為替ですが、もともとは1ドル＝100円から始まったのでしょうか？

今は1ドルが145円くらいですが、最初は1ドルが100円から始まったのですか？

今は1ドルが120から145円だとすると、もうずっと円安なのですか？

No.7 回答者： ohkinu2001 回答日時： 2025/06/19 21:48

円高とか円安とかは相対的なものでありどの時期と比べるかで違ってきます。

通常円高、円安という場合はちょっと前と比べて言うのが普通で、今円安と言われてるのは5～10年前と比べて言われています。

明治のころから比べれば円安ですし、終戦後で言えば円高です。

No.6 回答者： phj 回答日時： 2025/06/18 19:10

どこをスタートとするかによって、回答が異なります。

しかもいくつもスタートラインといえる時期があります。

戦後からのスタートなら＄１＝360円という固定相場でスタートしています。

しかし、日本円という日本国の通貨ができた明治からスタートするなら＄１＝1円がスタートです。

なぜ＄１＝1円だったかというと、当時の貨幣は「金兌換通貨」で、〇〇あたり×gの金と交換できる、という決まりがあったからです。

円は1871年に「1円＝金1.5g」と決定され、ドルは1837年からの相場で「＄１＝約15g」と定められたので、1円＝ほぼ＄1でスタートしました。

日本が敗戦すると、日本政府はデノミを行い旧1円→新100円に設定します。このデノミで「銭」という単位を使わなくなったわけです。
　ただこの時点ではまだドルも円も兌換通貨なので＄１＝100円になったといえます。

ただ日本は敗戦で非常に荒廃していたため、1949年（S24年）にＧＨＱが作成した「ドッジ・ライン」と呼ばれる経済政策によって＄１＝360円に固定されました。そしてこの時日本円は兌換通貨制を停止します。
ここをスタートとするなら、最初は360円からのスタートです。

＞今は1ドルが120から145円だとすると、もうずっと円安なのですか？

じゃあ「360円からみればすごい円高が続いている」と思うかもしれませんが、まだ話は続きます。

日本が経済復興すると、アメリカに輸出し始めるのですが、元々＄１＝1円（100円）の経済力がある日本円が360円と3.6倍も儲かるわけで、日本は急速に復興します。特に1952年から始まる朝鮮戦争では日本は補給基地としてアメリカ軍がドルで購入してくれたので、めちゃくちゃ儲かり復興が早まりました。

逆にアメリカは朝鮮戦争が思わしくなく、その次のベトナム戦争も思わしくなかったので経済的に苦しくなり、オイルショックで決定的にヤバくなって「ニクソンショック」と呼ばれる政策を発表しました。

円相場に関わる内容としては
・ドルが金兌換を停止すること
・ドルは変動相場制を導入すること
です。

これにより日本円は「ドルを使って金兌換する」という方法も取れなくなったので、金相場に関係なく為替をやり取りする変動相場制に自動的に移行することになりました。

そして1973年からの変動相場市場で＄１＝240円という為替レートになりました。FX的にいうと、前日まで360円、ある日突然240円という超円高になったわけで、ドルを決済する前の日本の企業はいきなり価格が2/3になる大損をしてしまったわけです。

とはいえ240円は戦前の＄１＝1円に比べればまだまだ円安で、日本の経済が復興するとやはり儲かるようになっていきます。実は日本だけでなく、ドイツなども戦後復興でアメリカに商品を安く売りまくっていたので、戦争で負け続け、しかもオイルショックで石油の値段が高騰したアメリカの景気はどんどん悪くなっていきました。

当時は米ソ冷戦時代なので、アメリカが倒れると日本もドイツなども困ります。そこで1985年に日米英仏独で集まって「プラザ合意」と呼ばれる為替介入で、米ドルを安く（つまり円高にすること）でアメリカの貿易赤字を解消することになりました。

そしてこの為替介入で、日本円は1年ぐらいで240円から150円まで円高になったのです。

なので「プラザ合意」をスタート地点とするなら、240円から始まったという事になります。

ただ、結局日本円とドルの為替は70円台から140円台ぐらいの間で推移するようになり、経済の実態としては＄１＝100円に近い状態になっていました。それが崩れ始めたのが近年で、コロナ禍やウクライナ戦争などによる各国経済の不均衡が円安に誘導したわけです。

とはいえ、日本の景気が戻れば＄１＝70円という時代が来るかもしれません。

No.5 回答者： ks5512 回答日時： 2025/06/18 18:36

360円です。

No.4 回答者： ShowMeHow 回答日時： 2025/06/18 18:35

いえ、1ドル = 一分銀3枚　から始まりました。

・・・
第二次世界大戦後は、1ドル=15円で開始されましたが、円のインフレにより1ドル＝360円になり、1971年まで固定となりました。
変動相場になったのは1973年のことで、その後は８０円～２６０円程度で変動しています。一時期に比べるとすれば円安ですし、他の時期に比べれば円高でもあります。

No.3 回答者： tobirisu 回答日時： 2025/06/18 18:33

ドル円の為替レートは、日本が戦争に負けた後、１ドル360円と決まりました。

その後固定相場でずっと360円。
変動するようになったのは1970年代です。

100円とかずっと後です。

No.2 回答者： acnc 回答日時： 2025/06/18 18:29

１８７１年　円の誕生！新貨条例により１ドル＝１円

１８９７年　金本位制１ドル＝２円強でスタート
１９１８年　第一次世界大戦終了円は若干の円高１ドル＝２円以下になった
１９２３年　関東大震災による円の急激下落　１ドル＝２円４銭

昭和20年 （1945） 15
昭和22年 （1947） 50
昭和23年 （1948） 270
昭和24年 （1949） 360
昭和46年 （1971） 314
昭和47年 （1972） 301
昭和48年 （1973） 280
昭和49年 （1974） 300
昭和50年 （1975） 304
昭和51年 （1976） 293
昭和52年 （1977） 240
昭和53年 （1978） 195
昭和54年 （1979） 239
昭和55年 （1980） 203
昭和56年 （1981） 220
昭和57年 （1982） 235
昭和58年 （1983） 232
昭和59年 （1984） 251
昭和60年 （1985） 200
昭和61年 （1986） 160
昭和62年 （1987） 122
昭和63年 （1988） 125

No.1 回答者： ピクセル7 回答日時： 2025/06/18 18:27

いいえ1ドル360円でした。