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モーゼの十戒って
カトリックとその他では
内容が少し違うのですが

なぜ?

質問者からの補足コメント

  • 「十戒」は

    カトリック(とルーティン派)

    その他

    で異なっており
    大きな違いは2番目に「偶像」の禁止があるかないかなのですが
    カトリックで偶像の禁止を外したのは
    どういう経緯なのでしょうか?
    アエグスティヌス以降みたいなんですけど…

    意図はなんとなく想像つきますが
    経緯をご存知の方、いますか?

      補足日時:2018/09/29 04:32
  • みなさま
    ありがとうございます

      補足日時:2018/10/10 02:53

A 回答 (8件)

モーゼの十戒自体は、旧約聖書に書かれている内容としては、同じです。


キリスト教徒の十戒として、整理した際に、旧約聖書に書かれている項目が、10項目より多いので、一部をまとめたと言う事です。(なお、新約聖書においても、「偶像崇拝の禁止」は、記載されています)
「出エジプト記」と、「申命記」に書かれている、モーゼの十戒は、順番などに相違がありますが、偶像崇拝の禁止は両方に記載されています。
カトリックが採用している十戒は、アウグスティヌスによる分類ですが、「偶像崇拝の禁止」は、第一戒に含まれるとして、第二戒としていません。(代わりに、第九戒に、「他人の妻を欲してはならない」を入れています)
プロテスタントなどの場合は、第二戒に「偶像崇拝の禁止」を入れて、その代わりに、「他人の妻を欲してはならない」を第十戒に含めています。(ユダヤ教のトーラーの十戒とほぼ同じ)
したがって、カトリックでも偶像崇拝は禁止ですよ。(現在のローマ教皇も、講話などで、偶像崇拝の禁止は、話しています)
聖像に関しては、偶像では無いとしていますから、カトリックとしては、「偶像崇拝の禁止」には、含まれないとしていますから、カトリックの十戒とは、無関係です。
聖像禁止令は、ビザンツ帝国により726年に公布されましたが、この段階ですでに、西方教会(カトリック)の十戒は、アウグスティヌスの分類になっています。
もし、カトリックの十戒で、「偶像崇拝の禁止」が除外されていれば、これで対抗したはずですが、そのような事はありません。(聖像に関しては、偶像では無いと言う事で、カトリックにおいても、「偶像崇拝」とは見なされていません)
また、正教会においても、聖像(イコン)は使用されていますから、聖像自体は、「偶像崇拝の禁止」とは、無関係です。正教会における聖像は、平面に限られますが、「偶像崇拝の禁止」は、一切の偶像(平面も含む)を対象としているので、聖像は、偶像では無いとしています。(正教会においては、843年の公会議で、正式に聖像は偶像では無いとされました)
プロテスタントに関しては、カトリックに対抗する為に、聖像破壊運動を行っていますから、むしろ、カトリックの十戒の分類では不十分として、第二戒と第九戒を変えたと言う事ではないでしょうか?(プロテスタントとして、カトリックから分かれるまでは、カトリックの十戒を使っていたはずだからです)
なお、プロテスタントは、ルター派などの一部を除いて、聖像は使用しません。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます!

そっか

十戒といいつつ、実は十じゃなかったんですね

アウグスティヌス、ですか、なるほど
だいたい、あの人のせいですな(苦笑)

カトリックが(というかアウグスティヌスが)定めた形を
プロテスタントが対抗したくて?
ちょっと変えた、ということでしょうか?
それ、ありそう

正教会とプロテスタントが同じなのに
カトリックだけが違うから
カトリックが変えた、みたいなことかと思ってしまいましたが
そういう事情かも

偶像崇拝については
カトリックは「偶像崇拝してるつもりはない」
ということですよね
聖像と偶像は違う、とか
崇拝の定義とかいろいろあるとは思いますけど

異教徒からしたら
像とかイコンとかあったほうが
楽しいですけどね
(日本の神道は、むしろ偶像崇拝なので、悪いことだと全然思えないし)

ルター派が聖像OK!なのが
ちょっと意外です…

質問だそうかな

お礼日時:2018/10/01 00:06

北朝鮮には金日成の大きな銅像がある、世界にはいたるところで指導者の銅像を立てている仏像も指導者の象徴神格化され一部の人間が神だと言えば桜が演技、仏像は偶像単なる文化財カトリックも見えない神を見えるようにした、新約聖書の中でイエスキリストは言っている見えるものを信じないで見えないものを信じなさい。

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この回答へのお礼

質問に答える気
ないですね…

お礼日時:2018/10/10 02:52

意図も毛糸もカトリック教徒がこうなんだよと言えば間違っていても思い込む、質問するより間違ってもいいから書いてみ!

