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文章の食いしん坊です。
食べ物の記載がたまらなく好きで、色々探しています。
「これは美味しそうだった!」とお感じになられた作品(なるべく小説かエッセイで)がありましたら、お教え頂きたいのです。

今までの既読作品は
・ローラ・インガルス・ワイルダー「大きな森の小さな家」のシリーズ
・モンゴメリ「赤毛のアン」
・アガサ・クリスティー
・平岩弓枝「御宿かわせみ」「隼新八郎」シリーズ
・池波正太郎作品
・恩田陸作品
・宮部みゆき作品
・長野まゆみ作品
・村上春樹作品
・向田邦子エッセイ
・杉浦日向子作品
・茂市久美子「つるばら村」シリーズ

などです。
ジャンルは問いません。
作品名と、なんの食べ物だったかを教えていただければ、嬉しいです。

A 回答 (11件中1~10件)

こんばんは!



『メイン・ディッシュ』北森鴻(集英社文庫)
各編ごとに、おいしい料理が登場する、連作短編集。料理上手の謎の同居人の正体を探る長編小説としても楽しめます。登場するのはブイヤベース、カレー、伊府麺、梅酒、劇中劇での無国籍(多国籍)のコース料理に駅弁などです。

『イギリスはおいしい』林望(文春文庫)
英国料理のまずさの解明と、おいしい朝食やアフタヌーン・ティーなどの紹介。レシピつきです。中でもスコーンの評判がよいようです。

『ドジリーヌ姫の優雅な冒険』小林信彦(文春文庫)
これは入手困難だと思います。ヒーローと結婚したお嬢様が毎回ある料理をテーマにどたばたするお話。日活映画(渡り鳥シリーズ)と落語を知ってると余計に楽しめます。こちらのメニューは東坡肉、フカヒレ、ダイエット料理、アボカド、鰻、シャリアピン・ステーキ、七面鳥、お雑煮、スモーガスボードなど。姫の料理はちょっといただけないのですが。
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この回答へのお礼

こんばんはです!
ご回答、ありがとうございます。

北森鴻さん、全くノーマークでした。
しかも、ミステリーなんですね、ミステリーファンとしては、かなり嬉しいです。
謎の同居人を探る、というのも楽しみです。

『イギリスはおいしい』は、評判の図書でしたね、これも読んでませんでした。
イギリス好きです、クリスティーを読んで初めてスコーンを知った私です(自伝で)。文庫でも出ているようなので、早速購入します。

『ドジリーヌ姫・・・』かなり気になりますね。
70年代発行なんですね、残念。
でも、探してみます。
だって、こんなに詳しく料理の詳細を知ったのに、読まずにはいられません。
小林信彦さんも、図書館で見かけてはいたのですが、未読の作家さんでした。

私にはまったく思いもつかない作家さんばかりのご紹介、ありがたいです。
特に北森鴻さん、この方は是非他の作品も読んでみたいです。
とてもご丁寧なご回答をありがとうございました。

お礼日時:2004/11/09 23:28

内田康夫さんの浅見光彦シリーズがおすすめです。


主人公の探偵・浅見光彦が食べるのが大好きで、うどんとか、刺身とか、浅見が出かける先々の料理の描写がとにかくおいしそうなんですよ。個人的には、平塚亭のお団子の話が好きです。
「名探偵浅見光彦の食いしん坊紀行」(実業之日本社)には、そんな食いしん坊な探偵と、内田康夫先生の不思議な食べ歩き旅行の様子が書かれています。こっちも面白いので、是非読んでいただきたいです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

浅見光彦シリーズって、そうなんですかー!
シリーズとは嬉しいですね。これを機に、挑戦してみたいです。

お楽しみ本も出ているのですね、これは勿体ないので、シリーズをある程度読んでからの楽しみにしようと思います。

お団子ですか、甘党の私としては嬉しい限りです。
どの巻なんでしょうね、それを求めて読み進むのもまた一興です。

好きなお話を挙げていただき、ありがとうございます。
楽しまれているのですね、そんな印象を受けました。
ご回答、ありがとうございました!

お礼日時:2004/11/09 23:35

檀 一雄 著


わが百味真髄(中公文庫)

 小さい頃に母親が出奔してしまったために幼い兄弟達を手料理で育てたという(父親は何もしない)、腕には自信がある分、いろんなもの食べてます(読んでからのお楽しみ)。
 国内外の様々な食べ物を独特の表現で描いています。親友太宰治の食趣や坂口安吾など、当人でなくては知り得ないような逸話もあり、文学好きにもたまりません。食べ物の値段や変遷なども時代を感じさせるもので、とても楽しく(ついでに真似してみたり)読みました。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

正統派ですね、素敵です。
こういう、時代を感じさせてくれる食の本が大好きです。
実は不勉強で、「檀一雄」って、女優の檀ふみさんのお父様、くらいにしか作家認識していませんでした。

他にも色々食についての著を出しているのですね。こだわってるなー^^。
これをきっかけに、檀一雄の世界に誘われる可能性もありますよね。
いいですね、楽しみです。

改訂版出ているんですね、ぜひぜひ、読んでみたいです。
ご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/11/09 15:41

#2gagamboです。


私としたことが失態を!!
×『行きそうで行かないところへ行こう』
○『行きそで行かないとこへ行こう』
です。2文字多かったようです。。。トホホ。
うろ覚えで書いてしまい、すみません。
後者が正しいです。(Amazonで確認しました)

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101429 …
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この回答へのお礼

わあ、そんなご丁寧に。ありがとうございます。
参考URL、拝見しました。

文庫で出ているのですね。
何冊かは購入の予定なので、これはチェックです!!

