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音楽理論を学びながら楽曲分析をしているのですが、
曲のコード進行に対する本質が分からなくて困ってます。
トニック、サブドミナント、ドミナントの機能や、コード単体の明暗などが
曲をコントロールしているのはわかっているのですが、
いざ楽曲のコード進行を見るとなぜそのコード進行なのかがわかりません。

自分で曲を作る時に手が止まってしまい、毎回リファレンス曲のコード進行を使うたびに
自分自身の曲がとても意味のないコード進行を使っているような感じがしてしまいます。
なぜそのコード進行を使ったのかと自問するたびに、「リファレンス曲のコード進行だから」で止まってしまいます。

I-Ⅳ の場合、「トニック→サブドミナントだから」
Ⅱm-V7の場合、「ツーファイブだから」
Ⅵm-Ⅰの場合、「トニックが延長していてAメロにいい」

と頭の中で考えているのですがうまく使えない状態でいます。

どういう考え方でコード進行を作ればいいのか分からないです。

回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

コード進行には歴史と文化があります。



たとえばブルースコードは「 A7 – D7 – A7 – A7. D7 – D7 – A7 – A7. E7 – D7 – A7 – E7. 」の12小節の繰り返しです。日本だとこれを崩しても平気な顔をしていますが、本場のブルース演奏者はこのコード進行を頑なに守っています。

なぜこのコード進行なのか?を問うのは意味がありません(いや、意味はありますが、それをやるとかなり深い話になり音楽理論というより、思想史に近くなります)
それはたとえば「俳句はなぜ5・7・5なのか?」と問うのと同じことだからです。

ただし、そのようなコード進行で「得られる表現」というのはあります。
質問者様の内容で書くなら
>I-Ⅳ の場合、「トニック→サブドミナントだから」ではなく「トニックからサブドミナントに変えると、コードが悲しげに感じるから」であり、喜怒哀楽のうち喜→哀を表現しやすいから

>Ⅱm-V7の場合、「ツーファイブだから」ではなく「ツーファイブは、前のコードを支え、力強く次のコードにかえて曲を前進させる」で進行をサポートするもの

>Ⅵm-Ⅰの場合、「トニックが延長していてAメロにいい」ではなく「マイナーからメジャーに変わり、開放感がある」から目の前の視界が開けるようでAメロの導入部によい

というふうに「表現方法」として考えるものです。
表現方法であるからこそ、ブルースのように「ある決まったコードを使うと○○と言うジャンルになる」わけです。

#1さんも書いておられますが、コード進行は「官能」とか「人間の喜怒哀楽」を表現するためのものです。
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言葉では中々表し難い問題ですが何となく言いたい事をお察ししました。


疑問点は、コードを並べる方法は知っているけど、それを自分のインスピレーションなりイメージとどう結合させて作るべきか分からないということでしょうか。
それは作曲家のセンスと言ってしまえばお終いですが、ちょっと考えてみます。

まず思うのは単純にⅡ→Ⅴと言っても転回形→基本形なのか基本形→転回形なのかで意味、印象が全然が違います。そこは考察されましたでしょうか?
概してアルファベット式のコード理論は転回形の使い方について詳しく説明しない傾向があります。
自由にやれば〜ということなんだと思いますが、そこで伸び悩んでいる人は多いようです。

つまりⅠ→ⅣとかⅡ→Ⅴとか荒っぽい羅列だけではなく、実際の音がどう進んでいるとか、特にまずベース、その次にメロディー、そして両外声だけでも音の噛み合わせを確認してみて下さい。できれば譜面に書いて見ると一発でナゼ?のカラクリがわかります。

優れた曲では、もしⅡ→Ⅴが順次進行の方で使われているのであれば、理由があります。前後の長い流れ、勢いの中でそこは順次進行でなくなてはならない理由があることにきっと気付かれると思います。

さらに、何の転回形を選ぶかということは和音の横の流れの指向性と重力に強く影響します。
譜面にすると視覚的によくわかりますが、ベースが順次進行であるⅡ→Ⅴもあれば根音が4度上行または5度下行するⅡ→Ⅴもあります。
もしこの辺りの転回形を考察していない段階でしたら、もったいないことです。是非とも調べてみて下さい。

なお、いきなりブルースのコード進行を例にこのような諸問題を考えるのは少し違う気がします。
ブルースは音楽の根源だし色々基本が詰まっているのは確かですが、果たしてコード進行の型が根元かと考えると、全く関係ないと思われるジャンルはたくさんあるからです。
ブルースは一種の保守的な伝統芸能みたいなものですから、発展的に理論を勉強してみたいと願う人に対する例としては相応しくないと思うのです。
ということで、型に嵌らず色々なコード進行を調べてみて下さい。
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理屈を取るか、官能を取るか。



その二択であると思っていまして。
誰かが作った理論よりも自分の感情を信じる、とブチ切れた人たちが作った楽曲にこそ、人は喜びを感じたりするものだと思っています。

分析よりも情動を発露へと結びつける、それがアーティストの本懐ではないかと思います。

理論で誰かをメロメロにするのなら、ぼくは誰かを打ち込み音楽で溶かしてると思いますよ。

理論は理論です。

なんで自分がこのコードに涙を流すのかについて、証明してくれる人はいません。
自分が好きだからこのコードを使うのだと言い切れるまで、苦悩は続くものだと思います。
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