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三線の音色は、わざと少しキーが低い設定になっているのでしょうか?
それが魅力なのかなと思っていますが。

A 回答 (3件)

三線のお稽古受けてます。



No.1さんがおっしゃっている周波数のことになりますと、
442Hzもしくは440Hzで調弦をします。チューナーを使う場合。
むしろ高めかもしれませんね。
私はあんまり理解してないですが、
私の師匠は、ポップス系の曲は440、民謡や古典は442を指定してます。

ちょっと低い感じがする、というのは、
西洋音楽は「平均律」で、1音ずつが同じ差でできているんですが、
三線は「純正律」なんだそうです。その辺りかと。
例えば、3本の弦を「本調子」で合わせる時、
西洋音階に合わせるとC-F-Cの調弦をするんですが、
この真ん中のFが、西洋音楽の平均律のFよりも、10%くらいかな、低いんです。
チューナーや他の「きっちりチューニングした楽器」と合わせるとずれますが、
3本の弦がこれできっちりと共鳴して綺麗な音が出ます。

キーは、歌う人の出しやすい音域に合わせてチューニングします。
本調子C-F-Cで弾いて歌って、声が高くて出しづらいな、
と思ったらB-E-Bに下げちゃうんです。女性だとBbやAに下げて1オクターブ上で歌ったり。
(古典はC-F-Cで変えちゃいけないんですが。)
通常、低い声の方が出にくいから、
歌の中で一番低い音を自分の歌える一番低い音と合わせるので、
キーという面での低さを感じるのはそれかも。

他にあるとしたら、いい三線は、音が「深く丸い音」がします。
棹が黒檀でできているやつとか。
初心者用の安いやつは、結構カンカンした固くて高い音がします。
良い楽器で演奏されたものは、音が低く感じるかもしれません。
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この回答へのお礼

真ん中のFが10%ほど低いということで、納得がいきました。しかし三音が重なると綺麗な和音となるのですね。プロの方の曲をCD音源で聴いて、歌のメロディーよりも三線の奏でる音が低く感じました。ご回答にて教えて頂いた通り、良い三線だからなのかな、とも思いました。三線の音色が好きなのでいつか自分で弾いてみたいです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/07/07 03:19

高校生まで、三弦とピアノを習っていたものですが、


三弦の、おうしき(表一本)がピアノだとAにあたるのですが、
三味線チューナーだと430Hzです、家のピアノだと442Hzです、
小さい頃から不思議に思っていたのですが、日本の音楽では、
平安時代頃に、絶対音階が決められて現在に至っているとの
事のようですが、男性の声のピッチがだいたい、いちこつ(Dぐらい)
なので、そうなったとききました、だだ学生の時に音関係の学会に
行った時に講演で民謡歌手の方が、絶対ピッチを決めてはいけない
との発表があり、内容を聞いてそうかと感じ入るところがありました。

ちなみに大学生になってから、チェロを弾くようになった時、バッハは
Aを415Hzにしなさいと言われ、そんなに低いのと思いましたが、なるほど
とおもいました。
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この回答へのお礼

演奏する楽曲によって細かくピッチを変えるものなんですね。具体的にご回答頂きありがとうございます。

お礼日時:2018/07/07 03:13

ん、442(3)Hzとか440Hzとかは近代?ですからね。

民族音楽でのAは438というか、その年の空気感で決めるという世界なので、三線の世界もそれに近いのでは?
438-439でFのキーだと、ほんとに心休まる心地よさがあります。
一方、ライブとかでは443くらいに張り詰めるとテンション上がるし、なんとなく上手く感じたりしますかね。
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この回答へのお礼

音の周波数は時代によって違うのですね!恥ずかしながら初めて知りました。その年の空気感によっての微妙な音程の違いについて知りたく、色々な曲を聴き比べてみたくなりました。
民族楽器の音が心地よく、どこか懐かしく感じられるのは現代の主流の音の周波数と異なるからなのですね。高くすると上手に聞こえるということで、調整も楽しそうです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/07/07 03:23

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