これ何て呼びますか

スメタナの「モルダウ」。トロンボーンの出番は少ないですか?
メロディーを演奏することは少ないですか?

A 回答 (2件)

有名なコラールがあったり、ラストのほうはフォルテの和声でオーケストラをささえたり、活躍します。

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吹奏楽ですか? それともオリジナルのオーケストラ?



オーケストラであれば、下記の「川の精」の場面は、美しいトロンボーンのアンサンブルです。
その他、力強い部分、荒々しい部分では、トロンボーンが全体の響きを内側から支えています。
音楽を聴くときにはメロディーにばかり耳が行きますが、実はそれを支える「ハーモニー」や「内声の動き」がかなり大事なのです(1:00~ のバイオリンを支える低音弦楽器の「水の流れ」、5:30~ のバイオリンの高音の「月の光」を支えるフルートの「水の流れ」など)。
そういう観点で音楽の中に入り込んでみてはいかがですか?

下記の演奏だと、だいたいこんな音楽の流れです。
0:00 モルダウ川の源の湧き水~フルート(弦楽器のピチカートが「水滴」)
1:00 川となって流れ始める~主にバイオリン(裏に「流れ」の動きも)
2:58 近くの森では狩りが行われている~ホルン(狩りの角笛)
4:00 川岸の村では祭り(あるいは結婚式)が行われている(踊りの音楽)
5:30 夜になり、月の光が降り注ぐ~弱音のバイオリンとハープ
7:25 夜の闇の中、川の精が合唱する~トロンボーンの美しいハーモニー!
8:00 夜が明け、再び川は流れる~主にバイオリン
9:00 川は急流に差し掛かる~トロンボーンも吠えまくる
10:20 急に川幅が広くなり、プラハの街を堂々と流れる~全合奏
10:57 この曲集「わが祖国」の統一テーマ(「高い城」のテーマ)
~12:30 盛り上がって、最後は落ち着いて、そして「おしまい!」

↓ モルダウ(チェコ語だと「ヴルタヴァ」)
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