プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ボーカル、ギター、ベース、ドラムといったロックミュージックが廃れ、電子音楽で踊りながら歌う音楽、ラップが音楽の主流になってしまったのは何故でしょうか。世界的に。特にアメリカが顕著みたいですが。

A 回答 (3件)

楽器演奏技術を取得し、なおかつ演奏者が集まって製作するという「手間」が不要なことが大きいかと。



昔ロックの本流のアンチテーゼとしてパンクロックが出現した経緯に近いものがあるかもしれません。
    • good
    • 1

グラフィティとブレイクダンスに人気が集まる。

その担い手の多くがHLMに住む子供や若者だった。フランス国籍の付与が約束されてはいても、例えば、肌の色あるいはHLMに住んでいるというだけで「移民」として扱われ、社会的不平等を感ぜずにはいられなかった彼らにとっての自己表現/自己主張/存在確認の手段としてうってつけだったのだ。

ブレイクダンスやグラフィティに比べ、実践しにくかったのはラップだった。もちろん、見様見真似でマイクを握る者も出てはきたものの、英語で、あるいは英語のリリックをフランス語に訳してラップをするケースが多かった。

ポップ・ソングのノベルティなアクセントとしてではなく、フランス語でヒップホップ・ミュージックの楽曲として完成させるまでは時間がかかった。

1988年頃になると、ラッパーがリスナーを先導し、自分たちのコミュニティの外側に向けて声をあげるようになる。NTM、アササン、ミニステール・アメールといったグループがその代表となる。いわゆるフランスのラップ第一世代だ。彼らの書いた楽曲が放つインパクトから、90年代初頭までに、レイシズムや差別を公然と告発することが、ラップのリリックの大きな柱のひとつとなってゆく。

そういった楽曲を通じて、ヒップホップ全体が、より文化的なものとして受け取られるようになり、リスナーの層が広がりを見せ、商業的にも大きな成功を収めるのだった。「移民」による異議申し立てにとどまらないヒップホップの可能性がしめされることになる。さらに、それまでのハードコアとは対極にあるポップなラップ・ソングがセールス的にも健闘するようになる。

これは、同時代のアメリカのヒップホップのフォロワーでいれば安泰、との考え方とは大きく異なる。単に「移民」した親のオリジンに注目したわけではない。フランスのヒップホップが様々なスタイルをものにしてゆくなかで、自分の日頃の生活を見直し、自分はどこから来たのか、あるいは、今現在どこにいるのか、という、ヒップホップ的な基本命題に面と向かう冷静さも体得していたのだろう。

アフロ・トラップ隆盛の原点となったビッソ・ナ・ビッソ。
翌年の1999年には、セクター・アー所属アーティストの中から、当時の人気ラッパー、パシィ以下コンゴ共和国にオリジンを持つソロ・ヒップホップ・アクト7組で1997年に結成されたコレクティヴ、ビッソ・ナ・ビッソが第一弾アルバム『Racines』を発表する。

そこでは、パパ・ウェンバ、カッサヴ、マヌ・ディバンゴをはじめ、70~80年代に自国から遠く離れた海外に自分たちの音楽を広めたアフリカ各国やアンティル諸島の国々からベテラン・アーティストを招き、コンゴのルンバ、スークースを軸に、カリブのズークを含む多彩なリズムとラップとの一体化を実現させた。
    • good
    • 1

インターネットという電子メディアが主流になっているためでしょうか。


電子音楽自体は、シンセ主流になる数十年前からあったようですが、60年代後半から70年代のアナログシンセサイザー、80年代にはコンピューターシンセサイザー、80年代後半から90年代には、テクノやハウスが巷で流行りました。00、10年代はEDMと下品なラップのヒップホップ。
今は、EDMも下降気味で、主流はトラップです。アメリカ南部アトランタ発祥の音楽。遅いテンポに乗せた中身のないラップに合わせた激しいダンス。
こういうのが中心に流行っています。世界中があのカントリーミュージックのアトランタ発祥トラップ音楽を追っているご時世です。
ラップも、卑猥なスラングを並べたてたものを作っていればウケる時代。メロディ的にも音楽性なし。初期ラップに見られたようなメッセージ性なんて皆無。
MVには、高級ブランドに身を纏い、肌を露出させた女達とアクセサリージャラジャラで飾り立てた男といった構図の演出。コレが売れ線。一瞬どかっと売れるが、すぐに次の似たような曲が売れる。一つ売れるとこぞって真似る。そればかりが続きます。
きっと、名曲として何年も残らないでしょう。

時代の流れか、ロックは下火ですね。
生の音、大好きですけどね。。

そのうち世間が気がついて飽きてくる。
新たに、もっと専門を極めた人達によって作られる電子音楽が流行るかと思えば、日本では、香水のような素朴なアコギの曲がヒットする、、
趣味の多様化の時代が来ると思いますよ。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!