dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

今まで、トロイア戦争って、ギリシャ人同士の戦争かなって思ってました。
でも、今、Netflixで配信しているドラマ「トロイ伝説」を見ていたんですが、

美人妻を寝取られちゃったスパルタ王は、「トロイアは全ギリシャを敵にした」とか、
寝取った側のトロイアでは、「ギリシャ人たちの怒りを収めるために貢ぎ物を……」とか、
トロイアがギリシャ人では無いかのようなセリフが出てきます。まぁ、確かに、トロイアの位置はギリシャから海を隔てて現在のトルコ沿岸です。

では、当時のギリシャ人たちにとって、トロイアの人々ってギリシャ人の仲間(ヘレネス)じゃなく、他民族(バルバロイ)という認識だったんですか?

しかし……、まぁ、人妻にちょっかい出したらアカンわなぁ

質問者からの補足コメント

  • プンプン

    しかしぃ……
    ギリシャ神話の女神が黒人だったり、
    物語の主要登場人物のアキレスが黒人になっていたり……

    別に黒人俳優が悪いわけでは無いけど、
    物語のイメージを変えてまで無理に黒人の役者を起用する無理なポリコレには、見る気が失せるけど、このドラマも第二話中盤で既に、はぁぁぁぁ?配役。

      補足日時:2024/05/23 09:56

A 回答 (4件)

Netflixで配信しているドラマ「トロイ伝説」は2018年の米英合作で、BBCも関わっていますが、放映当時、かなり物議を醸した作品です。

批評家の間では10点中平均6点の評価でしたが、視聴者の評価では10点中1.7点でした。商業的には大失敗作です。特にゼウスやアキレスが黒人であるという点が受け入れられませんでした。配信されているのは日本くらいかも知れません。

確定的なことは分かっていないので、ここで述べるのは説になります。
一般的な説では、トロイア戦争は同じ古代ギリシア人(種族)同士の戦いと考えられています。その理由は、古代ギリシアの神々もトロイア側とアカイア側(ミュケナーイやスパルタなどのギリシア連合軍)に分かれて、それぞれの陣営を支援しているからです。ギリシア神話の神々が非ギリシア人側に味方するはずはありませんから、どちらもギリシア人と考えられているのです。
「トロイアは全ギリシャを敵にした」という発言の「全ギリシア」とは、ペロポネソス半島のミケーネやスパルタなどから成るギリシャ王国連合のことを指しているでしょう。

ギリシア連合軍側についた神々
女神ヘーラー、女神アテーナー、海神ポセイドーン
トロイア側についた神々
太陽神アポローン、月の女神アルテミス、軍神アレース、美の女神アプロディーテー

下記リンク先には当時の小アジア(現在のトルコ)のエーゲ海に面した左岸の地図が描かれていて、Troad(赤い色の地域上部)にシュリーマンが発掘したトロイアの遺跡があります。古代ギリシア人には幾つかの民族がありました。地図の赤色の一帯はアイオリス人が居住していた地域、緑色の一帯はイオニア人が居住していた地域、青色の一帯はドーリア人が居住していた地域です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4 …
このように、トルコの西沿岸地域には古代ギリシア人の様々な民族が居住していたのです。

尚、トロイアは当時ヒッタイトに服属していたと考えられています。ヒッタイト語の「ウィルサ」がトロイアのことを指していたいう説が有力です。「ウィルサ」は古代ギリシア語で「ウィーリオス」のことと推定されていて、トロイアの別名イーリアス(ホメロスが書いた『イーリアス』)を指していると考えられています。

以上は、あくまで説で、事実かどうかは分かりません。19世紀にトロイア遺跡を発見して発掘作業を行ったシュリーマンが考古学に無知で、トロイア戦争前後の時期に相当する考古学的に最も重要な地層を徹底的に破壊してしまったため、今となっては本当のところが分からなくなってしまったのです。

