
メガー、高抵抗計の接地側の極性はプラスですがその理由はなぜでしょうか。
今日、メガーのリード線を交換したときに、数十年前にHPの高抵抗計で
10×10e13Ω程度の測定をしていたことを思い出しました。
その頃から接地側の極性はプラスということを知っていましたが
その理由を忘れてしまってました。
確か地球で起こる物理学的な理由だったと記憶しています。
サイトで調べましたが、極性により測定値が変わるということで
なぜかはわかりませんでした。
10×10e13Ω程度だと人が動いただけで変動するんですね。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
高抵抗計やメガーオーム計などの接地側の極性がプラスである理由は、主に以下のような物理的な原理に基づいています。
高抵抗測定の原理: 高抵抗計やメガーオーム計は、非常に高い抵抗値を持つ素子(通常はダンパーコイル)を使用して測定を行います。この素子は、電流を流すことで発生する磁界によって測定される抵抗値を示します。電流が流れるとき、電荷は電流の流れに逆らって移動するため、電流の流れに対して接地側の極性をプラスとすることで、正確な測定値を得ることができます。
電荷の漏れ: 高抵抗計やメガーオーム計では非常に高い抵抗値を測定するため、微小な電流の流れにも非常に敏感です。もし接地側の極性をマイナスとしてしまうと、周囲の環境からの微小な電荷の漏れが測定値に影響を与える可能性があります。接地側をプラスにすることで、漏れ電流が測定値に影響を与えることを最小限に抑えることができます。
以上のような理由から、高抵抗測定機器では接地側の極性をプラスとすることが一般的です。測定値が極性によって変わるという事実はありませんが、接地側の極性が正しくない場合、測定値に影響が及ぶ可能性があるため、正しい極性を適用することが重要です。また、高抵抗測定では外部要因(例:人の体の抵抗)による測定値の変動も考慮する必要があります。
ご回答ありがとうございます。
ダンパーコイルというのは初めて聞きました。
ちょっと思い出したのですが、地球上の表面に対する
空中面の極性の問題で決まっていると・・・の記憶です。
当時使っていたのはアナログメータで1分ぐらいじっと針先を
見ていた記憶があります。今はデジタル表示ですね。
pA(ピコアンソースといっていた)の電流源も使っていましたが
これも人が動いても変動していました。
参考になりました。
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