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独学でDTMに興じている者です。

たとえばIV-V-VImというコード進行はダンスミュージックなどでよく耳にします。

それのバリエーションなのか、
ポップスなどでVとVImの間でベース音が半音あがる進行、

F-G-Amだとしたら、ベースの動きがF-G-G#-Aという動きのものを時々聴きますが
これは音楽理論的になにか名前のある進行なのでしょうか?

個人的にはなにか漠然とジャズ的なフィーリングを感じるんですが。

白鍵だけしか使わないはずのCメジャーキーでも
G#という黒鍵も使えるのかなと思った次第で質問しました。

参考に打ち込んだコード進行をアップしました。
一回目がF-G-Amで、
二回目が上記についてです。

http://up.cool-sound.net/src/cool32981.mp3

A 回答 (3件)

#1です。


確かにディミニッシュであれば名前がありますが、添付された音が「ソソ#シレ」と聞こえたためあのように回答しました。今一度元の音源を確認してみてください。実際にディミニッシュコードであれば#1さんの通りだと思います。ディミニッデュと称しながら実際はディミニッシュ7のこともままありますので「ファ」の音が混じっているかもしれません。

参考までに#1の回答にそった音を添付しておきます。この中で3つ目のコードは E7(+9)onG# で、トップの音をソにしてあります。

参考URL:http://up.cool-sound.net/src/cool33058.mp3
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それは「パッシング・ディミニッシュ」というれっきとした名前のついた編曲技法です。


ベースだけG#になったとき、ソ・シ・レだったコードが「ソ#・シ・レ」に変わるわけですが、この「ソ#・シ・レ」というコードはG#dimですね。こんなふうに、もともと全音移動だったコードの間にディミニッシュコードを挟んでなめらかな半音移動を作るものをパッシング・ディミニッシュといいます。

今回のばあいANo.1さんの仰るとおり短調のイメージを強める意味合いが強いですね。
しかしパッシング・ディミニッシュの本質的なポイントは「半音移動でなめらかな進行を作る」という点です。
パッシングディミニッシュは G-Am間にかぎらず、C-Dm, Dm-E, F-G間の移動でも全く同じように用いることができ、その目的はみなコード進行をなめらかで美しいものにすることです。C-C#dim-Dmや F-F#dim-G というコード進行も、探せばたくさん見つかるってわけです。

Cメジャーキーで黒鍵が入るというのはごく自然なことで、白鍵オンリーで済むのはあくまで基本中の基本、シンプル中のシンプルな曲を作った場合に限ります。パッシング・ディミニッシュの他にも、理論的理由から黒鍵を用いる様々なパターンが存在します。

参考URL:http://soniqa.net/2-18
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F - G - Am はハ長調に(C メジャー)もイ短調(A マイナー)にも見られる進行ですが、ハ長調においては F - G - C の変形、I の代理コードとして VIm が使われていると解釈できます。

イ短調では自然的短音階(ラシドレミファソ)の曲ではごく普通にあります。

さて、G と Am の間に半音の動きを加える場合はハ長調においては(一時的な)イ短調の転調を強く印象づけます。ソ#を含むので旋律的短音階や和声的短音階ですが、自然的短音階よりもより短音階らしいものです。イ短調の場合も同様で、それまでは自然的短音階であったものが変化した印象を与えます。特に名前はないと思いますが、わざわざ G# を使うのはこういう効果を狙ってのことと考えられます。

ベース音がG#になったときは、この進行ではほぼ間違いなく E7 on G# ですが、E7 にテンションがつくこともあります。添付された音源では E7(+9) on G# と解釈されます。何ゆえに +9(ソ)を加えるかと言うと、これには大きく2つ理由があり一つはブルース的な音使いにするため。つまりマイナーペンタトニック(A C D E G)の G を活かすため(この場合普通オンコードにせず E7(+9))。
もう一つは G# 音は A 音に向かう気持ちが強いのでメロディや伴奏の目立つ音が「下向き」の動きをするとき、例えば E 音に向かうときにソ#-ミでは音が開きすぎるし、ましてソ#-ファ-ミでは民族音楽的で妖しくなるため、ソ-ファ-ミとし滑らかにするためです。
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