農学者としての宮沢賢治 宮沢賢治は教師として、農学者としての一面もあるわけなのですが、この方面での彼

農学者としての宮沢賢治

宮沢賢治は教師として、農学者としての一面もあるわけなのですが、この方面での彼の能力というのはどの程度のものだったのでしょうか？

宮沢文学は私も敬愛していますが、人物としては、宮沢賢治はかなり「イタい」一面もあったように感じています。

No.2 回答者： cobra921212 回答日時： 2022/02/08 22:50

では何が知りたいのですか？

No.1 回答者： cobra921212 回答日時： 2022/02/08 17:52

1896年、質屋・古着商を営む家に生まれ、凶作や飢饉に見舞われる過酷な風土の中で育った。

1914年、岩手県立盛岡中学卒業の年に法華経を読んで感動し、終生熱烈な法華信者となる。

20年、法華経を根本経典とする日蓮宗の信仰団体である国柱会に入会。宗教と芸術の合一についての示唆を受け、創作活動に力を入れるようになった。宮沢賢治の文学の根底にはこの法華経の教えがあり、彼が宗教思想家と言われるゆえんだ。

21年、県立花巻農学校の教諭となり、4年間教壇に立つ。その間、口語詩の制作を開始し、地元の新聞や同人誌に詩や童話を発表し始める。24年に詩集『春と修羅』と童話集『注文の多い料理店』を自費で刊行する。


26年、農学校を退職し、独居自炊の農耕生活に入り、農業青年を集めて「羅須地人協会」をつくり、農芸化学や農民芸術論の講義、レコード鑑賞、合奏練習などの文化活動を開始しました。また無料で肥料設計を行うなどの献身的な活動の傍ら、農業・芸術・科学・宗教の一体化を希求するが、警察当局に目をつけられたり、結核を発病したりなどして挫折しました。その後病気が一時回復して砕石工場の技師となるが再び発病し、『銀河鉄道の夜』などの膨大な未発表原稿を残して33年に37歳で死去。

生前は一部の詩人に高く評価されながらもほとんど無名でした。その膨大な詩と童話は、みずみずしい言語感覚、奔放な想像力、自然との交感に満ちています。そこにひそむ文明への深い洞察により、次第に多くの読者を獲得し、日本を代表する国民作家の一人となります。現在、彼の作品をもとにさまざまな絵本や映画、舞台が創作されています。

この回答へのお礼

いやまあ、それはだいたい私も知っているのです。

お礼日時：2022/02/08 18:17