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古い人間かもしれません。
しかしそうは思いたくありません。
伝統的文化を大切にしない社会など、
風に吹かれてあちこち漂う浮草のようなものです。

最近の人々の読書傾向を見ると、
この感を強くします。

少々以前であれば、読書をするといえば、
下記のような書籍でした。
http://owadak.com/archives/6896217.html

ところが現在はこれらの書籍に、
ほとんどの人が、見向きもしません。

根無し草になった、日本の行く末が、
心配ではないでしょうか。

A 回答 (5件)

吉川英治や司馬遼太郎のように、古くても、いまだに読み続けられてるものもあります。


北方謙三の水滸伝のように、オリジナルを越える作品も出ています。
古い作品でも、いいものは残ってますし、新たに名作といっていい作品も登場しています。
古い作品が読まれなくなったからといって、文化が衰退とは言い切れないと思います。
こんなのまで出版するなと言いたいほど酷い本が書店の本棚を占領して、良い本を手に入れようとすると、取り寄せてもらうしかないのも現実ですけど。
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この回答へのお礼

貴重なご回答をありがとうございます。
確かに、言われてみれば、それほど心配することではないのかもしれません。
ただ、日本文学の行く末は、
こんなものだったのか、という、一種のわびしさが、
昭和文学の愛好者には感じられるのです。

お礼日時:2020/09/12 19:47

62才になりますが


大和田とか聞いたことがありません。
司馬遼太郎と麻田哲也を読んでました。
個人の嗜好では。
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最近とか以前とかがいつ頃の事なのか明示されないまま印象論を垂れ流しても感服するのはバカだけですよ。

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この回答へのお礼

「バカ」という言葉は、
どのような意見にしろ、使うべではないでしょう。

お礼日時:2020/09/11 20:05

確かに、文化の断絶は感じますね。


ラノベだかなんだか知らないが、マンガをそのまま文字に書き起こしたような幼稚な読み物が増え、自意識過剰でひ弱、自己中心の若者が増えているのもこうした読書経験の浅はかさが一因かもしれません。

しかし、明治を思い出してみましょう。

夏目漱石の吾輩は猫であるが現代小説の祖とされているわけですが、正直、あれはラノベとたいして水準が変わりません。冒頭だけは、誰だったかど忘れしましたが、歌人が大幅に加筆して、ちゃんと読めるようになっていますが、中盤はグダグダです。
落語から笑いをパクったり、下世話な話題を盛り込んだり。

あれは新聞小説として、それまで小説など読んだことのない知的下流層にも楽しめるよう書かれた作品でした。

同時代の正統な文学者が見たら、どう思ったのでしょうね。

また、その弟子たちの中にも大衆に迎合した作家がかなりいます。

そうした流れのなかから、やがて芥川とか太宰とかが出てくるわけです。時間はかかりましたが。

戦後の日本は焼跡から出発して経済大国を築いたわけですが、文化もまた、そういうたくましさを持っていると思います。

今は滅んだようでも、草の根はまだ地下で生きていて、やがて新たな文化が生まれそだっていくと思います。

悲観することはありません。
まあ、それを見届けることなく私たちは死んでいくのでしょうが…。
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この回答へのお礼

実に、的確で、説得力のあるご回答をいただき、
ありがとうございました。
「教えてgoo」を、貴回答者のような方が見ておられることを知り、
たいへん嬉しく思います。

お礼日時:2020/09/11 20:01

大仰なことを言いながら結局は宣伝ですか。


そちらの意味で日本の行末が心配です。
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