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バッハのチェンバロ協奏曲第1番(BWV1052)には、種々の演奏家のCDがあると思いますが、皆さんが聴かれた中で「これは快演だ」「いつも聴いている」というものを教えて下さい。

チェンバロでもピアノでも、どちらでも結構です。

ネット動画でも良いです。

できましたら、快速だ、とか、装飾音が凝っている、とか簡単な理由も教えて下さい。

質問者からの補足コメント

  • 演奏会をドタキャン後失踪したガヴリーロフとか、そんな逸話のある演奏家のものがあれば教えて下さい。ガブリ―ロフのバッハはマリナーと録った前に、LP時代のがあるんですよね。

      補足日時:2025/06/02 09:59
  • CDは出ていないのですが、オセチンスカヤの終楽章は快演だと思いますが、いかがでしょう。

      補足日時:2025/06/02 10:17
  • シフのリーズ国際ピアノコンクールでの演奏はブゾーニ編曲版でしょうかね。
    ブゾーニ編曲版は広い鍵盤を縦横に使っていて好きなんですが、CDは少ないですよね。

      補足日時:2025/06/02 23:34
  • キレという点ではカツァリスだと思いますが、皆様はいかがでしょうか。
    私はいつもノリノリで聴いています。ゲテモノ?超特急?良いじゃないですか。

      補足日時:2025/06/03 00:11
  • 女流ピアニストのBWV1052はどうでしょう。
    グリモーは、一音一音丁寧に弾いていて、奇麗だと思います。
    最近ではGile Baeの演奏が、装飾音と左手に特徴があって面白かったです。
    Beatrice Ranaの盤が先日届いたので、今度時間が取れたらゆっくり聴こうと思っています。楽しみです。

      補足日時:2025/06/03 03:14
  • えっ、この人がバッハを弾く?
    アシュケナージとか、ベロフとか、そんな意外性のある盤をご存じなら、教えて下さい。
    BWV1052以外の協奏曲でも結構です。

    アシュケナージはモーツァルト弾きだからバロックもやるかなぁ。だから微妙。
    ベロフはフランス音楽というイメージがありますよね。だから意外。

      補足日時:2025/06/03 07:53
  • ブゾーニ編曲版の楽譜を見ると、2台目のピアノはオーケストラパートですね。だからソロは1台。
    シフのリーズ国際の演奏を最後まで聴いたところ、一部をオクターブ上で弾いて派手にしているだけで、ブゾーニ編曲版ではなかったです。

      補足日時:2025/06/04 01:02
  • カツァリスが普通だとすると、ゲテモノはこれしかありません。
    アワダジン・プラット!(Awadagin Pratt)
    風貌はレゲエといった感じ。ブランデンブルク5番のCDに、BWV1055が入っていますが、急楽章がめちゃくちゃ高速です。
    ブランデンブルク含めアゴーギクが強めなんですが、不思議とノリが良いんです。

    https://www.discogs.com/ja/release/8719729-Awada …

    日本のAmazonだと、中古価格が高過ぎ。

    https://www.amazon.co.jp/Awadagin-Pratt-Lawrence …

      補足日時:2025/06/04 10:57

A 回答 (2件)

いわゆる「話題性」で聞くことはないので、あくまでも正統的なものになりますが、チェンバロならアンドレアス・シュタイアーの録音がよいと思います。

チェンバロと古楽アンサンブルの演奏は、どうかすると響きが似たようなものになりがちですが、シュタイアーはレジスターの設定がほかのチェンバロ奏者と少し違って重厚な響きにしており、バックのフライブルク・バロックオーケストラも同じ方向で、重厚かつ立体感のある響きによるアプローチに明確な方向性があるのがよいと思います。ドイツ的なバッハを聞いたという充実感があります。


上の演奏は、当然ながらシュタイアーの師、トン・コープマンの演奏スタイルを継いでいると思います。コープマンのバッハもよく聞きました。
https://www.youtube.com/watch?v=OG8RaVncGCU
https://www.youtube.com/watch?v=G1Tndrqk668
https://www.youtube.com/watch?v=MU7roWHKLF0

シュタイアーほど重くないものとしては、クリストフ・ルセのものがよいと思いますが、バックのオーケストラは、フライブルクほどの存在感はないので、標準的な演奏に近いとは思います。
https://www.youtube.com/watch?v=D4xtZnl2oig

