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クラシック音楽のCDの選び方。(アーティスト)
クラシックを聴くのは好きなのですが、クラシックについて詳しいわけではありません。ですので、Appleミュージック等で曲名で検索しても多数のアーティストがでてきてどの曲が一番ベーシックなのかがわかりません…。
聴きやすいものを選ぶ?というのをどこかで聞いた記憶があるのですが、自分的にはコンポーザーが演奏したものに近いものを聴きたいです。作曲者は大昔に亡くなっていますし、この時代までそのままの演奏の形が残っているわけではないのかもしれませんが、最初のうちは一番ベタというか、デフォルトのようなものから入りたいです。(伝わりにくくてすみません)
その場合、どのアーティストで検索したら良いですか?自分のざっくりとした聴きたい曲リストは一番下に載せます。

また、交響曲だったら指揮者、クラシックピアノだったらその演奏者?という感じで検索していくという認識でいいのでしょうか。
あとカラヤンがいいとも聴いたことがあるのですが、交響曲ならカラヤン選んでいたら失敗はありませんか?笑(極端ですみません)

【聴きたい曲】

・ショパン バラード第一番 ト短調
・ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
・グスターヴ・ホルスト 惑星~木星
・ビゼー 「カルメン」

などなど…

A 回答 (11件中1~10件)

No.8 です。

#8 の「お礼」に書かれたことについて。

>宇野功芳というお方は音楽業界でどのような方なのでしょうか?調べると音楽評論家であり指揮者でもあるそうなのですが

あ、すみません。あまり個人名を出してはいけないですね。
宇野功芳氏は既に故人ですが(2016年に亡くなられました)、日本のクラシック音楽批評家としての大御所、重鎮の方でしたね。CDの批評で有名な歴史ある雑誌「レコード芸術」の筆頭選者を長年務められていましたし、「名盤名演」とか「ベストCDはこれだ!」的な著作も多数あります。
いろいろな意味で日本の「クラシック音楽リスナー」の育成・拡大と底上げに功績の大きかった方だと思います。
勝手な「押しつけ」や「思い込み」はフェアではないので、気になるようであれば著書をいくつかお読みいただけばよいと思います。個性やアクが強いので、はまれば信者になると思いますし、批判的に読むことで自分の感受性も鍛えられると思います。

たとえば(あらためて調べてみると、「廃版」になっているものもたくさんありますね)

「クラシックCDの名盤」 (文春新書)
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%89%88-%E3% …

「クラシックCDの名盤 大作曲家篇」 (文春新書)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%8 …

「クラシックCDの名盤 演奏家篇」 (文春新書)
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%89%88-%E3% …

「モーツァルト 奇跡の音楽を聴く」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%8 …

「ベートーヴェン 不滅の音楽を聴く」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%8 …

「私のフルトヴェングラー」
https://www.amazon.co.jp/%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%8 …

「魂に響く音楽」
https://www.amazon.co.jp/%E9%AD%82%E3%81%AB%E9%9 …
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「コンポーザーが演奏したものに近いものというのは、そのままの意味でしょうか? それとも「今定番と認識されているような演奏」という意味でしょうか?



前者であれば、「コンポーザーが演奏したものに近いもの」かどうかを判断するのは、録音の無い時代の作品では不可能です。
例えば、近代以降・・・ドビュッシーやラヴェルが演奏した自身のピアノ曲の録音であれば残っていて、今はYouTubeで簡単に聞けます。それらの演奏は非常に個性的で、今一般的に「定番」の演奏とみなされているものとはどれも程遠いです。ドビュッシーは若い頃ピアニストを目指していたということで個性的、ラヴェルは逆にピアノが苦手ということで個性的、な演奏ということで、それらが必ずしも「作者が理想とした演奏」とは限らないです。むしろ作者が卓越したピアニストに客観的に指示して音作りした演奏の方が信頼性は高かったりしますね。作者が演奏や指揮が上手くても、あまり演奏や指揮をしないのはそういうわけでしょう。
そんな感じですから、ビゼーやショパンに今言われている「お手本通りの演奏」というのがあるとしても、それが「=コンポーザーが演奏したものに近いもの」ではないことは想像付きますし、録音が無い限りそれがどのようなものだったかも判断出来ないと思います。

もし今一般に言われている「お手本通りの演奏」ということであれば。
まず「名盤」と言われるもの。ただこれは、「お手本通り」から「時代を超えた唯一無二の演奏」まで意外と幅広かったりします。
あるいは、例えばショパンならショパンに詳しい音楽好きや専門家がいて、そういう人は同じ作品でも惜しまず多くの録音を聴いてきたりしていますから、そういった人のレビューを参考にするといいです。「入門編」「初心者向け」といったものをお勧めします。そういう点では、クラシック全般を広く浅く知ってる人(一般論が多く具体性に欠ける)よりも、特定の作曲家に詳しい人の意見の方が信頼性は高いですよ。

