プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 最近、『赤頭巾ちゃん気をつけて』や『復讐するは我にあり』などを見てから、70年代に作られた映画に関心があります。
 登場する風俗や世相、「間合い」もさることながら、社会的で独特の骨太加減が好きなんだと思います。(ちなみに70年代生まれです)
 上に挙げた例ではお粗末かもしれませんが、似たような系列でお薦めの映画があったらもっと見てみたいので教えてください。

A 回答 (9件)

お気に召すかわかりませんが、70年代の映画で、私の大好きな映画を…。


緒方拳主演の「鬼畜」です。
緊迫感のある大変重苦しい映画ですが、最後にはどうしてもしゃくりあげて泣いてしまいます。
あんまり似たような系列じゃないかもしれませんが、よろしければ。

参考URL:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1 …
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この回答へのお礼

すみません、とうにお礼のコメントを送ったつもりが、ちゃんと掲載されていなかったようです。アマゾンのレビューで確認しましたが、緒方拳はとても味があって良い俳優だし、好きなので、是非見てみたいと思います。ありがとうございます。

お礼日時:2005/03/24 13:19

沢田研二主演の「太陽を盗んだ男」とかいかがですか?


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002L4 …

この時代は良い映画が多いですね
松田優作の「蘇える金狼」や「戦国自衛隊」、「人間の証明」、「野生の証明」、「日本沈没」等懐かしいです
あ、もしかしたら80年代初頭の作品も混じっていたらすみません
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この回答へのお礼

ありがとうございます。まずは、レンタルショップで探してみます。アマゾンの「太陽を盗んだ男」のレビューだけを見ても絶賛ぶりが伺えます。

お礼日時:2005/03/23 09:40

 こんにちは。



 藤田敏八監督の「8月の濡れた砂」は、石川セリさんの主題歌とともに、印象に残る作品でした。
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70年代の邦画といえば日活ロマンポルノと『仁義なき戦い』シリーズがその代表でしょうね。


個人的には『仁義なきシリーズ』より、その直前の『狂犬兄弟シリーズ』と直後の『仁義の墓場』のほうが好きですが。
藤田敏八、神代辰巳、深作欣二、中島貞夫が頑張っていたし、マキノ雅弘、加藤泰、山下耕作も円熟期を迎えてました。まあ、マキノは、特別の存在でしたが。
大島渚、吉田喜重もいたし、寺山修司もまだ生きていました。
60年代の余熱が残っている時代でした。
その内容から滅多にテレビで放映されない『新幹線大爆破』は、日本製アクション映画としては出色です。
山口百恵の『霧の旗』も忘れがたい。

下記は、70年代の代表的な作品のリストです。

参考URL:http://www.geocities.jp/showahistory/cinema/film …
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!
すみません、ヤクザ、菅原文太系はあまり興味ないんです。
一方で「エロだけじゃない」日活ロマンポルノにも感心があります。この間大島渚の『愛のコリーダ』は、最初、単なるエロだと高をくくってたんですが、こっちが脱帽するくらいまで追究していて、最終的には色々考えさせられました。あれ級の他に何かご存じでしたら、またコメントお願いします。

お礼日時:2005/03/24 13:11

梶芽衣子の一連の映画はどうでしょう?


「修羅雪姫」
「修羅雪姫 怨み恋歌」
は、時代設定は明治なのに、どう見ても反体制のアナーキストの話で、70年代学生運動の残り火みたいなものを感じます。続編の岸田森の特高警察の長官は必見。
どちらも傑作です。
梶芽衣子といえば「女囚さそり」シリーズもありますね。
こっちも徹頭徹尾アナーキストの話ですね。

純粋なエンターティメントとは少し違うところが70年代的です。
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やっぱり『仁義なき戦いシリーズ』ははずせないでしょう。

深作欣二では他に『現代やくざ・人斬り与太』『人斬り与太・狂犬三兄弟』(チンピラもの)、『県警察対組織暴力』(刑事もの)、『柳生一族の陰謀』(時代劇)もなかなか良いとおもいます。

