A 回答 (10件)
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No.6
- 回答日時:
婚姻に関しては憲法のような制約もないし。
日本でいうマイナンバーのような共通番号制度が出来ているから。
No.4
- 回答日時:
かつて各国は王政を敷き、王家が民衆から搾取する統治モデルが各国で広く行われていましたが、文芸・科学の進化発展によって論理的思考モデルが知識層から一般庶民にも拡がる知性の拡散が進んだものと思います。
それによって、黙々と搾り取られる側だった庶民が、統治モデルに疑問を抱き、不満を高め、抵抗運動に進化しました。
王国の統治モデルにある「おとなしく従順な庶民」の姿は、次第に「自分で考え行動する市民」へと転換し、そのことが個人としての尊厳や人権を重視する考え方を育てたと考えられます。
その進化の結果がフランス革命であり、王政打倒の意思の土台は人権意識だったのです。
個人の人権を重視するということは、それぞれに異なる思考、指向、嗜好を互いに認め合うこと無しには成立しません。
したがって、個人の生き方を認め合うという考え方が共通規範となって、異性であっても同性であっても、誰が誰を好きになるかについて他者が介入し、妨害し、批判するのは人権侵害であるという共通理解があるのだと思います。
No.3
- 回答日時:
#2お礼ありがとうございます。
>日本は同性愛では遅れてる印象がありますね。
日本は同性愛に元々寛容です。明治までは衆道といって、男性の同性愛はむしろ「武士のたしなみ」だったぐらいだし、むかしからテレビにオカマさんとかジェンダーレスなタレントがたくさん出ていたからです。歌舞伎の女形なんてずっと続く伝統芸能です。
1980年代の欧米では、女装はギリギリセーフでも、女形のような表現方法はありませんでしたし、歌舞伎町2丁目のような場所は公には存在できませんでした。
ほかにも1950年代にはゲイ雑誌が発刊されるなど、あまり表には出ないものの「ゲイだから殺される」というようなことは日本では一度も起きていません。
欧米は今でこそ、啓蒙思想的個人平等の価値観が優勢ですが、元々の宗教観からいえば「同性愛は罪」だったのですから、今でも本心では「LGBTなんて絶対に認めない(黒人も絶対に認めない)」というような人はそれなりに居るのです。それに比べたら、そもそも日本人はLGBTに対する心理的ハードルが低いのです。
>やっぱり考え方が違うのでしょうか?
日本人がLGBTなどの「性自認の平等」に対してかたくなに抵抗するのは「女性の安全が脅かされる」という点です。
だから同性婚などは割と理解されているのに対して、女性の性自認をもつ体が男性の女子トイレ利用、は強烈に反対する人が出てきます。
実際LGBTの話題が出るとほぼ全部「女の安全が確保されない」という批判で、新宿歌舞伎町のジェンダーレストイレも「男性がうろうろして女性が危ない」という批判が主体だし、LGBTのトイレ訴訟も「体が男性の人が入るのは女性が怖がる」という批判がほとんどです。
この部分は「LGBT問題の本質ではない」と欧米では認知されています。なにせ女性自身が「乳首を見せて何が悪い!」という運動をするぐらいで、実は欧米の男女平等は「女性が男性と平等なのは、女性も自分自身で男性と同じ程度に自分の行動に責任を持ち、自分の事を自分で守れる前提」だからなんです。
ところが日本では「男と女は違う(体力が違う・役割が違う・体の機能が違う等)」という前提の議論が多々あって、LGBTの権利と女性の保護が対立する構図になっているのです。
この「女性を守る方が優先される」という認識は非常に日本的であり、これが日本と欧米の最も違う所です。
No.2
- 回答日時:
啓蒙主義的人権を進めているからです。
この点においてフェミニズムもヴィーガニズムもLGBTも同じ流れの中にあります。
たとえば、欧米ではフェミニズム運動のひとつとして「フリーニップル運動」があります。
これは「公共の場所で男性が乳首を見せても問題ないのだから、女性が乳首を見せても問題ないはずだ。だから上半身裸になりたい女性が公共の場で乳首を見せても違法じゃないようにしよう」という運動で、つまり「男女は平等なのだから、乳首も平等!」という考え方が基礎になっています。
日本人にはちょっとわかりにくいのですが、欧米の啓蒙思想的平等の歴史をみれば理解できるかもしれません。
まず、啓蒙思想的平等は階級平等に始まります。フランス革命とアメリカ独立運動が最初で、つまり「人は階級によって差別されるべきではない。だって同じ人間だから」という視点に立ちます。
これとほぼ並行して起きたのがヨーロッパにおける奴隷解放で、これも「奴隷だって人間なのだから、権利が平等なのは当然」という認識で、アメリカはやや遅れて南北戦争と公民権運動で平等になったとされています(差別がまだまだあるのも事実です)
次に来たのが、男女平等で、欧米の女性は財産権・契約権・相続権などが制限されていて、男性に比べると奴隷に近い立場だったので、これも権利平等にしたのが大体20世紀初頭の事になります。
この後、第2次世界大戦後にアジアなどが独立運動で民族自決を勝ち取り、人種や民族の人権平等が実現していくのです。
この時点で「人間はどんな人種でも、どんな思想(宗教)でも、どんな性別でも自由であり平等である」という認識が確立していきます。
ここで分かると思いますが「人種・思想・男女」は《どんな個人でも権利平等》という所に20世紀末に到達したわけです。
ということは《どんな個人でも平等》なので、LGBTのような《男女の枠に嵌らない性自認を持つ人たちももちろん平等だし、権利を主張していいよね》という考え方になったわけです。
啓蒙的平等思想はもちろんキリスト教の「自由博愛」を基礎にしています。だから欧米人は「キリスト教的価値観の自由博愛=どんな個人でも人権平等」という認識をもつようになってきていて、だからLGBTだけでなくフェミニズムや「人間と同等の知性を持つ動物たち」に対する権利運動=ヴィーガニズムなんかも盛んになるのです。
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