
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
「圧縮比」という言葉に惑わされているようですね。
(排気量)=(シリンダ断面積)×(ピストンストローク)
というのはご存知ですよね。
そうして燃焼室容積というのは上死点におけるシリンダ内容積です。
(圧縮比)=(燃焼室容積)/((燃焼室容積)+(排気量))
と定義されています。
つまり、圧縮比は図面から計算される数値であって、実際に混合気が圧縮される比率とは無関係なんです。
混合気が圧縮される比率には、これに充填率を乗じる必要がありまして、レーサーなどの高出力エンジンだと充填率を高めるためにインテークバルブを閉じるタイミングを下死点よりも遅らせて、充填率を1以上にしますが、高効率エンジンの場合はインテークバルブを下死点よりも早く閉じて充填率を1未満にして、下死点までは断熱膨張させます。
そうする事で、膨張下死点でのシリンダ内圧を大気圧に近づけられますから、無駄な排気損失を低減できる訳です。
マツダはミラーサイクルと呼び、トヨタはアトキンソンサイクルと呼んでいますが、理論的にはアトキンソンサイクルで実現方法がミラーサイクルですから、やっている事は同じです。
要するに、カタログ表示されている圧縮比ほどは圧縮していないんですよ。
御回答ありがとうございます。
成る程、VVTシステムが出来てから、
ミラーサイクル等を各社が自在に行っていたら、ある意味圧縮比は関係無いですね。
No.4
- 回答日時:
圧縮比
ピストン上死点での燃焼室とシリンダー上部の容積
ピストンの工程の容積+上記「燃焼室とシリンダー上部の容積」
の比の逆数が圧縮比、もちろん設計上の・・・。
以前灯油を混入して走行して走行したことあります。
急加速せずゆっくり流す程度なら問題なし、加速のためアクセル踏み込むと即ノッキング。
アクセル全開で一気圧で吸入して設計上の圧縮比。
アクセ全開以外では吸入抵抗があり0.?気圧で吸入なんですね、設計上の圧縮比には到達してない。
多分設計仕様は高圧縮だが・・・実際の運用はそうではない?
私もNISSANのL20でガソリンに軽油を混ぜる実験走行をしました。
2~3割までなら、何とか走りますよね、黒煙は出ますけど。
私の今乗っているエンジンはSUZUKIのM13Aで、吸気VVTです。
https://www.suzuki.co.jp/suzuki_digital_library/ …
新しい軽のエンジンR06Dは吸排気VVTで高圧縮比で燃費が良いので羨ましいです。
https://www.suzuki.co.jp/suzuki_digital_library/ …
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
関連するカテゴリからQ&Aを探す
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報