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何らかの宗教を信仰されている方に質問です。私の親がクリスチャンであったことから、私は幼い頃からキリスト教の教会に通ったりしていた為か宗教についての偏見は全くありません。新興宗教、比較的新しい宗教についても同様にあまり抵抗はありません。オウムは宗教ではなく、LSDという薬物によって狂ったリーダーによってテロ組織と化してしまった真相も知っています。ある近しい人が「日本の無教養な人たちが宗教と聞いただけで恐怖や嫌悪感を催す現状云々」という話をしているのを耳にしました。それが、本当ならば、なぜ日本の一部の人たちは、宗教に対して不安を抱くのでしょうか?ご意見ありましたら聞かせて下さいませんか?

A 回答 (5件)

もともと日本に宗教的風土は希薄です。



土着の信仰はありました。
しかしそれ以上のものは民衆レベルではありません。
人口密度が高い分世間の縛りが厳しかったので、民衆のレベルではそれだけで十分だったのです。

仏教は鎌倉時代に初めて民衆レベルに降りてきましたし、
神道も明治の国家神道までは宮中にとどまっていました。

それが一気に転換し、
江戸時代に仏教に帰依することが求められ、(宗門人別改帳)
明治以降神道への帰依が求められます。(国家神道)
いわばそういう宗教は上からの押し付けだったのであり、
しかもその歴史が積み重ならないうちに、敗戦というまたしてもの大転換が起こります。

そういう押し付けへの反発があったのに加え、
もともと宗教的風土が希薄なのですから宗教のことを学ぶ機会もありません。
となると、宗教について知るのはほとんどニュースのみとなり、そのニュースは事件に重きを置いて報道します。
宗教がどういう色づけになっていくかは明白です。

私は宗教は
「個人と社会(私以外のその他大勢)がともに幸せに生きる道しるべ」
だと思っており、その道しるべが構成員の共通基盤になっている、例えば西欧のような社会はやはり品格があると感じます。
これは私が仏教とは何を語る宗教かを学習し、そしてそれがキリスト教とかなりの共通要素を持つと気づいたときに、初めて感じたことです。
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この回答へのお礼

端的で、明快な御回答をありがとうございます。決して答えは一つではないと思いますけれど、凡そそうではないかと思います。また、宗教というものが包含する本質というのか、真理と呼べばよいのか、そうした人生への理解を源に平和な社会を創造する、個人、或いは家族を育む指針としての宗教の持つ役割が、時に自ら歪められたり、又は外的に抑圧されることによって大衆の中で非常にイビツであやふやなイメージを持たれていることは否めませんね。マスメディアが面白可笑しく宗教を扱い視聴者の不安を煽ることを良しとする社会は容認できませんが、彼らマスメディアの宗教批判が無責任な報道により、道徳の頽廃に繋がっているとすればそれは計り知れない破壊を日本にもたらしているとも言えるのではないでしょうか?とは言え、宗教とは本来「人生の学問」であると理解すればそれだけのことなのでしょうけれど。考えるヒントをくださってありがとうございます。

お礼日時:2019/04/22 12:32

新興宗教、比較的新しい宗教についても同様にあまり抵抗はありません??


とのご質問の一部から
貴方を含め、宗教のイロハが分から方がいかに多いか、驚きます

宗教により個人も国家も亡びる事もあり
繁栄する事もあるのです

その恐ろしい、又、素晴らしい宗教が分からないから、
無知無学だから、正しく教える聖職者がいないから
不安を抱き、議論を避け、逃げ、隠れ、無視し、裏で批判するのです

キリスト教についても少々学びました、
その陰の部分も知らなくてはなりません
http://rokusann.sakura.ne.jp/default2.htm

更に歴史も、
http://rokusann.sakura.ne.jp/newpage5.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
宗教に対して恐れや不安を抱く理由が、こうした歴史的背景にあるという御見解なのですね?
では、恐れや不安を抱く人の心理には、こうした歴史認識が浸透している故ということになりますが、どうなのでしょうか?
かつてのソビエトが打ち出した「共産主義」というイデオロギーの歴史の中にスターリンが行った粛清の数々を印象として「共産主義信奉」を恐れる、不安を抱くということはあり得ると思います。が、すると、宗教に対して不安を抱く人々は、そうしたネガティブな歴史認識を共通に抱いているということになります。その通りでしょうか?
教育といった観点で言えば、確かに宗教を否定的な見解で教員が子供に教えれば、子供らは少なからず否定的なものとして宗教への印象を受け取ることは考えられますね。すると、不安や悪いイメージを抱くのは、教員が「宗教」について十分に教えないという理由も同時に上がってくるのではないでしょうか?更に、この日本に於いて「宗教」に対しての悪い話を殊更、積極的に吹聴している人間が存在するということが浮き彫りになって来はしないないでしょうか?

お礼日時:2019/04/22 11:15

日本固有の宗教は神道です。


天皇は神道の司祭者です。

この神道は多神教で、教義も経典も
ありません。

自然や先祖を敬う、というだけの
宗教です。

そういう宗教観が日本人の基本に
なっているので、教義や経典がある宗教には
違和感を感じるのです。

例外は仏教です。
仏教は、長い年月をかけ、国策として布教し、天皇まで帰依
したことがあります。

こうした経緯があるので仏教は広く普及した
のですが、本来の仏教とは別物の、
神道の影響を受けた、日本独自の
宗教になっているのが現状です。
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この回答へのお礼

現代の日本人は、神道の精神を皆が宿しているということなのでしょうか?仏教は歴史的にみても古くから日本文化発展に浸透した思想体験を成すものだと思います。が、だから他の宗教に違和感を抱くというのですね?すると神道も仏教も他の宗教は認めないという教えや精神思想であるとなってしまうのではないでしょうか?
それは非常に排他的思想に思えますが真意でしょうか?単に古いものは受け入れるが新しいものは認めないという権威主義の意見にも受けとれてしまうのですが、違いますか?

お礼日時:2019/04/22 06:45

>>なぜ日本の一部の人たちは、宗教に対して不安を抱くのでしょうか?



オウムの信者と同じく、日本の多くの人々は「宗教は怖いもの」って洗脳されているからです。
具体的には、大東亜戦争の敗北と、その後のGHQによる7年間の日本支配によって、その間のGHQによって日本人に対する「宗教は怖いもの」という洗脳がいまだに効いているからでしょう。
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この回答へのお礼

それは、本当だと思います。
アメリカが日本を分散させるために皇室を解体したり、左翼(マルキスト)による教育利権を与えたことからも、宗教を嫌悪する教育による子供らへの洗脳は確かにされてきたように思います。
すばらしいご回答をありがとうございます。

お礼日時:2019/04/22 00:15

キリスト教をしってるのなら サタンも知ってる筈・・



サタンが 人間の心に入り込める事までは 理解出来ないの?

宗教を嫌うのでは無く 宗教に寄り付かせない力を サタンが 内部から占めてるだけ・
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この回答へのお礼

すばらしいご回答をありがとうございます。

お礼日時:2019/04/22 00:05

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