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楽譜に調性の明記が当たり前でないのは、なぜですか。

楽譜に調号が明記されているのは当たり前となっていますが、それだけでは単調なのか長調なのか分からないですよね。

最後の音が手がかりになるようですが、変調時も切り替わる小節の最後の音が手がかりになるのでしょうか。

また、コードを見て判断する事もあるのだと知りました。


調性は、作者にとって、あまり重要ではない、ということなんでしょうか。
それとも、読み解けないようなら、そもそも調性を気にしても意味が無い、という話なのでしょうか。

A 回答 (3件)

No.2 です。

「お礼」に書かれたことについて。

>上記の解釈で合っているでしょうか。

「上の解釈」とは、すぐ上に書いてあることですか?

>読めばわかる、読まないと分かりようがないのが調。

はい。

>仮に元の調を気にするなら、変化した調も気にすべきだし、何調になっているのかは、読み取れるようになるしかない。

はい。
仮に「ハ長調」の曲であっても、コード進行が
 C → Em → F → G7 (→C)
とか
 C→ Am → Dm → G7 (→C)
と進むわけで、途中のコードは「転調」ではなくあくまで「コード進行」というだけです。

これが、たとえば
 C→ CM7 → C7 → F
となったとき、最後の「F」を「ハ長調」のコード進行の一部と考えるか、F(ヘ長調)に転調したと考えるかは別にどちらでもよいわけです。

>そして、中身を見れば(読めば)分かるようになっている。

はい。
ただし「分かる」とか「分からない」ということではなく、コードや調がどう進んでいるのかを把握できていればよいだけです。いちいち理屈や言葉で「理解、分かる」必要はありません。
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この回答へのお礼

解釈は、すぐ上に書かれている事です。

最終的に、表現したい音楽を汲み取る事が大切で、その為のコード進行や調の把握なんだと思いました。

 楽譜を読む事自体が、先に小説で喩えられたように、国語の読解のような考え方なんですね。
 数学のように、一つの答えを求めるものでは無いのだということも分かりました。

 難しい所もありそうですが、コード進行や調の変化を把握できるように勉強した上で、理屈で固めず、どちらかというと感じ取るような意識で楽譜を読むようにしてみます。

 何度も回答して下さり、本当に有り難うございました。

お礼日時:2021/02/14 22:00

No.1 です。

「お礼」に書かれたことについて。

>改めて質問させて頂きますが、調性が明記されない場合が多いのは、演奏指示の類ではないから、という認識で合っているでしょうか。

いやいや、明記されない場合はほとんどないですよ。
あなたも書いているとおり「明記されているのは当たり前」ですから。

明記されていないのは「長調か短調か」でしょう?
そんなものを明記する必要はない、なぜなら楽譜を読めばわかるからです。

中には、楽譜の各段には調号を示さず、すべて「臨時記号」として表記することもあるかもしれませんが、それは「例外的なこと」であるし、仮にその場合でも「楽譜を読めばわかる」ことには変わりはありません。
「楽譜の各段に調号を示す」のは、「すべてをいちいち臨時記号を書くのは面倒くさいので、各段の左端にまとめて示す」ということに過ぎません。
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この回答へのお礼

度々の回答、有り難うございます。

自分の勉強不足と思い込みが、今回の疑問に繋がっていたように思います。

 調号については、調性を表しているという事で理解しました。

 ただ、転調について思い込みしていました。小節や調号の変化でくっきり表されていると思っていて、でも回答を読んでいる内に気になって簡単にではありますが調べました。

 転調は、小節の中でも起こったりしていて、解説を読む限り、いちいちcメジャーからaマイナーに変わった事を知らせるのは面倒だし、転調の変化が上下のパートでグラデーションをかけた感じになっていのもあるようで、文字として調を明記し辛いものなのだと思いました。

 曲中の臨時記号や和音等から調の変化を読み取るなら、元の調も中身で読み取るのが自然ですね。
 ころころ変わる(事もある)調なのに、元の調だけ文字で明記しても、あまり意味は無いのかもしれないとも思いました。
 

 読めばわかる、読まないと分かりようがないのが調。
 仮に元の調を気にするなら、変化した調も気にすべきだし、何調になっているのかは、読み取れるようになるしかない。
 そして、中身を見れば(読めば)分かるようになっている。


 元の調が「ハ長調やcメジャー」などといった、長調短調の区別をつけるように文字で明記されない理由が知りたくて質問を投稿したわけですが、上記の解釈で合っているでしょうか。

 重ね重ねの質問で申し訳ありません。

お礼日時:2021/02/14 18:10

>楽譜に調号が明記されているのは当たり前となっていますが、それだけでは単調なのか長調なのか分からないですよね。



「平行調」であれば、どちらも同じ調号で書けるので、楽譜だけでは区別はつきません。
「内容」で決まるだけです。
最初と最後が短調でも途中は長調であることも、その逆のこともあるし、途中でどのように転調するかはその曲ごとに違いますから。

小説が、同じ言語で書かれていても「喜劇」か「悲劇」かの明記がないのが当たり前なのと同じです。

>調性は、作者にとって、あまり重要ではない、ということなんでしょうか。

なんでそんな論理の飛躍をするのでしょうか。
作者は「長調」「短調」を意識しているし、重要な要素であることは間違いないでしょう。

>それとも、読み解けないようなら、そもそも調性を気にしても意味が無い、という話なのでしょうか。

楽譜を見れば簡単に読み解けます。
読み解けないとすれば未熟なだけです。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。

 回答を読んだ事で、調性に対する認識が間違っていたのかもと思いました。

 読む前は、調性は演奏指示の類だと考えていました。作曲する上でも根本的なものだという理解でもいて、だからこそ、その重要な指示を明記せず、わざわざ読み取らないと分からない形をとっているのはなぜなんだ、と。
 
 読んだ後では、調性は調号等のような楽譜に書かれる、音符への直接的な指示ではなく、作曲側が理論として使っている、曲の構造に関する部分なのではないか、という考えが浮かびました。

 個人的には、一段毎に♯や♭を記入する手間を考えたら、調性を一言書いた方が楽な場合が多そうですが…、演奏指示の分類でないなら、理解できます。

 改めて質問させて頂きますが、調性が明記されない場合が多いのは、演奏指示の類ではないから、という認識で合っているでしょうか。

お礼日時:2021/02/14 03:33

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