実際のところ、トロイア伝説のSourceであるホメロスが書いた『イーリアス』と『オデュッセウス』は、複数の逸話を混合して作られた物語であり、一つの地域の統一的な歴史のみが反映されたものではないというのが有力な説です。従って、ギリシアの神々が両方の陣営に付いたからと言っても、複数の物語が混合した創作と考えれば、トロイアがギリシア人の国だったとも言えないのです。
ですから、トロイア人がギリシア人の一派なのか、それともヒッタイトに服属していた別の民族なのかは不明です。
    • good
    • 1

トロイアは現代のトルコの沿岸に位置しており、文化的にも言語的にもギリシャとは異なる部分が多くありました。

 ホメロスの『イーリアス』によると、トロイアの人々はギリシャ語を理解し、コミュニケーションが取れましたが、トロイア人自身はギリシャ人とは異なる言語と文化を持っていたと考えられています。

古代ギリシャ人は、自分たちを「ヘレネス」と呼び、ギリシャ語を話さない人々を「バルバロイ」(野蛮人)と呼んでいました。 これは、彼らが他の文化や民族をどのように認識していたかを示しています。 トロイア人もギリシャ語を話さないため、ギリシャ人にとっては異民族として認識されていた可能性が高いです。

トロイア戦争は、ホメロスの叙事詩『イーリアス』に描かれた神話的な物語です。 物語では、スパルタ王メネラオスの妻ヘレンがトロイアの王子パリスによって誘拐され、これが戦争の引き金となります。 この物語の中で、ギリシャ人(アカイア人、アルゴス人などとしても知られる)がトロイアに対して戦争を仕掛けることになります。 戦争に参加したギリシャ諸都市の連合軍と、トロイア及びその同盟都市との戦いが描かれています。

『トロイ伝説』のような現代のドラマや映画では、物語を分かりやすくするために、トロイア人を他民族として描くことがあります。 これは、視聴者にとって物語の対立構造を明確にし、感情移入しやすくするためです。

上述の通り、古代ギリシャ人にとって、トロイア人はギリシャ人(ヘレネス)ではなく、異民族(バルバロイ)と認識されていたと考えられます。 したがって、トロイア戦争は異民族間の戦争として見られていたのが自然です。 ただし、これは神話や叙事詩に基づくものであり、歴史的事実としては解釈が分かれる部分もあります。

確かに、人妻にちょっかいを出すことが戦争の原因になるのは現代でも納得できるところですね。
    • good
    • 1

その通りです。


トロイ(現在のトルコ北西部)は小アジアと言われ、ギリシャとは人種も文化も違う民族が住んでいました。

しかし、トロイア戦争は伝説として伝わっており、学者に拠ってはその様な戦争は無かったと言う人もいます。
また一方、ギリシャとトロイは紀元前1700年から紀元前1200年頃にかけて500年間も戦争していたそうです。

映画「トロイの木馬」では、ギリシャ王アガメムノーンの弟で、スパルタ王メネラーオスの王妃であるヘレネーを、トロイの王子パリス連れ去り戦争の切欠になったとされています。

しかし、トロイ戦争を記述されたキュプリアという叙事詩環では、「神様のゼウスが、増え過ぎた人口を調節するために、ヘーラーとは別の妻でもある、秩序の女神・テミスと試案を重ね、遂に大戦を起こして人類の大半を死に至らしめる決意を固めた。」とあります。

普通に考えたら、エーゲ海から地中海にかけての交易権を手中に入れたいギリシャ王とトルコ系民族との覇権争いでしょう。

不倫が戦争の原因は、後付けの口実かもしれませんね!?
    • good
    • 1

トロイア戦争は全能の神ゼウスが支配する世界での話で神話です。


ギリシャやトロイヤは居住地の名称で国家との認識は無いのではと
思いますが・・・
人間が増えすぎたのでゼウスが戦争させる事を仕掛け人口減を
図ったと云う筋立ても有ります。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A