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漫画「鬼滅の刃」について質問

何故しのぶは鬼と仲良くなろうとしていたのに童磨の告白を振ったのですか?

姉の想いなんてどうでもよくなったんですか?

A 回答 (1件)

質問者さんは以前の投稿で、たしか発達障害を持っていると書かれていましたね。


紐づけしているわけでもない別IDを同一人物と決めつけるのはアレですが、間違いないでしょ?

だから、作中でかなりはっきり描かれていたキャラの心情や心理描写がぴんとこないのだと思います。お気の毒には思います。


胡蝶しのぶは、本人が鬼と仲良くなりたかったわけではありません。

那田蜘蛛山編で義勇に向かって「鬼も人も仲良くすればいいのに」というようなことを言っていますが、あれは本人の本心ではありません。(だから、姉蜘蛛鬼に対して、受け入れないであろう条件を突きつけたのだと思われます。)
おそらくは、姉のカナエならこういうだろう、という言葉をなぞっただけです。

このあたりの心情はほとんどの部分、炭治郎と屋根の上で話していたときに語っているので読者が読み取れるようになっています。

しのぶ本人の望みは「強くなって(死ぬまでに)一体でも多くの鬼を倒すこと。まだ壊されていない誰かの幸せを守ること」です。
鬼に対しては怒りと憎しみしか感じていません。無惨討伐を望んでいる珠世に対しても、共同研究中、憎しみを隠しきれなかったという裏話を作者が描いています。

鬼に対し哀れみをかける価値観を持っていたのはしのぶの姉カナエです。

しのぶは姉が大好きなので、姉が死んだ後、姉の見たかった世界を否定することができなくなっています。
姉が鬼に殺された以上、自分が憎しみ怒りだけ全開にすると姉は馬鹿な死に方をしたと認めるようなものです。
この葛藤を抱えていたしのぶは、「姉が好きだと言ってくれた笑顔」を顔に貼り付けて、まるで姉カナエのようにふるまうようになったのです。

カナエは、常に優しい笑みを浮かべ、やわらかい喋り方をします。
炭治郎たちが知ってからのしのぶも、常に優しい笑顔で柔和な喋り方をします。
ですが本来の性格は、回想や対童磨戦で見せたような、わりと怒りっぽく勝ち気な毒舌家のほうだろうと思われます。

姉の望みを否定できませんが、本人の望みは共存ではないし、童磨が多くの人そしてカナエを殺した張本人である以上、仇にはかわりません。

童磨の告白と言っても、童磨の感覚が人間の恋愛感情とはかけ離れているおり、しのぶは童磨にとって今まで見たことがない新しいおもちゃぐらいの感覚のようですから、カナエのいう「仲良く」とも全く相容れません。

そもそもカナエも鬼退治に参加しており(しかも柱なのですからかなりの実力者であり、相当数の鬼を屠っています)、鬼を倒すことにカナエも積極的ではあるのです。
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