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火事の後の現場検証で、「●●が激しく燃えているので、これが出火原因と思われる」などのように報道されます。

しかし、たとえば木造家屋が全焼した場合、全てが焼ける、というくらいですから、激しく燃えた場所は特定できないのではないでしょうか。

たとえば、旧田中角栄邸の全焼火事の報道では、以下の見出しが付けられています。

『出火原因は線香か…仏壇付近が激しく燃焼 実況見分に立ち会った田中真紀子元外相「ろうそくに火をつけて線香2本たいた」』

https://news.yahoo.co.jp/articles/cac27a2c7af5e8 …

ある程度火元の目星をつけたうえで「確かに良く燃えている」ということでそのように判断されるのでしょうか。それとも「全焼」といえど、それぞれの部分で燃え方が違うのでしょうか。教えてください。お願いします。

A 回答 (4件)

火災の後の現場検証において、報道される内容は、消防士や警察官などの専門家が、火災現場を調査し、火災の原因や燃え方などを分析した結果に基づいています。

火災が全焼した場合、全てが焼けてしまうため、激しく燃えた場所を特定することは困難です。ただし、火災の原因が特定された場合、その原因となった場所が激しく燃えた場所である可能性が高いです。例えば、旧田中角栄邸の火災では、田中真紀子元外相が「ろうそくに火をつけて線香2本たいた」と話したことから、出火原因が線香であると報道されました。 ただし、火災の燃え方は、建物の構造や材質、風向きなどによって異なるため、全焼していても、それぞれの部分で燃え方が違うことがあります。 以上のように、火災の原因や燃え方を特定するためには、専門家による詳細な調査が必要です。
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>その場合「激しく燃えていないが火元」になるケースもあると思いますが、いかがでしょうか。


何が「いかが」なんだろう?

火元になるってコトは、火の不始末や配線のショートなど、何らかの「火種」が存在したというコト。
まず、住民などの証言があれば勿論、建物の構造や設備の状況を元に火種の痕跡を探すことができる。
建材等によって燃え方が違うし、金属が残っていれば材質ごとに溶解温度も違う。
「激しく燃えていない」ってコトは、「火種の痕跡が残っている」ワケで、焦げ跡の付き方でも延焼の推移を追跡できるってコトでもある。
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国語の問題だったら


>たとえば木造家屋が全焼した場合、全てが焼ける、という
解釈をしても良いんだろうけど・・・

全焼/半焼/部分焼け/ぼやは、消防庁の定義に基づき区別する。
その消防庁の定義における全焼は
 建物の焼き損害額が火災前の建物の評価額の70%以上
 またはこれ未満であっても残存部分に補修を加えて再使用できない
状態のこと。

実際に焼却炉などで物を燃やしたことがある人なら分かると思うけど、雑誌に火を付けても燃え残ったりするし、家屋内には耐燃性建材や金属など燃えにくい材質の家具などもある。
焼け具合に合わせて投入するなどしないとことはキレイに”燃やし尽くす”ことができない・・・建物全体が同じよう燃え尽きることは殆ど無い。

全焼といっても、多くの場合の火災でも、ほぼ間違いなく燃え残りがあるので、激しく燃えた場所の特定が出来たりする。
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この回答へのお礼

大変分かりやすいご回答、ありがとうございます。

ただ、家の中で燃えやすいところ、燃えにくいところがあるとすれば、例えば「燃えにくいところが火元」になる場合もあると思います。

その場合「激しく燃えていないが火元」になるケースもあると思いますが、いかがでしょうか。

お礼日時:2024/01/10 15:58

『火事 出火原因 調べ方』でググると色々出てきます。


下記は一例です。
https://alfs-inc.com/eng/firesciences/
https://www7a.biglobe.ne.jp/~fireschool2/d-k2-05 …
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