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芥川龍之介

子供に対する母親の愛は最も利己心のない愛である。が、利己心のない愛は必ずしも子供の養育に最も適したものではない。
この愛の子供に与える影響は...少くとも影響の大半は暴君にするか、弱者にするかである。
芥川龍之介 作家

私には、全く理解出来ません。
わかりやすく教えて下さい。

A 回答 (3件)

no2です。


「利己心のない愛」の中に教育は入らないのでしょうか?
たぶん芥川は当時の「養育(教育)」の中に「子供の行動や意識」を制限するものがあると考えたのだと思います。さらに言えば、そうした「母親の愛」と「養育」の本質を突き、現実を冷静に示しているところです。
彼のうまいところは「利己心のない愛は必ずしも子供の養育に最も適したものではない」という計算された表現です。つまり、「利己心のない愛」が「養育に適していない」のではなく「かならずしも適したものではない」と条件を付けているのです。「適していない」とは言い切らないところが芥川の「ニヒリズム」を象徴しています。「女性が入ると~」と言って失言する人とは比べ物にならないくらいの言葉の使い方です(笑)
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この回答へのお礼

なるほど!でも何か保険をかけてる様(必ずしも)で、曖昧ですね。確かに反論するのは難しいですけど。
さすが文豪とは思います。

お礼日時:2021/02/14 15:35

「利己心のない愛」とは相手からの見返りを要求しない「愛」です。

さらに言えば、その結果は「母親が子供の行動をすべて肯定する」ことになると彼は考えたのです。
子供のために「なんでも尽くす」ことが利己心のない愛だと仮定した芥川龍之介にとって、そうした「利己心のない愛」が必ずしも「子供の養育に最も適したものではない」と思ったのは、そうした愛を受けた子供は、社会の中で、自分の行動がすべて認められると思ったり(暴君)社会の中で行動や思想が否定されると、閉じこもってしまう(弱者)ようになると考えたのでしょう。
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この回答へのお礼

「利己心のない愛」の中に教育は入らないのでしょうか?そのまま「あまやかしすぎる」という意味だけでしょうか?

お礼日時:2021/02/14 14:42

過保護は子をワガママにするのでダメですよ、という事だと思います。

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この回答へのお礼

「利己心のない愛」の中に教育は入らないのでしょうか?そのまま「あまやかしすぎる」という意味だけでしょうか?

お礼日時:2021/02/14 14:43

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