ピアノで弾くバッハは、昔はリヒテルとかグールドが比較されたりしていましたが、アンドラーシュ・シフが出てきてからは、ピアノで聞くなら第一の選択肢のようになっています。レコーディングの演奏は少しおとなしく、YouTubeに出ているシュターツカペレ・ベルリンやカペラ・アンドレア・バルカとのライブ録音の方が聞きごたえがあります。録音の状態が違うので比較は難しいですが、カペラ・アンドレア・バルカとの演奏の方がより洗練されていて、一つの完成形ではないかとおもいます。若いころにコンクールで弾いたときの録音もあり、円熟期の録音と比較することはできませんが、すでにその演奏スタイルが出ていて、第3楽章は若さゆえの勢いがあり、それなりに面白い演奏です。

レコーディング
https://www.youtube.com/playlist?list=PLr0MsaDpK …

ライブ(シュターツカペレ・ベルリン)
https://www.youtube.com/watch?v=pgveA01q5z8

ライブ(カペラ・アンドレア・バルカ)
https://www.youtube.com/watch?v=ktp-lzOICWc

リーズ国際ピアノコンクールでの演奏
https://www.youtube.com/watch?v=qXQ2yscJ4Mk

ピアノによるバッハの弾き手でもう一人私が評価しているのはピョートル・アンデルジェフスキーです。シフと比べるとより現代的で切れが鋭く、メリハリがあって、低音域の弾き方が力強いのが特徴です。この曲はあまり独自の装飾を加える余地がないので、その点での差はあまり出ませんが、アンデルジェフスキーは少し独自の装飾はしていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=K2y2dTEbWN8

ピアノでは今のところこの2人で、ペライアの演奏などを聞くと、模範的で立派な演奏だとは思うのですが、物足りなさを感じてしまいます。オセチンスカヤは今回初めて聞き、それなりに熱演で悪いとは思わないのですが、やはり上の2人と比べると、全曲がいつも同じ勢いで弾き通されていて、もう少し表現の変化が欲しいと感じました。
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございます。

G-20様には、昨年、モーツァルトのソナチネの件でお世話になりました。その節は詳細なご回答を頂きありがとうございました。

さて、クリストフ・ルセのCDは、たまたま積まれていたCDの上の方に、運よく2枚重なって全曲分発見できたので、早速聴き直してみます。伴奏はホグウッドですよね。

シュタイアーは買った覚えはあるのですが、ちょっと探さないと出てこないと思います。コープマンはいつも聴いているのですが、それと似ているのですね。思い出せません。

シフの演奏は、そんなに好きではありません。スラーとか。
聴いている盤のせいでしょうか。紹介して頂いた動画で楽しんでみたいと思います。

ピョートル・アンデルジェフスキはムローヴァの伴奏で知っていましたが、バッハの協奏曲を出しているとは知りませんでした。簡単に検索しただけでは見つけられませんでしたが、探し出して購入したいと思います。

ペライアもよく聴くCDです。節回しや装飾の付け方が好きです。
持っているCDが全集物で、それに入っていたブランデンブルクの5番のカデンツァなんかも好きです。

あと、フライブルク・バロックオーケストラは好きな楽団で、ブランデンブルクとか管弦楽組曲とかメサイアなどを揃えています。

お礼日時:2025/06/02 22:58

>シフのリーズ国際ピアノコンクールでの演奏はブゾーニ編曲版でしょうかね。



違います。ブゾーニ版は2台ピアノで、もっと音が多いです。コンクールでブゾーニ版は使えません。ブゾーニ版を弾いているのを探してみると、ディヌ・リパッティぐらいでしょうか。エトヴィン・フィッシャーも部分的にアレンジがあるようですが、詳しくは確認していません。

カツァリスは、どちらかというと、ゲテモノよりはむしろやや平凡と感じます。第3楽章のテンポが速いだけでは? YouTubeでいろいろ探してみた限りでは、この曲の特に変わった演奏というのはなさそうですが、ヨルク・クローネンベルクは、第1楽章冒頭に装飾音が加えてあって特徴があります。第3楽章のテンポもカツァリスとほぼ同じですが、こちらの方が面白いと思います。
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nj …

カツァリスと同じ速さの第3楽章なら、ほかにもマルティン・シュタットフェルトなどもあります。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

私が持っているブゾーニ編曲版のBWV1052のCDは2枚で、
Adam Skoumal/Leos Svarovsky(Arco Diva UP0057)
Michael Korstick/Ulf Schirmer (CPO 777373-2) です。
これらは、いずれも1台ピアノなんですが・・・。

シュタットフェルトもたまに聴きます。良いですね。

お礼日時:2025/06/03 02:42

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