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ちょいとした電装品の隙間を埋める(防水がメイン)のに、コーキング・シーリング剤の代用にセメダインやアロンアルファーを用いる計画ですが、溶剤が透明な製品なら乾燥・硬化後も透明なままですか?

A 回答 (3件)

セメダインはメーカー名ですので、セメダインにもシリコンコーキングはあります。


アロンαは商品名です。瞬間接着剤(シアノアクリレート系接着剤)ですね。
防水が目的でないなら、瞬間接着剤は使用可能です。反応硬化型の接着剤ですから溶剤を含みませんのでそのまま硬化しますが、水が反応開始剤になるため内部まで硬化するのに時間がかかることと、極めて脆い物質ですので衝撃などで簡単に割れてしまいます。
 反応硬化型としてはエポキシがありますから、エポキシ系の接着剤でしたら穴を生めることはできます。透明な物もありますが、クリープがあるため隙間に入れても流れ落ちます。とっても強度が高い。耐クリープ性を向上させたものもありますが、その場合は透明な物はありません。
(参考)
 溶剤型接着剤:樹脂を溶剤で溶かしたもの。溶剤が揮発すると収縮・気泡ができる。
    樹脂にゴムを使用したもの、アクリルなど色々あります。
    セメダインC、G17、木工ボンドなど
 反応硬化型:化学反応で硬化するため体積収縮はない。クリープがある
    エポキシ、シアノアクリレート、光硬化性、嫌気性接着剤
 クリープ:重力や負荷で変形、流れていくこと

 コーキングに必要な事は、双方の素材に接着すること、弾性があること、クリープがないこと。(電子回路被覆用などの目的に寄ったらクリープを求められる物もある。)
 電装品の隙間を埋める場合、それが充填でしたらクリープ性のあるものを選択。透明樹脂としてては、エポキシ、光硬化樹脂(紫外線硬化)、シリコーン(酢酸放出タイプ)です。耐電圧性、柔軟性、作業性などで選択します。

 いずれにしても、セメダインC(セメダイン製)、アロンα(コニシなどの商品名)は不適切でしょう。
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なお、溶剤の性質により相手(電装品)を溶解・変質・脱色させる場合があります。


このような場合には透明であるとは限りません。
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どちらも透明ですが、溶剤が蒸発して無くなると、どちらも体積がが減りますので隙間ができます。


防水効果はないと思ってください。
2液常温硬化樹脂系は体積が少なくなりませんので、隙間を埋めることができます。
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