
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
No.1&3 です。
まだ解決しない?(1) は「力学的エネルギー保存」から求めますね。
mgh = mg(2r) + (1/2)mv^2
→ v^2 = 2g(h - 2r)
→ v = √[2g(h - 2r)]
(2) 上記の速さ v のときに、小球に働く遠心力は
f = mrω^2 = mv^2 /r = 2mg(h - 2r)/r
これが重力よりも大きければレールから離れないので落下しない。
つまり、
2mg(h - 2r)/r ≧ mg
これを解けば
2(h - 2r)/r ≧ 1
→ 2h - 4r ≧ r
→ 2h ≧ 5r
→ h ≧ (5/2)r
模範解答では、垂直抗力を N として、
向心力 = N + mg = mv^2 /r
として、
N ≧ 0
を「レールから離れない」条件としているのでしょうね。
やっているのは同じことです。
模範解答は
・外から「小球が円運動するための条件」を見ている
慣性力(遠心力)を使うものは
・小球の立場から「静止している小球が落下しない条件」を見ている
の違いで、「見る位置が違うが、同じこと」を見ています。
自分が回転ループのジェットコースターに乗っていることを考えれば、「遠心力」の方が直感的には分かりやすいですね。
「垂直抗力」なんて、「レールから押されている」といえばそうなんだけど、目には見えないし。
No.4
- 回答日時:
この問題自体は運動方程式不要で解けてしまいます。
力学的エネルギー保存則から運動の速度、加速度を求め
物体が動かない座標系を使って
慣性力から必要な垂直抗力を求めるのは
可能ですが、かなり遠回りになると思う。
No.3
- 回答日時:
No.1 です。
画像の問題であれば、円形のループがなければ、小球は床を水平に直線的に転がっていきます。
円形のループが途中で切れていれば、小球はそこから「円の接線方向」の直線的に飛び出します。
というように、「地面・床の座標系」から眺めていれば、小球は「直線運動」するはずのものが、円形ループでは何らかの力が加わって「円運動」をすることになります。
その力を「向心力」と呼びます。
糸を付けたボールを回転させるときには「糸の張力」が、お示しのような「円形のレール」を走るときには「レールから受ける力(垂直抗力)」が「向心力」になります。
太陽系を回る地球の場合には「太陽との間の万有引力」です。
いずれも、放っておけば等速直線運動するものの軌道を曲げて、円運動させるための力です。
これに対して、「小球」の中にいる人からすれば、自分は「静止している」と見えます。小球の中にある「座標の原点」が静止しているように見えるから。
では、小球が「直線運動」しているときと、「加速運動」「円運動」をしているときでは、小球の中の人にはどんな力が働くか。
小球が「等速直線運動」しているときには、小球の中の人には何の力も働きません。「小球の中の人」自身も「等速直線運動」しているので。
小球が「直線上で加速運動」しているときには、「小球の中の人」自身は「等速直線運動」しようとするので、小球の加速分だけ「後ろに倒れる」とか「前につんのめる」ことになります。それは「後ろ向きに力を加えられた」「前向きに押された」のと同じ現象です。その「後ろ向きの力」「前向きに押す力」は、実際にそんな力が働くわけではなく、「小球が加速している」ことから「見かけ上働く力」です。そういう力を「慣性力」と呼びます。
電車や自動車の加速・減速、エレベータが昇降するときも同じです。
小球が「円運動」しているときには、「小球の中の人」自身は「等速直線運動」しようとするので、小球が曲がる分だけ「曲がる外側に倒される」ことになります。実際にそんな力が働くわけではなく、「小球が円軌道を曲がっている」ことから「見かけ上働く力」です。そういう力を「慣性力」と呼び、この場合の慣性力を「遠心力」と呼びます。
慣性力とはそういうものです。
電車の加速に使う力や、円運動させるための「向心力」は実際に働く力ですが、「慣性力」は座標軸を「加速度をもった座標系」に移すことによって「あるように見える」見かけ上の力です。「座標系の加速度」を「力」にしたものです。
「見かけ上の力」といっても、「加速度をもった座標系」では実際に働きます。
No.2
- 回答日時:
「慣性力とは何か?」は、座標系のとり方によって違います。
慣性力は、運動方程式の一部の項を
移項して、「力」として見ることにしたものにすぎない。
何が慣性力で何か慣性力でないかは
算数としての見方の違いに過ぎず、
立てるべき...解くべき運動方程式は同じものです。
気にするだけ無駄。
No.1
- 回答日時:
>重力と慣性力の釣り合いの式
そこでいう「慣性力」とは何ですか?
それが正しければOKです。
「つり合い」じゃなくて、「どちらかが他方よりも大きい」という条件ですね。
「遠心力が重力よりも大きい」といったような。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 物理学 鉛直面内の円運動において、力の釣り合いの式を任意の方向に立てられないのは何故ですか?参考書には、半径 2 2022/12/26 21:27
- 物理学 物理基礎 摩擦のある水平面上で質量5.0kgの物体に右向き20Nの力を加えると物体は右向きに運動した 4 2023/09/25 01:32
- 物理学 至急です。「地表面付近で、重力と空気抵抗による力を受けて運動する物体の動きを論ぜよ。空気抵抗による力 4 2023/10/30 02:09
- 物理学 台と小物体合わせた全体の水平方向の運動方程式 とは? 8 2022/09/02 06:33
- 物理学 高校物理です。 この(1)なんですが、AとBをひとつの物体と見て、Cと力が釣り合っているので、Cの質 5 2023/08/15 11:55
- 物理学 物理基礎で、力学的エネルギーと動摩擦力のことを習ったのですが、 あらい斜面の下から物体を滑り上がらせ 2 2022/09/11 10:12
- 物理学 静止した状態から台Aの固定と物体Bの支えを同時に静かに放す。 ・台Aの加速度の向きと大きさを表す式は 3 2024/02/21 12:10
- 物理学 物理の単振動の問題で分からない所を教えてください 1 2023/05/10 20:59
- 物理学 写真の図では、円運動が起きていますが、質問が3つあります ①例えば、鉛直面での円運動なら、垂直抗力が 6 2022/12/19 18:20
- 物理学 Nは垂直抗力。 N=50×9.8ですよね?? だって垂直抗力=mgだから ならこの運動方程式は50× 5 2022/09/22 17:48
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
高さはh幅はw奥行はd厚さはt そ...
-
簡単な仕事
-
相対論的効果について
-
抜け荷重力の算出方法
-
重力1Gは何kg?
-
重力加速度について
-
宇宙空間のポテンシャルエネル...
-
Nをkgに換算するには?
-
絶対零度では重力はゼロになる?
-
高校物理、ジェットコースター...
-
非慣性系における仕事とエネルギー
-
自由落下するエレベーターの中...
-
MPaとkgf/cm2の換算
-
スペースシャトル内はどうして...
-
高校生です。物理基礎でモーメ...
-
夜の行為で力が入りすぎてしま...
-
等加速度運動の変位の公式でな...
-
重りが落下した際の最大荷重(...
-
摩擦と速度の関係について
-
加速度と角加速度の関係について
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報