ですが、演奏は「生モノ」なので、「誰でも聴ける安心感ある定番」と言われようと「偉大な名盤」と言われようと、聴き手の好みに合わないということは珍しくありません。また、カラヤンだろうとウイーンだろうと、「どの作品も上手く演奏出来る」なんてあり得ません。やはり向き不向きはそれぞれの演奏家にたくさんあります。
また、作品によってはいい録音があまり見つからないものも多いです。(作品の性質上、「良く」聞こえにくいという事例はあります。これは「演奏難易度」に直結していると言っていいでしょう。)
これは踏まえておいた方がいいです。

結局自分で手当たり次第聴くしかないのですが、今は幸いYouTubeに違法なのか無断なのか海外から様々な商用録音が流されていますので、それで試して購入なり図書館に行くなりするのも手です。海外の動画の方が圧倒的に多いので、作家の母国語か英語で検索することは忘れずに。
都市部であれば図書館の数自体が多いですし、定番から、意外とマニアックな盤まで色々見つかったりしますのでお勧めです。(私はそれでドビュッシーのなかなかお目にかかれない作品までかなり制覇出来ました。貴重な廃盤なんかもありましたね。)
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この回答へのお礼

なかなか感慨深いですね…。
私が意味したのは前者の言葉通りのものです。確かに、音楽は楽譜だけが残り、文芸等でよくあるその特質を世代交代によって継承され、維持されるものではないですもんね…。ここは諦めるというか、私の質問自体無茶な話だったんだなと反省したいと思います。

検索の仕方など、初心者の私にとってとても助かる回答していただきありがとうございます!

お礼日時:2020/03/13 07:38

そのカラヤンにも「本当にこれでよいのか?」というのがある。


チャイコフスキー交響曲4~6とか。
あのベルリンフィルであるにもかかわらず。

ところがこれから入るとムラヴィンスキーはあまりに違いすぎて、後からは聴けない。
名盤とよばれているにもかかわらず。

ファーストインパクトはそれほど重大な意味を持つ。

悩むなら「名盤100選」のような本がたくさん出回っているので、それから選ぶとよいと思う。
プロの聞き手が選んだ盤である。
もっともそのプロの間でも意見の相違があるので、2~3冊読む方がより確実である。
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この回答へのお礼

なるほど…。
同じ楽譜なのに指揮者一人で演奏が大きく変わるなんて、音楽ってやっぱり深いんですね。

是非参考にしたいと思います!
同じ曲でも色々聴いてそれから考えていきます。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2020/03/13 07:25

No.6 です。

ちょっと付け足し。

>あとカラヤンがいいとも聴いたことがあるのですが、交響曲ならカラヤン選んでいたら失敗はありませんか?笑

「カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏がよい」というのは、「ドイツ、オーストリアの音楽がクラシックの王道である」(バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ワーグナー、ブルックナー、マーラー・・・)という超保守派の発言でしょう。(でも宇野功芳氏はアンチ・カラヤン派でした)
「フルトヴェングラーが・・・」というのも同じ立場からの発言でしょう。

でも、あなたの挙げられた曲の中には、その「ドイツ音楽」の類は一つも含まれていませんね。
ケース・バイ・ケースで選んだ方がよいと思いますよ。
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この回答へのお礼

すみません、私が人から聞いたのは「カラヤンがいい」であって、交響曲ならという部分は私の勝手な解釈といいますか、自分の聴くのが交響曲が多いのでそう言ってしまいました(汗)
是非その点も注意したいと思います。

あと、本当に素人なものでもし音楽に詳しい方に失礼があったら申し訳ないのですが、宇野功芳というお方は音楽業界でどのような方なのでしょうか?調べると音楽評論家であり指揮者でもあるそうなのですが、yhr2さんの一つ前の回答にも見受けられ、どうやらあまりいい印象ではないみたいなのですが…。

お礼日時:2020/03/13 07:22

始めからアーティストで選ぶのは、大変です。

私の場合は、ピアノ曲からレコード店の試聴コーナーで、試聴していいなと思うものから、何枚か選びました。また、バイオリンやギターまた、チェロなど、楽器から入るといいですよ。
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音楽を「教養」として聞いたってつまらないです。


自分の心に響く音楽を、自分で探さないといけません。
他人が「良い」といったものをありがたがって聞いても、自分にとって本当に心に響くものは見つからないと思います。

前向きで元気のよいときに気に入った演奏が、落ち込んだ時にはうっとうしく聞こえるかもしれません。逆に「しょぼい」と思っていた演奏が、心に染み入るときもあるでしょう。音楽、演奏とはそういうものです。