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この回答へのお礼

疑問を持つなってことですか?

私は異教徒なので
なんでかなと思うのです

後半
意味わかりません…

お礼日時:2018/10/02 15:58

お礼ありがとうございます。


ルター派の十戒が、他のプロテスタントや正教会と違うのは、ルターが提示した十戒がそうなっていたからでしょう。
ルターの十戒においても、第二戒は、「偶像崇拝禁止」では無いからです。(アウグスティヌス、ラテン教会の十戒を参考にしているらしいです)
なお、ルターは、第一戒に「偶像崇拝禁止」が入っていると説明しているので、ルター派においても、当然、偶像禁止です。(なお、ルターの十戒は、第九戒が、「他人の家を欲してはいけない」、第十戒が「他人の妻、所有物を欲してはいけない」なので、カトリックの十戒とは、違っています)
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この回答へのお礼

ええっ!おもしろーい

イタリア ローマが本拠地のカトリックが
「他人の妻を欲してはいけない」

ドイツのルターさんは
「他人の家」を強調


すごく面白いですね(笑)
イタリアでは、他人の家より
妻を欲する人のほうが
多そうだもんなあ(笑)

でも
「妻」「家」「所有物」だと
妻を欲しがるのと
「家」「所有物」を欲しがるのとは
ちょっと違う気がするから
ルターさんの区分は不思議な気もする

ドイツでは「家」がなにか
特別なのかな?

お礼日時:2018/10/01 03:42

十戒以外の箇所でも「偶像崇拝」は常に非とされています。


にもかかわらず、偶像を作っては、神に罰を受けるの繰り返し。
モーセが最初の十戒を授かってる留守中に、金の子牛像を造って崇拝してたぐらい、偶像崇拝の誘惑に弱いようです。
ちなみに、この時、モーセはせっかくの石版を叩き壊し、もう一度、そっくり同じ物を造ってます。

キリストが磔になったように、当時のキリスト教はローマにとって弱小の新興宗教。
それを国教としてまで後押しする過程で、当時のローマ人の宗教観に会わせる改変があったのでしょう。
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この回答へのお礼

ギリシャローマは像が好きですもんね
神さまの像とかいっぱいあるし
ローマ皇帝を神格化して像にしたり

ま、そういうことかとは思うんですけど
ローマに合わせた、ということだと
正教会とカトリックで違うのは変ですよね…

あ、そか
聖像禁止令が出た後のことなのかな?

それにしても十戒の中身を変えるのは
結構大胆な企みだと思うので
どういう経緯で行われたのかが
知りたいのです

お礼日時:2018/09/29 16:11

なにせ、見比べたこともない人間ですから、必要が何かまで答えようがありません。


それは、上の補足欄に書いておかれるとよいと思いますよ。然るべき回答を得られやすくなると思います。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます

ふむふむ

そうしてみますね

お礼日時:2018/09/29 04:18

本来は石板は3枚あって、15戒だったらしいよ(メル・ブルックス)

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

そういうことか…
なるほど…

どこを採用するか?って話なんですかね

お礼日時:2018/09/29 04:18

見比べてみたことはないですが、驚きません。


出所が違うなら内容も違って当然です。同じなら、そもそも別である必要がありません。

同じ作家が書くとしても、ファンの要望に応えてハッピーエンドに書き換えるとか、番外編とか、筋まで変えてしまうことも、そこいらじゅうにあるではないですか。

必要に応じて書き換わります。
火や水の性質などとなると、そうはいかないですが。
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この回答へのお礼

あの…

出どころは同じかと思うのですが…

「必要に応じて」というのは
予想がつきますが
その「必要」を、知りたいのですが

お礼日時:2018/09/29 02:55

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