本当に、ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/09 15:25

田辺聖子さんの小説「返事はあした」に出てくる食べ物は


どれもそそられるものがあります。
特に美々卯の「うどんすき」は読むたびに食べたくなります。
それ以外にも大阪の食べ物についての美味しそうな描写がいろいろあり、
初めて読んだ学生の頃「いつか大阪に住みたい」と真剣に思いました(笑)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

田辺聖子さんですか、古典物しか読んだことなかったです。
尊敬すべき作家さんです。
エッセイは読んだことなかったです。
文章は好きなので、早速図書館へ行ってみたいです。
田辺聖子さんは図書館蔵書冊数が多いので、ありがたいですね。

大阪の食文化、全然念頭にありませんでした。
確か、田辺聖子さん自身が大阪出身の方でしたっけ?ご自身の体験が反映されているのでしょうか?
それは是非とも読んでみなくては!
嬉しいです、また、新しい分野がー。

>「いつか大阪に住みたい」
と思わせるほどですか、それはすごい。
思い出とともに語っていただけると、本当にうれしいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/09 15:21

#5です。


内田百けん(この「けん」の字が間の日が月なのです)が内田百になっちゃいました。
すみません。
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この回答へのお礼

わざわざありがとうござます。
大丈夫です有名どころさんなので^^。

ホントにご親切に、ありがたいです。
「けん」って平仮名で敢えて書いているのもおしゃれですね。
ほんとに平仮名なんですものね、おもしろいです。

お礼日時:2004/11/09 15:10

私も食いしん坊です。


私のお気に入りは、内田百の「御馳走帖」!
相当の食いしん坊だった百の食に関するエッセイをまとめた本ですので、おすすめです。
出てくる食べ物は、カレーライスや船でのフルコースやシュークリームやお酒や…とにかくいっぱい。
中公文庫で出てます。

あと、中公文庫で三宅艶子の「ハイカラ食いしんぼう記」も美味しそう(ホテルや洋食屋さんでの御馳走の話がいっぱい)ですよ。でも残念ながらこちらは絶版です。古本屋サイトで探すとまだあるようですが。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122026 …
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

ええっ!!
内田百間せんせーですか?
知りませんでした。漱石のお弟子さんくらいにしか考えた事ありませんでした。
勉強不足でした・・・。
しかも、ずいぶん食いしん坊さんらしいですね。
そういえば向田邦子さんも愛読してたとかしてないとか。

三宅艶子さんというのも知らなかった・・・。
「ハイカラ・・・」惹かれるフレーズです。しかも「食いしん坊」とくると、ひょっとしていけるかも!
最近古本サイト探検中なので、挑戦してみたいです。

絶版本など古い本の情報はとても貴重です。
参考URLまで貼っていただいて、ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/09 15:06

こんにちは。



わたしのお勧めは 竹内 真さんの「カレーライフ」です。小説ですが、カレーが無性に食べたくなりますよ。
家庭風からインド風まで書いてあります。

ただ、まだハードカバーでしか出てないみたいですね。
買うと高いので、図書館などで探されてみてはそうでしょう??

本当にカレーが食べたくなりますよ♪

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087752 …
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。

参考URLまで貼っていただいてありがとうございます、拝見しました。
すごい、一冊丸々カレーなのですね!
「カレーライス」ではなく「カレーライフ」なのですね、おもしろい。表紙もカレー風でした。

カレーって魔物ですよね、テレビなんかで観ていても無性に食べたくなったりして・・・。
危険な本ですねー!!
すごく楽しみです。
図書館で、中央からの取り寄せが可能なようなので、読んでみます。
これが一番手になるかも?

このままだったら、めぐり合えなかったかもしれない本です。
ご紹介、ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/09 14:19

林真理子さんのエッセイで「食べるたびに、哀しくって・・・」は秀逸です。



少女期、青春期、そして現在とざっと20数種類の食べ物が出てきます。
餡パン・コーヒー牛乳・トンカツ・カレー等々、特別なご馳走ではありませんが、それぞれのシチュエーションの細やかな描写には本当に感心致します。

食べ物の描写もさることながら、懐かしい子ども時代、そして青春時代のほろ苦い思い出など、しばしノスタルジーも味わえ、大好きな一冊です。

d(゜-^*)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

林真理子さんもありましたかー!
コーヒー牛乳には私にも思い出があります。
ぜひ読んでみたいです。

食べ物に関するエッセイって、大好きです。
その人が、どの時代にどんな風に育ったのか、どう感じていたのかを如実に語ってくれるものと考えております。
これがきっかけで林真理子さんの作品への扉が開かれるかも?

大好きな作品をお教えいただいて、ありがとうございます。
本って、ホントに出会いですね。

お礼日時:2004/11/09 14:05

はじめまして。

こんにちは。

大槻ケンヂ著の『行きそうで行かないところへ行こう』に出てくるカレーはいかがですか。
短編エッセイ集の中にカレーについて書かれている編があるのですが、
「カレーって意外と奥が深い!(深読みしすぎ!?)」と思わされました。
飄々かつコミカルな文章ですが、伝わるものはあると思います。

ちなみに私も、池波正太郎を読めばよだれが出てくるタイプです!
『剣客商売』では不二楼の料理もおはるの料理も食べてみたいです~。

以上、余談も含めてご参考までにお願いします。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。

大槻ケンヂさんは気になっていた方です。案外あの達観したかのような姿勢の文が好みでした。
『行きそうで行かないところへ行こう』は知りませんでした。
読んでみたいです。
あの人ってホントに楽しんでますよね。彼の語るカレー、興味あります。

『剣客商売』を読んで、味噌汁とご飯だけで朝食を試してみた人間です、私。
池波正太郎ファンの方がいらっしゃって嬉しいです。

そういうご回答もいいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/09 13:54

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