急がば回れ。ぐる~っと遠回りして聴き回ることが、音楽を聴く楽しみそのものでもあります。

とりあえず入門者用に下記をまず聴いてみてはいかがでしょうか。

・ショパン バラード第一番 ト短調:アルトゥール・ルービンシュタイン(ポーランド生まれのショパン弾き)、あるいはウラディーミル・アシュケナージ(標準的、模範的)あたり。
・ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」:イシュトヴァン・ケルテス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団あたり。
・グスターヴ・ホルスト 惑星:エードリアン・ボールト指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。ボールトは「惑星」の初演者でいくつも録音していますが、これが最後の録音(1978年)かな。 できれば全曲を聴いてね。
・ビゼー「カルメン」:オペラ全曲なら映像入りでカルロス・クライバー指揮ウィーン国立歌劇場のDVD。でも多分「組曲」のことなんだろうなあ。組曲ならシャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団、あるいは小澤征爾指揮フランス国立管弦楽団あたり。

有名曲の「名盤・名演、定番」が知りたいのなら、下記のような本が出ているので購入するなり立ち読みしてみてください。あくまで「入り口、きっかけ」に過ぎませんので、これだけで満足しないように。
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%8 …

宇野功芳氏の本はお勧めしません。(批判的に読むならよいけれど)
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この回答へのお礼

確かにそうですよね…。
クラシックだけに限らず、小説やゲーム等も、誰かが絶賛してお勧めしてきた作品でも全く自分には合わなかったものも今までたくさんありました。
yhr2さんの気分によって聴こえ方が変わるという例えもすごく分かりやすかったです。

ここでいただいたお勧めのもの、入門者用のものは全て聴いてみて、その後は自分でじっくり探していこうと思います。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2020/03/13 07:10

たとえば、私の好みですが、


・ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
については、
指揮:ジョージ・セル 演奏:クリーブランド管弦楽団のものが好きです。
下に1959年録音の物を貼っておきます。1962年録音の物があったと思うのですが、
それが一番好きでした。
というように、好みがあるので、まずはYouTubeで検索する事をお勧めします。
ホルストの「惑星」だと
指揮:シャルル・デュトワ 演奏:モントリオール交響楽団(多分) 録音年:1986年(多分)
がYouTubeに載っています。

ヘルベルト・フォン・カラヤンは20世紀を代表する指揮者の一人ですから、検索しても
かなりの確率でヒットします。ベーシックな指揮者だと思います。
カラヤンとベルリンフィルは定番中の定番ですね。
ベートーベンの交響曲第5番「運命」に関しては、
指揮:フルトヴェングラー 演奏:ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 録音年:1947年5月27日
は鳥肌ものです。
以上、参考になれば。

「新世界より」
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この回答へのお礼

わざわざリンクまで貼っていただきありがとうございます!
本当に何から聴いたらいいのか分からなくて困っていたので、こういう風に具体的におすすめのものを提示していただけると助かります。
ぜひ聴いてみたいと思います。

お礼日時:2020/03/13 06:59

カラヤンはお手本というイメージがあります。

ですから、初めて聴く曲にはいいかもしれません。カラヤンの演奏時間を控えておいて、カラヤンより速い演奏、遅い演奏を聴き比べるのも楽しいかもしれません。それで気になった指揮者のほかの演奏を聴くようにしたらいいと思います。
他には、作曲者と同じ出身国の指揮者とかオーケストラを聴いてみるとかもあります。
「惑星」はカラヤンが62年ウィーン・フィルの演奏で世に出した曲ですから、一度は62年版を聴いてみてください。81年版のベルリン・フィルもありますから楽器の音を聴き比べるの楽しいです。
ピアノやヴァイオリンの演奏者はいろんな人を聴いて好みやお気に入りを見つけるしかないです。名盤で検索とかで、これが世間ではうまい演奏なのかというのもありでしょう。
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コンポーザーにこだわるならカラヤンよりも最近の方が研究が進んでいたりもするようですが。



自分が聴くのは主に声楽や合唱、オペラですが、迷うときは国を意識してます。
ドイツの曲ならドイツで演奏されたもの。
フランスの曲ならフランスで演奏されたもの。
今の時代、指揮者も演奏家も世界中を飛び回ってますが、それでもドイツにはドイツの音があり、フランスにはフランスの音があると感じるので。
作曲家だって、その地域の文化(楽器も演奏家も演奏会場も)で作曲したわけですしね。
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失敗をさけちゃいなら、名曲だけを集めたらいい


どういうのが名曲だか分からないひとは、ネットや本で評判のいい曲を選べばいい。
ただ、好みやそのときの心境でも感じ方は随分と変わってくるけど
初心者は、演奏者やオーケストラの違いは分からないので、これにこだわることはない。最初はみんなおなじに聞こえる

一番いいのは、クラシック入門書をよむといいかも。ネットでもマニアのプログもある、この曲の演奏者は誰それでないとだめだとか、なかなかうるさい
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