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地理で、ケッペンの気候区分をやっています。
ステップ気候では、冬に雨が降る地域と夏に雨が降る地域があると習いました。
そこで、土の色は、黒色と栗色があるが、黒色は殆ど見られず、ごくわずか冬に雨が降る地域で見られると言っていました。

なぜ黒色の土は、夏ではなく冬に雨が降る地域なのでしょうか?

A 回答 (1件)

ステップ気候は、いわゆる「乾燥気候」であり、「乾燥気候」には


・砂漠気候(BW)
・ステップ気候(BS)
の2つがあります。
「砂漠気候」は雨が少なすぎて植物がほとんど生えない、「ステップ気候」は植物(草)が生える程度には雨が降る気候です。
もっと多くの雨が降る気候であれば、年間を通して水があるので「草」ではなく「樹木」が生えます。
「ステップ気候」は、草が生える程度に雨が降るが、樹木が生えるほどは降らない、という気候です。

雨季に草が生えて乾季にそれが枯れると、枯れた草が栄養分となって土壌を豊かにし、しかも雨が少ないので流出することもなくそこにとどまります。
黒色の土壌は枯れた草の栄養分を多く持つために「黒っぽい」色になり、「栗色」は枯れた草の栄養分がやや少ない土壌です。
「黒色」の土壌は、必ずしも「雨が降るのが夏か冬か」ということだけに関係するわけではなく、一般に年間雨量が多い方が草が多い、夏に乾燥(日照が多い)方が草がよく生い茂る、というような関係だと思います。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすい回答ありがとうございます。
助かりました。

お礼日時:2021/10/07 21:03

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