『砂の器』『田園に死す』『赤い髪の女』は70年代を代表する名作ですね。黒澤明は『デルス・ウザーラ』でアカデミー外国語作品賞を取ってます。あと#4さんが挙げられた『新幹線大爆破』は私もお薦めです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。卒業した大学の図書館視AVルーム(すさまじい量の映画が見られるんです)で皆さんに紹介して頂いた映画をたんまり堪能させていただきます!「

お礼日時:2005/03/24 13:12

自分はいわゆるATGの映画の最後の時期がお勧めです。

年代はめちゃくちゃですが、東陽一の「サード」とか「ヒポクラテスたち」に代表される初期の大森一樹とか、日活ですが、藤田敏八の「帰らざる日々」とかね。個人的には松竹の「神様のくれた赤ん坊」とか好きです。若い人には野村芳太郎の「砂の器」は絶対みてほしい。丹波哲郎、森田健作の臭い芝居に笑いつつも、最後は号泣です。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
すみません、ATGってなんですか?教えて下さい。

お礼日時:2005/03/24 13:14

「愛のコリーダ」とほぼ同じ時期に同じ題材を扱った『実録阿部定』(監督田中登)という作品があります。

こちらもなかなかの傑作です。60年代後半から70年代の日活や東映の現代ヤクザ映画は、非常に面白いですよ。韓国人問題や地方の開発(鹿島工業地帯など)の実体をかなり正確に描いています。

日活系の小沼勝、曽根中生の作品も是非観て下さい。
大映が倒産してしまい、大映のエース級の監督であった三隅研二や池広一夫などが東宝で撮った時代劇もチャンスが有れば観て下さい。

同じ大映出身の増村保造の70年代の作品である『遊び』と『曾根崎心中』もそれぞれ関根恵子(高橋恵子)梶芽衣子の代表作というだけでなく傑作です。

うーむATGを知らない世代の映画ファンか。
下記サイトをご参照願います。
http://www.listen.co.jp/xtpsub11710.jsp

参考URL:http://www2.plala.or.jp/roman/atg_1.html
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NO.7です。

ATGというのは、自分なりの解釈で言うと、アート・シアター・ギルドと言って、60年代、70年代を中心に芸術性の高い作品で、あまり商業的にはヒットするのが難しそうな映画の配給していた会社(?)です。当時、映画界は東宝、松竹、東映、日活の4大メジャー会社が全国的にも各地に専門の上映館を持ち、洋画、邦画ともに誰にでも受け入れられやすい娯楽作品が君臨している中、海外では高い評価を受けながらも、当時の日本では、いわゆる陽のあたらない芸術映画や、日本映画では、メジャー会社で公開が出来ない新進気鋭の監督作品などを見ることが容易でなかった時代でした。現在のように、ミニシアターやDVDで色んな映画が見れるのは、夢みたいな話でした。ATGは、そんな時代に芸術映画を支えたエポックメーキングな存在でした。新宿と有楽町に専門の劇場がありましたが、映画の配給形態が現在のように自由になり、ミニシアターが出来始めた80年代に、その役割を終えるかのように、ATGはなくなりました。しかし、ATGが配給した洋画は、現在では名作、古典とされる作品がたくさんありますし、またATGの日本映画は、その後の日本映画に影響をもたらした作品も多く、ATG映画として1連の作品として、扱われDVDも発売されています。文献などをみると、ATG映画の評価は、もちろん良いものだけでなく、その後の日本映画の質を低下させたとの見方もあるようですが、フランスのヌーベルヴァーグ同様、1つの時代を築いた存在であることは確かですし、この時代の映画を語るには不可欠なものだと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な説明、本当にありがとうございます。そういえば母は大学時代「アートシアター」に入り浸ってたと言っていました。
質問を〆きり、ポイント発行に行きたいのですが、皆さん全てのご回答が素晴らしくて甲乙付けられません。ポイントは便宜上、とさせて下さい。皆様に感謝感謝。

お礼日時:2005/03/28 09:18

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