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中性脂肪の行方についてお伺いします。
中性脂肪の値が高いので、EPAやDHAのサプリをのんでいます。
これらのサプリを飲むと値が下がるらしいのですが、値が下がった時、本来中性脂肪になるべきものはどこにいくのでしょうか。
EPAやDHAによって分解されるのでしょうか。あるいは中性脂肪とならずに、体外に排出されるのでしょうか。

A 回答 (2件)

>本来中性脂肪になるべきものはどこにいくのでしょうか。



「中性脂肪の値が高い」という場合は、血液中の中性脂肪の値が高いという意味です。

中性脂肪はリポタンパクという粒子状で血液を循環していて、リパーゼ(LPL)という酵素で分解されて、脂肪細胞や筋肉に取り込まれます。
余った中性脂肪はさらに分解されて肝臓から回収されます。

しかし、肥満の人や生まれつき脂質異常体質の人は、リパーゼ(LPL)の生産量が低下します。
その結果、血液中にいつまでも分解されない中性脂肪が停滞し、血管の壁に付着して動脈硬化を引き起こします。

血液中の中性脂肪には、食事由来の「外因性経路」の中性脂肪だけでなく、
肝臓で作られて血液中に放出される「内因性経路」の中性脂肪の2種類あります。
EPAは、肝臓が中性脂肪を合成して血液中に放出するのを抑制する働きがあるので、結果的に血液中の中性脂肪値を下げることができます。

遺伝で脂質異常症の場合はEPAや薬に頼るしかありませんが、
肥満の状態や、ニコチン、アルコールは肝臓が中性脂肪を合成して血液中に放出するのを促進してしまうため、これらを改善するのも大切です。
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この回答へのお礼

中性脂肪は肝臓で合成されるということですが、EPAを摂取することで合成を阻害したとしても、中性脂肪となるはずだった物質はあるんですよね。結局中性脂肪という形にならなくても、その物質が身体に悪いという事はないのでしょうか。EPAにより中性脂肪の値が下がっても、代替的に他の物質が

お礼日時:2018/11/20 01:10

本来肝臓で処理されるべき脂肪分が処理しきれず血中にあふれたのが中性脂肪です。


いわば処理の順番待ちをしている状態です。
処理されてLDLとなって全身の細胞に運ばれ、そこに蓄えられます。

一方、EPAもDHAも抗酸化作用や血管壁保護作用はありますが、中性脂肪に直接働きかける働きは持ちません。
あくまで「血管壁を守る」それだけです。(まあ動脈硬化を防ぐだけでかなりの成人病が予防できますが)
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。血管壁を強くして動脈硬化を防ぐということですね。サプリをのんでも中性脂肪は下がらないということでしょうかね。

お礼日時:2018/11/20 01:04

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