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「銀河鉄道の父」を見て思い出した事で質問です
40~45年ほど前の愛知県の中学校か高校の国語の教科書に宮沢賢治の臨終の風景を描写した文章があったと記憶しています。
父が賢治に遺言を訪ね、「法華経1千部を製本して配って欲しい」と話し、父が了承。
「今日のお前は立派だった」との父の言葉に「お父さんに褒められた」と喜ぶ賢治。
体を清拭していてオキシフルを浸した脱脂綿が手からポロリと落ちる。
「賢さん」と母が声を掛けるが、既に賢治の心臓は止まっていた。

で文章は終わり。

この文章はもっと長い作品の抜粋と思うのですがが作者と原文を読みたいのです。
ご存じの方いらしたらよろしくお願いいたします

質問者からの補足コメント

  • HAPPY

    光村図書様に問い合わせた処、kifimi_goo様にご回答いただいた様に、森荘己池さんによって書かれた「宮沢賢治」という教材でした。
    昭和40年度版から昭和53年度版の中学校「国語」教科書1年の為の書き下ろしとの事で、書籍化されてはいないとの由。

    光村図書様の案内で名古屋市教育委員会の図書室が該当の教科書を所蔵している事を知り、
    作品の掲載も確認して戴いたので、近日内に読みに行き、また森荘己池さんの著作も読んでみたいと思います。

    直ぐの懇切なご回答を誠に有難うございました。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/05/24 17:03

A 回答 (1件)

下記論文によると、中学校の国語の教科書で宮澤賢治の伝記を教材としたもので、最後に法華経一千部のエピソードを挙げているのは、大阪書籍の昭和36年版と、光村図書の昭和40年~52年版が該当するようです。


・葛西まり子「国語科教科書の中の「宮沢賢治」 : 「伝記教材」を視点として」
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050564288901276928

年代的には光村図書の教科書が該当するでしょうか。愛知県の中学校国語では、光村図書の採用がメジャーだったと思います。
光村図書の教材「宮澤賢治」の筆者は、森荘己池(もり・そういち、1907-1999)とのことです。
より長い原文が存在するかどうかはわかりません。上記論文によれば、教材の内容に何度かの改訂があるとのことなので、書き下ろし教材だった可能性が高いように思います。
森荘已池は宮澤賢治と交友のあった作家で、宮澤賢治関連の作品をいくつも発表しています。この中に、お探しの教科書教材の基になったものがあるかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E8%8D%98 …
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。確かに光村図書だったような記憶があります。光村図書に一度問い合わせてもし返答を貰えたら、ご報告させて頂きます。

お礼日時:2023/05/22 18:49

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