論文はなかった、といういみです。

女王が突然死んでしまった場合どうなるか、などはミツバチとその他のハチではいろいろ違いがありますが、ここに書ききれないので省略。
wikiを読むといいですよ。

上記以外のハチは社会性の巣をつくりません。
クマバチの雌は単独で巣をつくり、1度に八個くらいの卵を産み育てるようです。
ドロバチの仲間は蜜をためた泥の小部屋を作り、卵を産んでふたをしたら子の世話をせずに飛び立ってしまいます。
トックリバチやベッコウバチなどの狩人蜂の仲間は獲物を殺さずに麻痺させ、獲物は生きたまま幼虫に食べられることで有名ですが、獲物をため込んで巣にふたをした後は子の世話はしません。
コマユバチなどの寄生性のハチは獲物に卵を産んだらそれっきりです。
青虫を育てて蝶にしようと思ったら、黄色い小さな繭がいっぱいできて青虫が死んでしまったことはありませんか?
あれはアオムシコマユバチという小さなハチのせいです。

アリの仲間も多くが社会性ですが、中には特定の女王がいないアミメアリや、羽化した後にゲマと呼ばれる体の一部を他の女王に噛み切られなければ女王、噛み切られてしまったら働きアリになるという変わったアリもいます。
全く別系統の虫ですが、シロアリも社会性で女王がいますね。
ただし、最初の女王のほかにも副女王が複数いたりします。
シロアリは不完全変態の昆虫で、卵がかえった幼虫は6回脱皮するまでの間幼若ホルモンが低濃度のまま維持されるとニンフという将来の王・女王候補に成長しますが、ここから働きアリや兵隊アリに戻ってしまうものもいます。
結構複雑で面白いですよ。
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 私は遡って読み直しに行って回答するということをしないもので、見つけたら吉日。

記憶ですが、回答してしまいます。もしかしたら、アリの説明を間違って記憶しているのかもしれません(記憶に寄れば、蜂とアリは同類)。全然違う話を間違って覚えているのかも知れません。回答の呼び水くらいに思って下さい。

 さて、先日、ミツバチの女王を作るタンパク質だったかが見つかったというニュースがでましたね。記憶によればミツバチ以外も同様です。

 ハチは女王蜂と雄蜂が空中で交尾して、女王はその瞬間に大量の精子を受け取ってすこしずつ受精させながら子を産み、働き蜂として成長させ、巣を大きくしていきます。 王は一時期にしか出現しませんし、出現しても他の巣へ移動することもありませんので、女王は一度交尾したら、精子がなくなるごとに雄と交尾するということはありません。

 時々、子が処女女王になり童貞王になり、巣を飛び出して空中で他の巣出身の王や処女女王と交尾して・・・ というのを繰り返します。王は交尾後(交尾しなくても)すべて亡くなるようです。

 アリだと、女王は交尾後羽根が落ちて飛べなくなるので地中へ、ということになるのですが。まあアリはさておき、働き蜂と新しい女王、王蜂は、父も母もまったく同じですから、遺伝的違いは小さいということです。ちなみに、働き蜂の性別は、すべて♀です。

 ではなぜ、働き蜂になったり女王、王になったりするのか、正確には分かっていません。上記の通り、人間にとって家畜同然のミツバチでさえ、やっと糸口をつかんだ程度ですから。まあ、ある説では、♀として活動するのを、女王が出すフェロモンが抑圧しているため働き蜂になると言われていますね。そして、時期が来ると、女王のその抑圧フェロモンに変化が生じるためだとか。あるいは、働き蜂がなぜか幼虫に動物性タンパク質を与える場合があって、それをもらった蜂が女王や王になるのだ、とか言われているようです。
  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
余談も勉強になりました。

お礼日時:2011/04/27 21:19

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