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こんちには、ルータの多重化を行う
VRRPとHSRPというプロトコルの違いがはっきりとわかりません。どなたか教えていただけませんでしょうか

宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

No1です。


もう少し補足しておきます。

まず冗長構成用プロトコルとしてHSRPをCiscoが独自に開発しましたが、ベンダー独自規格であったため他社とは互換性がありませんでした。
そこで複数のベンダーがHSRPを発展させ、他メーカー間で相互運用可能なようにしたVRRPがつくられ、RFCで規格化されました。(RFC2338)

どちらのプロトコルも複数のルータ間でやり取りして仮想的なルータを作ります。つまり仮想MACアドレスと仮想IPアドレスを作り、各端末はこの仮想アドレスと通信することになるのです。

仮想アドレスはHSRPとVRRPで違います。
<HSRP>
 00-00-0C-07-AC-**
<VRRP>
 00-00-5E-00-01-**
 ※"**"は変数です。

また複数のルータ間で情報をやり取りする方法も若干違います。

<HSRP>
ルータ間でHelloパケットのやりとりを行う。
なおHelloパケットはUDPの1985番ポートが使われ、224.0.0.2(マルチキャストアドレス)をTTL=1にして送信します。
※アプリケーション層で動きます。

<VRRP>
ルータ間でVRRPパケットのやりとりを行う。
VRRPパケットはIP上でプロトコル番号112で動き、224.0.0.18(マルチキャストアドレス)でTTL=255にしてやりとりされます。
※トランスポート層で動きます。

とまぁ微妙に違うのですが、機能的にはほぼ同じようです。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。

追加質問したいのですが、よろしければお答えお願い致します。
Cisco製品ではHSRPではなく、VRRPを使うようにはできるのでしょうか?

HSRPのほうは同時に複数台のルータを稼動させて、お互いのバックアップも兼ねつつトラフィックを負荷分散することはできるのでしょうか?(VRRPは出来ると認識しておるのですが)

お礼日時:2004/11/10 21:18

わかる範囲でお答えします。



>Cisco製品ではHSRPではなく、VRRPを使うようにはできるのでしょうか?

聞いたことがないですね。
といっても私が知らないだけでできるのかもしれませんが・・・

>HSRPのほうは同時に複数台のルータを稼動させて、お互いの
>バックアップも兼ねつつトラフィックを負荷分散することは
>できるのでしょうか?(VRRPは出来ると認識しておるのですが)

HSRPは1つのネットワーク上に2つの仮想アドレスを持つことができます。
各端末やネットワーク機器のデフォルトルートをこの2つの仮想アドレスに分散させることにより、普段は別々のルートを使うようになり、片方の経路が切れれば、残りのルートに自動的に迂回してくれるようになります。
これをMHSRPと呼ぶそうです。
※私は設定したことがないので聞きかじりですが・・・

下記URLで紹介されてるので参考にしてください。

参考URL:http://www.soi.wide.ad.jp/iw2001/slides/03/03-2/ …
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この回答へのお礼

たびたびありがとうございます。

自分でももちろん、調べたのですがなかなか調べきれず、お聞きしました。
親切に回答していただき感謝しております。

またなにかのときにはよろしくお願い致します。
すっきりした感じがします。

お礼日時:2004/11/11 09:02

VRRPとHSRPは基本的には同じです。


大きな違いはVRRPが標準化された冗長構成用プロトコルで、HSRPはCisco独自の冗長構成プロトコルだということです。(確かシスコが特許をもってたような・・・)

ですからCiscoだと無条件でHSRPを使うことになり、その他のメーカーだとVRRPを使うことになります。(ただしCisco以外の一部メーカーも独自のプロトコルを開発してます)

なおHSRPとVRRPは互換性がないと思いましたので、Cisco製品を使いたい場合はCiscoで統一する必要があります。
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