

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
歌曲はもっとその特徴が色濃く出ます。
ドイツ語の強勢のことをおっしゃっているのですよね。
ドイツ語を理解した方が演奏が深まると言われるし、世界で活躍する奏者や指揮者はドイツ語を習得してる人が多いです。
知らないけど、鈴木優人がドイツ語を解さないとは思えないですよね。
でも、素人の耳には大差ないかもしれませんね。
>ドイツ語を話せない日本人が、彼らの曲を演奏する場合に共通しますかね。
これは質問の意味がよくわかりませんでした。
No.11
- 回答日時:
6/21付けの「補足」からすると、どうやらこの質問は「分からないことを質問している」のではなくて、
「自分の考えに賛同する人を求めている」
もののようですね。
「~という意見があります」「~することがあるようです」「という噂もありました」などというのも、結局は質問者さんの主張なのですよね。
#5 に対する
>誰が言っているか。サー・アンドラーシュ・シフ(ピアニスト兼指揮者)です。
も、シフさんの発言を、表面的に自分の都合のよいように勝手に解釈しているのではないか、と思えてきました。
本当に議論したいのであれば、出典やどのような場での発言かも教えてください。
結局、質問者さん自身が、私が #4 に書いた
>日本人は(特にクラシック音楽愛好家は)、何故か「本家本元」が大好きで、それが高じてあなたの言うような「潔癖純血主義」の極論を言う人もいるようです。
そのもののような気がしてきました。
コメントありがとうございます。
出典が必要なら。「Musik kommt aus der Stille 」Andras Shiff。
私自身が、シフがそこまで言うか、と驚いたのがきっかけです。音楽と演奏解釈について述べています。
そもそもの質問は、「皆さんはどう思いますか?」です。
ご参考まで:かつて、日本のNHKテレビ番組で、シフが複数の若手ピアニストにレッスンするシリーズがありました。一人だけ日本人の小菅優も指導を受けました。シフは生徒の演奏を聴き、その場で、こうしたらよい、と弾いて見せました。その違いは印象的でした。
No.10
- 回答日時:
>存在する楽譜は一つ(同じ)でも、解釈は様々。
それは否定しないけど、歌曲でない限り、指揮者の解釈ですよね。
>かつて、ショパン・コンクールに出場予定の日本のピアニストが、あらかじめコンクール開催のポーランドに行き、ショパン国立音楽大学に学んだのは、現地の人達の曲の解釈を知るためだったという噂もありました。
それは現地が本場だからであって、ポーランド語でないと解釈できないというのも。
ありがとうございます。
>ポーランド語でないと解釈できない
そうは言われてないと思います。あくまでも例として、バッハやベートーベンの曲とドイツ語の場合、だけです。
しかし、「現地」の人達の聴きなれた解釈に触れることは参考になると思います。「本場」の意味ですね。
指揮者の解釈ではなく、言われているのは、ピアニスト(演奏者)のピアノ演奏上での解釈です。
No.6
- 回答日時:
演奏に関していえば、楽譜に表れているのでドイツ語の知識は問われません。
でも、そう主張するってことは、ドイツ人作曲家は楽譜をかけないとか、まともにかかなかったという実績があるんですか? そちらの方が興味深い事象です。教えて!grouse2020
ありがとうございます。
存在する楽譜は一つ(同じ)でも、解釈は様々。
かつて、ショパン・コンクールに出場予定の日本のピアニストが、あらかじめコンクール開催のポーランドに行き、ショパン国立音楽大学に学んだのは、現地の人達の曲の解釈を知るためだったという噂もありました。
No.5
- 回答日時:
No.4 です。
ピアノに関して言えば、
バッハ:もちろんドイツ人のウィルヘルム・ケンプやグスタフ・レオンハルトなどもいますが、必ず引き合いに出されるのは
・グレン・グールド(カナダ人)
・スビャトスラス・リヒテル(ロシア人)
・トン・コープマン(オランダ人)
・アンドラーシュ・シフ(ハンガリー人)
など。
ベートーヴェンで名演とされているのは、ドイツ人のウィルヘルム・バックハウスやフリードリヒ・グルダと並んで
・マウリツィオ・ポリーニ(イタリア人)
・ダニエル・バレンボイム(アルゼンチン人)
・エミール・ギレリス(ロシア人)
・ウラディーミル・アシュケナージ(ロシア人)
・クラウディオ・アラウ(チリ人)
・ルドルフ・ゼルキン(ボヘミア出身のロシア系ユダヤ人、アメリカに亡命)
など。
やはり、実績からもあなたの主張に説得性はなさそうです。
実は私の主張ではなく、そういう趣旨のことが言われたからです。
誰が言っているか。サー・アンドラーシュ・シフ(ピアニスト兼指揮者)です。
「ドイツ語を話せないピアニストは、バッハ、ベートーベンを弾く際に、アクセントの付け方やフレージングで間違いをおかすことがある」、という趣旨。
作曲家は、作曲する場合に、頭の中に母国語がある、とも言っています。
私自身も、歌曲では、以前からそんな気はしていましたが、ピアノのような楽器でも、とは初耳でした。
比較的に分かり易いのは歌(言語付き)です。
たとえば、外国人が日本の歌曲を歌う場合に、違和感があったりします。もちろん、その人の日本語能力にもよるでしょう。歌う時の言葉の意味と解釈が表われます。逆に、日本人がドイツ語の歌曲を歌う場合も、歌詞の発音、意味、感情、が問われます。
それがピアノでもそうなんだと。
No.4
- 回答日時:
その「~だそうです」とっている方は、おそらく声楽家なのではありませんか?
「歌曲」の場合には、言葉のフレージングや抑揚が音楽と密接に関係することは間違いありませんが、器楽曲も含めてそうだとは言い切れないと思います。
もちろん、ドイツ音楽の「アウフタクト」(いわゆる「弱起」で前の小節の最終音から始まる音楽)が、ドイツ語の定冠詞(「der」とか「die」など)のイントネーションに起因しているのはよく言われることですが、それは「そういう発想やリズム感に基づいている」というだけで、ドイツ語を知らない人にはできない芸当だというわけではないでしょう。
それを言ったら、日本人どころか、フランス人、ロシア人、イギリス人などドイツ語ネイティブではない演奏家にベートーヴェンやシューベルトは演奏できないことになってしまいます。
ドイツ音楽の総本山であるベルリン・フィルの首席指揮者が、カラヤン後はクラウディオ・アバド(イタリア人)、サイモン・ラトル(イギリス人)、現在はキリル・ペトレンコ(ロシア人)ですが、それではまっとうなドイツ音楽は期待できないことになってしまいますね。
日本人は(特にクラシック音楽愛好家は)、何故か「本家本元」が大好きで、それが高じてあなたの言うような「潔癖純血主義」の極論を言う人もいるようです。
(来日演奏家のチケットが売れやすいように、フランス出身ならドビュッシーやラヴェル、ロシア出身ならチャイコフスキーやショスタコーヴィチ、チェコ出身ならドヴォルザークやスメタナを所望する招聘元に対して、「もっといろいろ聴いてほしいなあ」と思う演奏家も多いようです)
音楽は、もっと万人が共有できて、誰でも演奏でき、聴いて共感できるものだと思います。
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