
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
ワイセンベルグが弾くドビュッシーの子供の領分は、機械的なテンポで弾く端正な演奏で、大好きですが、ゴールドベルクは持ってませんので分かりません。
どんな感じでしょうか。
私は、ゴールドベルクはどちらかと言えば、繰り返し2回目の装飾音の入れ方なんかを比較して楽しんでいます。
ですが、チンタラした演奏は嫌いです。だから2枚組のものは買いません。中には1枚モノなのに、繰り返しを省略したチンタラ演奏があったりしてガッカリすることがあります。これもグールドの1回目録音の影響です。グールドの高速ゴールドベルクは、当時は衝撃的だったそうですね。
ご質問者様は高速演奏は苦手ですか。
↓これはバッハのチェンバロ協奏曲の第1番ですが、第3楽章(16分頃)が超高速で、こういうのが好きです。たぶん、バッハがいた時代の宮廷ではこんなアグレッシブな演奏は無かったでしょう。
それはさて置き、なにより演奏家による違いが面白くて、そのため、ついつい枚数が増えてしまうんですよね。
あと、グリモーの若い頃の演奏はハミングは入っていません。ブラームスもあっ!と思った記憶はありません。
でも、グリモーの狼と出会う前のリストカットしていた頃の演奏って、妙な緊張感があって良いですね。10代ですよね。
同年代でいうと、ヴァイオリンのムターも、もう60歳なんですね。私は未だにカラヤンが発掘した10代の頃の演奏が好きで聴いています。
No.4
- 回答日時:
私もグールドのノン・レガート奏法が好きで、バッハ関係はCDを多く持っています。
インベンションとシンフォニアなんかは、シフの対極に位置する演奏ですよね。特に55年のゴールドベルクが好きですが、それを完全にデータ化してヤマハの自動ピアノで演奏した再現版CDも出ています↓。
「グレン・グールド/バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年)の再創造-ZENPH RE-PERFORMANCE」
これだと例のドッパズレのハミングが入っていないので、それが苦手な人はイライラせずに聴けますね。
最近ではAIがグールド風に再現して演奏するという試みもあるようですね。
また、後年録音したゴールドベルクは超ゆっくり演奏のため、グールドの最初の録音の方が好き、という人は多いですね。
私はグールドの奏法はあまり好きでなく、「ゴールドベルク変奏曲」はアレクシス・ワイセンベルク版を最初に聴いて馴染んでいたため、初めにグールドを聞いたときは違和感がありました。「インベンションとシンフィニア」はそれほどしっとり聴かせる必要はない曲だと思っているのでグールドもいいと思います。
グールドの録音は古いものも多いので、AIで彼風に演奏してきれいな音で録音する、という試みは面白いかもしれません。批判もあるでしょうけど。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
ファジル・サイは、バッハのイタリア協奏曲の最初の打鍵の前に唸っています。
途中からリズムを取って足を鳴らし始めますよ。女性だと、グリモーもハミングしますね。奇麗な声ですよ。
私は、ハミングや足踏みは演奏家の演奏の一部として受け入れますが(上記の演奏家たちの演奏は大好きです)、他のCDで聴かれる椅子がギシギシいうのには閉口します。
演奏家は無意識にハミングすることが多いようですが、問題はその声や環境音(ペダル音など)を拾うかどうかは録音側(プロデュース側?)の姿勢ですよね。わざとらしい録音に出くわすとがっかりします。
演奏を聴きたいんだぞ!って。
あと、指揮者のゲルギエフは、演奏中にスーハーとラマーズ法のような呼吸をするのが有名ですが、これは大嫌いです。
かのカラヤンは、録音中に自分の鼻息が入るのを嫌って、鼻に綿を詰めたそうです。
あと、ホールの残響を多く含んでいる録音は嫌いです。なにもホールの音を聴きたいわけでなく、演奏家の演奏を聴きたいのですから。ファインNfレーベルなんか最悪です。
報道番組で呼吸が聞こえて耳障りに思うキャスターがいるので、指揮者の呼吸が嫌なのは分かる気がします。何度も同じ曲を録音したカラヤンはそういうところも嫌ったのでしょうか。
グリモーで検索すると大好きなブラームスのP協奏曲2曲が1枚になっていたので注目します。
ホールの残響とお書きですが、グールドと対照的にリヒテルの平均律は残響も録音されていて結構好きです。
「クライスレリアーナ」がお好きなんですか。私もアルゲリッチ版を35年ほど前に買って好きになりました。「交響的練習曲」「謝肉祭」「子供の情右傾」など、シューマンのピアノ曲はすごく魅力的ですね。年齢を重ねた今の彼女はピアノの前で歌っているような表情に見えます。
ありがとうございました。
https://youtu.be/T_cKFmT9nzM
No.2
- 回答日時:
グールドは、ポリフォニーの多声部がそれぞれ独立して横に流れ、それが瞬間ごとに「タテ」のハーモニーを折り直していく音楽が大好きだったのでしょうね。
その中の一つの声部をハミングで歌って指が奏でる他の声部との絡み合いを楽しんでいる。
音楽をそういう「横とタテ」の組合せとして立体的に聞かせてくれるところが好きですね。
ハミングはそのための「集中」手段なのでしょうから、聞く側としては「没入の度合い」を知る上で邪魔にはなりません。
ピアニストではあまり他に知りませんが、指揮者では「こばけん」(小林研一郎さん)の「うなり声」などが有名ですね。
やはり「力が込もった」結果だと思いますのであって当然かと思います。
それも含めての「演奏という時間・空間」での一期一会の出来事ですから。
確かに、集中して演奏しているグールドの雰囲気がうかがえます。「平均律」での歌声も邪魔になるものではないと思って何度も聴いていました。
「こばけん」名前とお顔だけは知っています。うなりといえば、広上淳一指揮の「弦楽のためのアダージョ」の、’唸って’いる録画がありますが、入魂、という感じがして結構気に入って聴いています。
ありがとうございました。
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質問をした昨日(10月4日)はグールドの命日でした(日本時間、10月5日)。
亡くなった1982年当時はCDが世に出たばかりで、後年グールドのCDをいくつか買いました。
今はネットでの視聴が増え、時代の流れを感じます
後日改めてお礼いたします。