準・究極の選択

 中国の人民元が安く維持されているような気がしてなりません。実際日本に働きにきている中国大陸の人に聞くと、現在のレートでは、たとえば人件費などは中国の人は日本人の20分の1です。このような低賃金で作られた品物は、日本に輸入された場合、日本の同じ製品では全く競争力はないのではないでしょうか?(たとえばタオル、下着、しいたけ等)そのうち、電子製品も中国で作られるようになれば、日本の製造業はだめになるのでは?近くの大国だけに心配です。なぜ、中国の元はこれほどまでに低くできるのでしょうか? 

A 回答 (3件)

おっしゃることはもっともです。


でも、中国人民にとってはどうでしょうか。人民元よりもドルや円といった強い外貨を信用してるみたいですよ。内情はよく知りませんが。知り合いの中国人はドルをレートより高く買ってくれます。ドルで貯金してるみたいです。
悪貨は良貨を駆逐するというのは本当なんでしょうかね。
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中国は確かに輸出国としては強いですが、国内は


そんなに頑強な国ではありません。
貧富の差は激しく、全体に貧しい国です。
だから,安価な労働力にあふれているのですが、

さて、もしも中国の外国為替を自由化したら
どうなるでしょう。
間違いなく、更に元は下落します。
というのは、中国ではドルの信頼が厚いのです。
このため、人民元には、ドルに交換可能な外貨兌換券と
交換不可能な非兌換券の両方が存在し、
自由にドルに変えられないようになっています。
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この一年位、人民元のレートは1RMB=¥13~15.程度ですネ。


香港ドルとほぼ一対一に近い数字となっています。ですから、実力を考えると、これでもまだ高すぎるような気もします。
文革の頃のように国家の威信にかけて以上に高いレートを維持していた頃もあり、その頃に比べればかなり実情に近いレートとなってきているのではないかと思います。
中国の国土は非常に広く、人口も公式ではなく実勢では13億とも15億とも言われていますネ。そして、広州・北京・上海などの大都市では平均月収は2000元/月程度で、中には年収数十億元という人々も多数おられますが、内蒙古や新疆などに行くと年収100元にも満たない人々が多数住んでいます。
貧富の差が極端に、アメリカよりも、大きいのです。ですから、安い地域の労働力を使えば人件費は20分の1どころか計算外となってしまう場合すらあります。
ただ、中国の産業の特徴として、同じ品質のものを作りつづけることは非常に苦手であるということを挙げることができます。
手先が器用で‥というのは確かですが、同じものを作りつづけることはダメなのですネ。
そのような問題がありますので、分野によっては価格面以外での競争力を持たないところもあります。
ユニ●ロのように大成功を収めたところは、おそらく血の滲むような現地指導と投資を行なってきたと想像できます‥。
広い範囲の産業が中国製にくわれてしまうということはないのではないかと思います。現在の技術力では。
今でもコンピュータ本体は台湾で、ソフトはインドで、というのが世界的な構図ですから、いつの日か中国がシェアを奪う日がくるかもしれませんが‥かなり先でしょうネ。
以上kawakawaでした
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