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何故今のアニメは想像力や発想がないんですか?
独自の世界を作り上げてる感じがしないんですが。

作る側の想像力や夢がないからですか?

ほとんど異世界や日常ものや現実に毛の生えた程度の物しかないんですが

質問者からの補足コメント

  • ちなみにコンプライアンスや規制の話はしてないです

      補足日時:2023/03/12 19:56

A 回答 (3件)

話が逸れるけど、新商品開発の経験を話させてください。



①会社にとって今までと同じ製品を作り続けているだけでは、市場も限られている所に、競合する他社製品も出てきて、売り上げもジリ貧になりますね。一生懸命に売ろうとしても、同じような他社製品がたくさんあるから売りにくいし、他社と価格競争になって値段を下げとなれば利益はどんどん減ります。
また、ファッションや食品のようにブームがある製品の場合はブームが終わると売り上げも無くなってしまいます。

②だから、会社は新商品を作って新しい客を獲得しようとします。この時の新商品開発には、二通りの方向性があります

③一つは、今まで作っていた製品に、顧客が求める新しい特徴をプラスした改良品を作ること。この場合のメリットは、製造部門は基本的に今までと同じ製品だから製造ラインをちょっとイジるだけで対応できるので楽。営業部門は、今まで製品を買ってくれていた顧客に、今までの製品がこんなにグレードアップしましたと言うだけで済むから販売は楽。デメリットは、今までジリ貧だった市場で販売するわけですから販売数量が大きく伸びることは期待できないどころか、今まで購入してもらっていた製品の購入は中止で、新しい改良品を購入してもらうだけだったら、売り上げは伸びない

④二つ目の方法は、今まで会社が販売したことのない市場に進出して、今まで持っていた技術を別の市場に転用して、その市場向けの製品を販売していくこと、今までにその市場で製品を作っていた企業が持っていない技術を持っているので他社が真似できない製品を作って、新しい顧客にも便利がられて喜んで買ってもらえる可能性があって、大幅な売り上げアップが期待できます。
ただし、デメリットは、製造部にとって新しい製造ラインを作ったり今まで作ったことのないものを作る混乱があります。営業にとっては、今までは顔なじみの顧客に出向いて、商品を説明するだけで済んだのに、今まで知らない市場について勉強し、新しい顧客に訪問して繋がりを作って、今まで市場に無かった製品について分かりやすく説明し……と、めちゃくちゃ大変です。

⑤だから、外部から分かりにくいんですけど、企業の中ではできるだけ混乱や手間のかかることを避けたい製造部や営業部と、斬新な製品で大きな市場拡大を狙いたい開発部が大激論を繰り返しています。


話を質問の回答に戻しますね。
アニメやブームのあるライトノベルなども上記の状況と似ていると思いますよ。

つまり、
a.「今、異世界転生ブームだから、次の異世界転生作品をつくりましたけどいかがですか」と言えば、説明は楽だし、放映する側も今までの同じタイプの作品なら視聴率湯DVDの売り上げ予想もしやすいですね。
b.一方で、今までに無い斬新な設定の作品では、制作者は放映する人たちに、その作品の斬新な設定やどうしてこの作品が面白いのか丁寧に説明して理解してもらう必要があります。また、放映する人たちは今までに無いタイプの作品を視聴者に理解してもらうためのプロモーションにも手間がかかりますね

たぶん、アニメを制作する会社、アニメを視聴者に発信する人たちは、bの手間を嫌って、aの安直さを求めた結果、質問者さんが感じておられる状況になってるんだと思いますよ。
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確実にある程度の需要があるなら、無難な路線に偏ったアニメになるのは仕方ないのでは?



例えばこの時代に「ガンダム」が生まれたとしてもスポンサーとかは
「拒否反応」しか無いでしょうね。
※ご存じだと思いますが、当時だって「ガンダム」は打ち切りになってます(続編のZガンダムも)
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SFも改造人間も怪獣も怪人も妖怪も異世界も魔法も海賊も忍者も超能力も殆どすべて出尽くしたのかも知れません。

制作側やスポンサーは、安全第一で冒険する事を避け、大コケする様な新規で奇抜なアイデア/企画を潰す事しか考えて居ないのかも知れません。
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