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中学生です。俳句についてお尋ねしたいのですが、
朱の色が 鳥居と重なる 紅葉かな
初紅葉 伏見稲荷の 朱き道
初紅葉 鳥居の色に 染まりけり
鳥居から 染まる伏見の 初紅葉
どれがいいと思いますか?また、修正や新しい考えがあればお願いします!

A 回答 (3件)

#2です。

別に回答したアドバイスの結果、質問者さんならどう直すか教えてくださいね。

また、新聞紙上の俳句のコーナーの選者をされているかたにも相談しましたが、私と共通した見解は「一番上の句は真っ先にボツ」でした。光景がきちんと描けていないからです。
「朱の色が」の「の色」は不要ですね。「朱」だけで色と分かります。
「鳥居と重なる」の「重なる」は何がどう重なるのか不明瞭ですし、また語の修飾関係も変です。素直に読むと、朱の色が「鳥居と重なる紅葉」なんでしょうか。意味するところは「朱色は紅葉であって、その紅葉は鳥居と重なってるよ」となります。とすると、紅葉が物理的に鳥居に重なっているようにしか読めなくなってきます。そもそも中八でリズムも悪く問題外。強いて良いところを挙げるとすると、(伏見稲荷の)鳥居と紅葉とどちらも赤いという誰でも気付くことに気付いたくらいのことです。それ以外、読めば読むほど意味不明。これを鮮烈に表現できているだなんて、だめなところはちゃんと指摘してくれる句会に行った方が良いかもしれませんね。

2番目は私の作品でありすでにポイントはお伝えしていますが、選者をされているかたには「紅葉」と「朱」で言葉が近すぎる、くどさがあるとの指摘をいただいています。

3番目は「染まる」という使い古されたつまらない比喩が解決できていません。そして、この句には大問題があります。
「初紅葉」と言う季語は紅葉なのだけれども、その秋に初めて色づきはじめた頃の紅葉を言う言葉です。つまり、もみじの葉の先端からようやく赤くなり始めた頃であり、紅葉は赤く染まりきってはいません。これに対して「けり」は過去の助動詞。「染まりけり」では、染まってしまって現在もその色だ、と言う意味になります。
とすると、鳥居の色にすっかり染まってしまった色が初紅葉なのだとすると、じゃあその鳥居っていったいどんな色してんのよ!と。鳥居は朱に塗られたものもありますが、塗装をしていない木材や石材の鳥居もあります。ですが、初紅葉のような赤と緑のまだら模様のような取り入ってなんなの?となってしまいます。

これが4番目となると、「染まる」問題、「初紅葉」問題の両方がやや解消される方向に向かいます。
「鳥居から染まる」というのはささやかな詠者による発見です。ここでは「染まる」が比喩ではなく、色づきはじめるという程度の意味に捉えることが出来るので、詠者の判断ではなく実際の光景として立ち上がりはじめます。さらに、「鳥居から」と起点を示し「染まる」と現在形で受け止めることにより、色づいてきているが全てが染まっているわけではないこともここで読めます。つまり紅葉はようやく葉の先端が赤く色づいてきたけれども、ああこれは鳥居に近いところから染まりはじめたのだなと、詩情が生まれてきますね。しかしやはり「染まる」の語のつまらなさは残りますし、「染まり始める」と「染まる」はやはり違うよなあという感覚は残ります。

最後に、他のかたからも指摘をされてますが、あなたのオリジナルであることが最も大事です。あなた自身による手直しを待っています。
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先ほども回答しましたが、俳句は文字と文字の間を1文字分空けたりしません。


また、他人の句をさも自分が作ったかのように使わないでください。
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この回答へのお礼

すみません、、その通りなのですが、空白開けた方が見やすいかと思いました……

お礼日時:2021/11/01 07:21

週1回句会に出席している者です。


あまり大したことは言えませんが、いちばん上の句が、「鳥居の色と紅葉の色が同じだ!」という発見が最も鮮烈に伝わりやすく書けていると思います。
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この回答へのお礼

見てもらえるなんて光栄です!ありがとうございます!!

お礼日時:2021/10/31 23:31

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