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国が夫婦別姓を認めないのはなぜですか?

A 回答 (15件中1~10件)

現在、選択的夫婦別姓制度の導入を盛り込んだ法案を国会で審議中です。

立憲民主党と国民民主党がそれぞれ提出し、日本維新の会は旧姓使用に法的効力を与える法案を出しています。

約30年前の1996年には、法制審議会が選択的夫婦別姓を盛った民法改正案の法案要綱をまとめましたが、国会提出には至りませんでした。

現在、選択的夫婦別姓法案を国会で審議中と書きましたが、自民党は法案を提出しておらず、可決する見込みはありません。
自民党の中でも意見が割れていて、石破首相は自民党総裁選の時には制度導入に積極的だったにもかかわらず、一転して慎重姿勢です。

国連委員会からは女性差別であると言われ、経団連も早期導入を求められているのに、なぜ、一部の自民党議員は強固に反対するのでしょうか。

反対派は通称利用の拡大でいいとか、家族が壊れるとか、子供がかわいそうなどといった理由を述べていますが、同姓を強制する理由にはなっていない。別姓にしたい人が選択するのであって、同姓にしたい人はそのままでいいからです。
反対派には、日本の伝統だから、という意見もあります。130年ほど前の明治期に作られた法律が伝統かという話もありますが、明治民法自体がそもそも近代国家を目指して西欧をお手本にして作られた制度であり、それまでの伝統を壊しているのです。

夫婦別姓は少数派だから必要ない?さすがに憲法に保障されている個人の権利を尊重しない発言を表立ってするバカな国会議員はいません。ましてや日本を代表する経済団体である経団連が早期実現を訴えているのに、少数派として片づけられるはずがありません。

行きつくところ、反対派の、根本的な理由として考えられるのは「天皇制の維持」。夫婦別姓がなぜ天皇制まで繋がるのか、ロジックが飛躍しているようにも感じられますが、
「夫婦別姓は、家族の解体へと導く個人の絶対視であり、ひいては家系の連続性や日本人の精神構造を崩す」
「皇統は男系男子以外ない。夫婦別姓は女系天皇をもたらす」
「『伝統的な家族観』とは『天皇制を支える家族観』ということであり、『夫婦別姓は伝統的な家族観に反する』とは『夫婦別姓が現行天皇制の解体を招く』」
ということなのです。

実際に、今月10日に衆院法務委員会に参考人として出席した作家の竹田恒泰氏は、こう述べています。
「選択的夫婦別姓に賛成する方たちは、ほぼ例外なく女性天皇、女系天皇を主張する」「皇室で選択的夫婦別姓が具体的に選択されたらどうなるのか。また、LGBTにしても、とことん尊重するということになれば、女性なのに『私は内面が男だ』という皇族が誕生した時に、皇位継承権はどうなるのか。いろいろなことがある。皇室に選択的夫婦別姓やLGBTなどを持ち込んでいけば、混乱する。」

このように考える人が日本国内で多数派だとは思えませんが、強い力を持っているのは事実であり、一部の自民党の強固な反対派を中心に、法案成立を妨げています。

なお、夫婦同姓は「合憲」であるとの最高裁判決が出されているという回答がすでにありますが、その判決内容を大雑把に要約すると「夫婦同姓は違憲であるとは言えないが、国民意識の変化や社会状況を鑑みて国会で真摯に議論すべき」としており、合憲だからそのままでよいという立場ではありません。国会で積極的に議論せよと言っています。
また、最高裁判事15人のうち4人は、「法が夫婦別姓の選択肢を設けていないことは、憲法24条の規定に違反する。」と、違憲判断をしています。

参考:

https://article9.jp/wordpress/?p=16041

https://news.yahoo.co.jp/articles/4afdc997296576 …

https://www.gqjapan.jp/article/20250221-soshi-ma …

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD061TZ0W5A …

https://www.tokyo-np.co.jp/article/411063

https://www.asahi.com/articles/ASP6R7F6JP6RUTIL0 …
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>国が夫婦別姓を認めないのはなぜですか?



現行の法律で認めていないからです。
法律で認めてないことを行政府(国)が実行することはできません。
法律に問題や不備がある場合は、立法府で議論して法律を改正します。
夫婦別姓制度については議論の途中であり、法改正に至っていません。

-----------------
●民法
(夫婦の氏)
第七百五十条 夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。

●戸籍法
第六条 戸籍は、市町村の区域内に本籍を定める一の夫婦及びこれと氏を同じくする子ごとに、これを編製する。〈以下略〉
第十三条 戸籍には、本籍のほか、戸籍内の各人について、次に掲げる事項を記載しなければならない。
 一 氏名
〈以下略〉
第十四条 氏名を記載するには、左の順序による。
 第一 夫婦が、夫の氏を称するときは夫、妻の氏を称するときは妻
 第二 配偶者
 第三 子
〈以下略〉
第七十四条 婚姻をしようとする者は、左の事項を届書に記載して、その旨を届け出なければならない。
 一 夫婦が称する氏
 二 その他法務省令で定める事項
-----------------

そもそも、なぜ議論になっているかと言えば、
現行法で夫婦はどちらか一方の姓(法律的には「氏」)を名乗る制度になっているため、姓を変える側が社会生活上の不利益を被るという事実があるためです。
戦後の制度では、夫と妻のどちらの姓を名乗ってもかまわない(夫婦が合意して選べる)ことになっています。法律的に夫の姓が強制または優先されているわけではありません。現実には夫の姓を選ぶ夫婦が95%以上ということですが、それは夫婦が選んだことです。
法律が女性を差別していると主張するのは甚だしい筋違いといえます。
女性差別と結びつけて論じるなら、夫の姓を選ぶことを当然視する世間の考え方のほうです。
そのうえで、どちらか一方の姓を選ばなければならない現行法制度の問題を議論することです。


