
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
徒然草の研究者ではないので、私見になりますがご了承ください。
仁和寺の僧のやらかしたような話や、それを上回る話は、古今東西、現在過去、そしてこれからもあると思います。しかし、元々面白い人がおかしいことをやったとて驚くようなことではないと思います。「あぁ、またあほなことやっとるな」くらいで流されてしまうでしょう。むしろプロの芸人さんがめっちゃつまらないほうが話題になるでしょう。
仁和寺の僧も、権威あるお寺のお坊さんが、あほなことやっとったと言うので、話題になり、それを書き留めようと思ったのではないでしょうか。
現在では、これらの史料が当時の風俗を知る手がかりになったりもしますし、研究されている方たちにとってはありがたいのでしょうね。
徒然草ではありませんが、古典にはこんなおかしな話が結構あります。馬ごと谷に落ちてしまった貴族が、あわてふためいて救出しようとしている従者たちをよそに、谷族でキノコ狩りをしていた…とか。そういったものを楽しみながら読んでみてはいかがでしょうか?
ご回答ありがとうございます。
話題がそれますが、ネットをやっていたら某大学の
開講講義一覧が出てきました。その中に、徒然草で仁和寺
はどう扱われているかを講義するものがありました。
うーむ聴いてみたい。でもどうやって一年間もたせるんだろう?
No.3
- 回答日時:
仁和寺の近くの「双ケ丘」に住んでいたということも大きな要因だと思いますが、
仁和寺=由緒あるお寺=学問の最高学府
ということで、現代風に考えると
「東京大学の学生にもこんなアホなやつもおるそうやで」と言って、庶民が溜飲を下げるという目的があったのでしょう。
「仁和寺の法師」の他にも「尊い聖(ひじり)」の話も多くあり、これらも学者バカ(世間知らず・非常識・偏執的)というようなお話であります。
最高学府の象徴みたいなところだったんでしょうね。
だからわざわざ書く価値があったんだ。
お寺の実名をさらして皮肉っている話って、徒然草
以外にもあるのかな。たぶんあるんだろうなあ。
No.1
- 回答日時:
こんばんは。
>「徒然草」に、仁和寺の人たちが出てくる話がありますよね。
「徒然草」自体が身辺雑記というか、今で言うエッセイですから、どうしても身の回りのことが題材になります。
兼好法師は、仁和寺の近くの「双ヶ丘」というところに居を構えていましたから、仁和寺の話が多いんでしょうね。
>お参りに行っては肝心なところを見ずに帰ってくるし、
これは「岩清水八幡宮」の話ですね。
さっそくありがとうございます。
初めて読んだときは、古典について勝手に持っていた
「古臭い・つまらない」という思い込みが吹っ飛んだのに
アゼンとしました。そうですか、身辺雑記なんですね。
書き忘れましたが、先の述べた二つの話の次にある話も
仁和寺の人の話だったはずです。子供を喜ばせようと
地面に何か埋めておいたら、盗まれてしまった話です。
仁和寺恐るべし。
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