とっておきの「まかない飯」を教えて下さい!

ラノベの文庫と単行本の違いとはなんですか?
単行本の方が価格が高いのはなぜですか?

A 回答 (3件)

ラノベの、ということで、カドカワBOOKS、とか、FMブックス、といったレーベルについて書きます。



ライトノベルは、基本的には、中高生などを主な対象として刊行されている小説レーベルです。
主流と言える、電撃文庫とか、スニーカー文庫などは、その名前の通り、最初から文庫で刊行されています。これは、相手が学生ということもあり、1冊1000円を超えるような単行本だとなかなか手を出しづらいため、数百円で買える文庫の方が売れる見込みが多い、という理由です。ただ、文庫は単価が安いため、出版社としては利益率が低い、という問題があります。

それに対して、上に書いたカドカワBOOKSなどは、基本的に、「小説家になろう」とか、「カクヨム」「エブリスタ」などの小説投稿サイトで無料公開され、人気の高い作品を書籍化する、というのが一般的です。
これらのレーベルが、なぜ、単行本の形で刊行されるのか、というと、ある程度、売り上げが見込めるからです。
小説投稿サイトで人気を博している作品、というのは、刊行時点である程度、既に知名度があります。従来の文庫レーベルの作品の場合、書き下ろしで、本になるまで、読む人は、どういう作品なのかわかりません。そのため、編集者などが「良い」と思っても、実際にどのくらい売れるのか、というのが計算できません。ですので、単行本で刊行した場合、「値段が高い」という理由で敬遠されてしまう可能性が高いのです。
対して、投稿サイトで人気を博しているものの場合、読む人のニーズなどが抑えられています。また、投稿サイトの場合、著者と読者とのやりとりなどが出来たりしますので、その作品のファンというのは、一種の「信者」のような形になり、刊行されたら絶対に買う、と言う人も多くいます。それならば、利益率が低い文庫で出すよりも、利益率の高い単行本で出した方が、出版社としても儲かるわけです。

出版不況と言われるように、書籍の売り上げが低下する中、出版社も苦しい状況にあります。
その中で、多少、値段が高くても確実に買ってくれる、という層を狙ったのが、ライトノベルの単行本レーベルである、と言えます。
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この回答へのお礼

とても詳しく教えてくださってありがとうございました。

お礼日時:2019/10/16 16:49

まず単行本を出してある程度のもうけが出た場合は、ロングセラーを目指して文庫化する。

単行本で売れなかったら文庫化はされない。
かつでは単行本から文庫化する場合、活字を組みかえる必要があったが、今は電子出稿なので、班を組み替える手間がほとんどない。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2019/10/16 16:50

製本代にお金がかかり


文庫本の方が安い

しかも
単行本の発行部数は少ないので
その分高くなります
文庫本は発行部数が多いので
安くなります
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2019/10/16 16:50

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