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No.1
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猫の毛そのものというよりも、毛に付着している物質こそがアレルギーの原因なのです。
猫アレルギーの人の多くは、猫の皮脂腺および唾液腺などから分泌されるネコ由来アレルゲン「Fel d 1」と呼ばれるタンパク質に反応します。「Fel d 1」が主な原因物質ですが、家猫には8種類の潜在的アレルゲンがあります。2番目に多いのは「Fel d 4」で、これも唾液腺から分泌されます。
また「Fel d 2」は、ほかの動物に含まれるタンパク質と類似しており、例えば、猫と馬の両方にアレルギーを持つ人がいるのは、このためでです。つまり、牛乳アレルギーの子どもは、猫にもアレルギーを起こす可能性が高くなります。
猫は毛づくろいをするとき、唾液に含まれるアレルゲンを毛に付着させます。皮脂腺は皮膚に近いところにあり、毛根に分泌されることがあります。猫の毛を撫でたあとに鼻や目をこすったりすると、反応が起こります。
しかし、猫を撫でなくても、アレルギー反応を起こすことがあります。原因は鱗屑(りんせつ)です。鱗屑とは、表皮の角質層が剥がれ落ちるもので頭皮のフケのようなものです。フケの粒子は非常に小さいため、空気中に浮遊し、私たちはしばしばそれを吸い込んでしまうのです。
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