ちなみに、現在の夫婦別姓議論は、戸籍を廃止する話にはなっていないので、反対理由を戸籍制度の崩壊に結びつけるのも早計といえます。
また、「家制度」は戦後の法改正で廃止されているので、それを反対理由にするのも筋が通りません。
ましてや、天皇制と結びつけるのは天皇制反対論者の牽強付会もいいところです。
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基本的に現在主張されている夫婦別姓って、他人の迷惑なんか知ったこっちゃないという自己中のわがままな主張に過ぎないから、認めるかどうか以前に議論するのも時間の無駄というレベル。



 一番大事な事は、日本人全体が少しづつ幸福になって行くことですね。現行制度の中でいろいろな問題があっても誰もが少しづつ譲り合って生活してます。
 夫婦別姓で言うと、結婚後も仕事を継続する人など不都合な事が起きるのも事実。だけど、通名の利用やパスポートの旧姓併記によって不都合は大幅に緩和しますね。
 一方、夫婦別姓になることで、今言われている子どもの問題、夫婦や親子関係でいろいろと不都合な事が生じます。
 今の夫婦別姓推進論者が、通名や旧姓表記では満足できない何が何でも夫婦別姓だと主張することは、多くの日本人が不幸になっても自分たちの主張が通れば良いと言うことですね。

夫婦別姓の議論以前に、海外のニュースや映画やドラマを見ていると、
 例えば、
 夫が妻のためにホテルを予約。ところが姓が違う妻は、ホテルのフロントでパスポートで本人証明をするだけではなく、予約者の夫と婚姻関係にある事を証明する資料の提出を求められて予約したのに宿泊が難しかったというニュース。
 家族が事故で緊急入院で家族以外は面会謝絶。家族として見舞いに行くけど本人確認で運転免許証があっても姓が違うので家族と認めてもらい無くかったとか、家族の緊急手術の同意が必要だけど、同意書にサインしたいけど、本当に家族だと小計する必要が生じたとか、
 普段は妻が子どもの学校の送り迎えをしてるけど、事情があって父親が迎えに行ったとき、姓の違いで本当に親権者かと疑われて子どもを渡してもらうのに苦労したとか……

 夫婦同姓の日本人には体験していないトラブルがあるみたいですよ。夫婦別姓を主張する人たちはそんなケースが数多くあるのに黙ってますよね。
 もしも、誠意を持って議論するなら、夫婦別姓になったとき起きるトラブルにどう対処するのかについても言及して欲しいですね
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共産主義(極左)だからです。

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Np10のy-y-yです。




申し訳ありませんが、修正です。

【修正前】
自民党と深いつながりの、同一姓強硬派の旧統一教会や、神道・仏ししが有るからです。

【修正後】
自民党と深いつながりの、同一姓強硬派の旧統一教会や、神道・仏教関係者が有るからです。
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自民党と深いつながりの、同一姓強硬派の旧統一教会や、神道・仏ししが有るからです。



自民党の女性国会議員で婚姻してものほとんどが、旧姓使用(通称使用)です。
国会議員に立候補時の公約は、選択的夫婦別姓を掲げていたのに、当選後は自民党の老害の為に選択的夫婦別姓を引っ込めていまった。

中でも、次期女性首相と名高い高市氏も旧姓使用(通称使用)だったが、もし、首相になると外交や条約締結等に本名以外は使用が出来ないことに気が付いた。
そこで、元国会議員の「山本拓」氏とペーパー離婚をして、「山本拓」氏との再婚をしたが、今度は、「山本拓」氏が姓を「高市」姓となった。
これで、今までの旧姓・通称の「高市」女史は、晴れて本名までも「高市」となった。
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必要ないからですね。


結局同じ苗字になりたいと望む夫婦が多いです。
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>国が夫婦別姓を認めないのはなぜですか?



国会で可決できないから、です。

今の衆議院議席になる前は衆議院も与党が多数派だったので政府が法案提出すれば可決していたと言えます。ただし、自公政権の中に強硬に反対する人たちが多いので、自民党として法案提出すること自体ができなかったのです。

だから少数与党の今、立憲民主党などが法案をだしても、可決する見込みはありません。


また「国」という話なら、当然に最高裁の判決も視野に入れるべきです。最高裁は2015年と2021年に「夫婦が同姓なのは合憲」と判断しています。違憲判決が出れば国会で改正法案を出す義務が与党には生じますが、合憲であるなら「別姓に改正する理由」が厳しく問われるわけです。

なので自民党の中で、意見がわれていて党議拘束もかけられない状態なので、今のところ夫婦別姓になっていない、のです。
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口先だけの男女平等は言うが、頭の中を支配しているのは男が上と言う男尊女卑の


意識を持つ老害議員が多いからでしょう。
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国が認めない理由とは違うけど。



個人的な見解としては、社会保障の改革を先にしないと、税や保険の扶養を目的とした実態のない夫婦が出てくるんじゃないかと思ってます。
籍を入れるハードルがかなり下がりますからね。
籍を入れることを目的としたマッチングアプリとか、戸籍の売買も増えそうですよね。
(そういう危惧がなければ夫婦別姓も賛成です)
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